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熱波と旱魃で作物にダメージ

◆7月5日

 日本が梅雨のため大雨で被害が出ている最中、アメリカ中西部では熱波旱魃で作物がダメージを受け、価格が高騰しだしているようだ。野火にやられているコロラド州では64の郡の内62の郡が連邦災害救助法の対象になったようだ。昨日の記事では根切り虫がトウモロコシを食い散らかしている話だったが、今日は熱波と旱魃でやられている、ということで、自然の猛威というものに対してなすすべを持たない人間の姿が改めて浮き彫りにされている。

 既に、このような事、つまり、暑さ、旱魃、野火、不作etcについては、このブログで速くから指摘してきたが、それがいよいよ実際に起こり始めている、ということだろう。天変地異なのだ。これは人間の意識とのかかわりが深い、と伊勢白山道は指摘している

 特に旱魃に関しては、最近も面白い記事を掲載していた。7月3日掲載の「とても大切な話」というタイトルの記事である。アフリカのドゴン族とワニと降雨の関係の話である。霊的に見れば意味があり、そのメカニズムは機能する、というのである。現代の知識人でオカルトを理解しない、できない者には、信じられない話であろう。この記事の中で伊勢氏は「つまり、ドゴン族が水を呼ぶ話には、地球を再生させるための大きなヒントが在るのです」と言っている。

 アメリカはこれから今までの所業の反射、つまり蒔いた種を刈り取るようなことが起きてくる。これはアメリカだけではない、すべての国家、民族、個人もそうなのだ。自然に対して感謝と畏敬の念で接するかどうか、が大変重要な時代に入りつつある、ということ。

伊勢白山道ブログ7月3日「とても大切な話」

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●記録的な暑さと旱魃で全米で不作の危機
http://endoftheamericandream.com/archives/what-happens-if-record-heat-and-crippling-drought-cause-widespread-crop-failures-throughout-the-united-states
【7月4日 Michael Snyder-The American Dream】

 パニックに陥るには早すぎるが、天候がすぐにも変化しなければ、今年の夏は全米で作物の不作を予期せざるを得なくなるだろう。記録的な暑さと旱魃は作物を台無しにしている事は間違いない。残念ながらこの未曾有の熱波はそのまま続きそうだし、記録的な気温はアメリカ中部地帯を焦がしている。

 実際先週だけで2000箇所以上で高温記録に達したり破られている。それだけでなく、降雨量が少ない為、全米で旱魃の状況が出ている。気温が高いまま維持され雨が降らなければ、農業と牧畜業者は大変なことになるだろう。アメリカの作物が不作、ということになったらどうなるだろうか?

 トウモロコシにとっては決定的な時期である。今が受粉の時であり、降雨が決定的に重要である。以下は最近掲載されたインターネットのウェブサイトの記事である。

 インディアナ州のいくつかの地域ではこれと言った降雨のないまま1ヶ月になる。そして重要な受粉時期が始まっているか、始まろうとしているので、大規模な不作に見舞われる農業従事者が出そうである。

 農務省は今年トウモロコシの豊作を期待していたが、その予想は急速に変更されている。農務省ではトウモロコシ畑の22%が酷い状況にあると言っている。そしてその数字は現在の天候が変わらなければ、大幅に上昇すると見ている。

 悲しい事に、ある地域のトウモロコシは永久的にダメージを受けたとワシントン・ポスト紙は報じている・・・

 ある生産者らは既に、いまが受粉の時期のトウモロコシがダメージを受けた、と報告している。他の地域ではトウモロコシがダメージを受けたので、降雨があってもだめだろうと、テレベントDTNアナリストのジョン・サノーは言っている。

 あるいはトウモロコシの供給が何年も見なかったような率に落ち込んでいる。以下はcroplife.comからの情報である。  

 トウモロコシの供給は1996年以来最速で減少している。中西部の熱波が世界最大の収穫に3年連続でダメージを与えている。

 ブルームバーグは備蓄量は6月1日で恐らく31億6800万ブッシェル(8047万メートルトン)で3月1日から47%減少している、という。

 これは何を意味するか、と言えば、食料品価格が高騰するということだ。先月、トウモロコシ価格は27%上昇した。

 小麦の価格も同じく高騰している。「9月小麦粉」の価格は6月初頭以来26%上昇した。

 事態が改善される見込みはあるのだろうか?
 
 残念ながら、事態はこの時点ではかなり酷い。ワシントン・ポスト紙によれば、これからの発育期の展望は大変不吉なものだという・・・

 「旱魃の状況からして、さらに状況が悪化する可能性が高い。それに旱魃が酷くなる可能性が非常に高い」と、気象学者のマシュー・ローゼンクランスは語った。「天候を見ていると、その地域に降雨がある可能性は低い」

 カンサス州のアームストロング農場のオーナーでオペレーターのジェイ・アームストロングは、ダメージを受けた地区を自家用機で訪れたが、通常のレベルに比べてダメージの状況はずっと酷い、という印象を受けた。

 「一年でこの時期は、インディアナ州とかイリノイ州のようなところでは一面の緑野が広がっているのを見れる」とアームストロングは語った。「裸の地面を見たよ。思ったことは、市場はこれから起きることを知らない、ということだ」と語った。 

 この言葉は恐ろしい響きを持っている。

 誰も「大規模な不作」とか、「市場はこれから起きることを知らない」と言うようなことは聞きたくないはずだ。

 牧場経営者はこの暑さと乾燥した気候のために完璧にやられている。以下は私の記事に寄せられたコメントである。

 「6月27日、ワイオミングのトリントンのオークションで2248頭が一日で売られました。通常は数百頭くらいです。何が起きたのかと言うと、牧畜業者は価格が高い内に売ろうとしているのです。それに彼らは秋口には干し草の価格が高くなることを知っています。ワイオミングの牧畜業者がここに来て干し草を求めているのを見ていますよ。つまり、こういうことです:昨夜、父と一緒に草刈地に行った時、父は昨年の量の3分の1でも干し草を収穫できれば御の字だと言ったのです。二つ目に、私は飼料とミネラル供給ビジネスで仕事をしていますが、穀物飼料価格は天井知らずです。ある者はミネラル・乳汁分泌サプリメントの仕事をします。フッター派の居住区にある日行ったところ、彼らは羊の餌用に25トンの醸造かすを買っていました。我々より南のところでは乾燥しています。我々のところもそうなりつつあります。人々はトウモロコシを見つけようと必死です。私たちの穀物倉庫にあるのが最後のものです。ミネラルとサプリメントについてですが、牛たちは栄養の少ない草をはんでいます。それに育てる子牛がいます。水分がすくないからミルクを作れないので、牧畜業者は母牛がミルクを出せるようミネラルとサプリメントを買わねばならないのです。売り上げは記録的です。つまり、今年は我々は深刻な問題に直面しているということです。そして私たちのような小規模な生産者はどうやってこの問題を乗り越えられるのか、ということです」


 このような状況が継続するとなると、トウモロコシと小麦の値段は更に上昇するだけでなく、肉の値段も高騰する、ということだ。経済全体が悪化している最中に、そして何百万もの世帯が食うや食わずの生活をしている時に、このようなニュースはまことに歓迎されざるニュースなのだ。

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モンサントの遺伝子組み換え作物に耐性を持つ虫が繁殖・・・

◆7月4日

 遺伝子組み換え作物シェアで筆頭のモンサントの遺伝子組み換え作物に耐性を持つ虫が驚くべき速さで繁殖しだしているようだ。このままではモンサントの遺伝子組み換え作物はゆくゆくは全滅するかもしれない。

 「自然を征服する」、という思考がもたらす弊害の一つであろう。特に欧米の文明の型がこの型である。「自然と共生」、などとは言わない。自然は征服できる、と本気で考えている。しかし、やはり自然を征服することはできない。その思考をもって自然征服業を継続すれば、その自然から手痛いしっぺ返しを受ける、というのが、いつもの人類の得てきた教訓なのだが、欲の皮が突っ張った、近視眼的にしか物事を見れない者たちには、それが見えない

 これは、原発問題にもいえることである。原発推進論者は、原発を制御できる、と考えている。大地震にも大津波にも対処できる、と考えている。それは彼らの見方が、近視眼的だからだ。「想定」を大きく超えた事態が生じた時にでも、その原発を制御できるのか? という問題には、彼らは答えられない。なんせ、今でさえ、福島原発は収束もしておらず、ここでどでかい地震と津波が再びやってきて、建屋が崩壊したら、建屋内にある燃料棒を冷却できなくなる事態が出来し、その際には、東電も政府も、なにもできず避難するしかない。今、それが起きていないのは、僥倖というべきものであり、ただ、運がいいだけなのだ。

 さて、モンサントのこの遺伝子組み換え作物産業は、崩壊すればよろしい。それが人類と自然のためである。農薬で大地が侵され続けば、ついにその大地から作物ができなくなるであろう。日本でもアメリカ式の農業ではなく、日本独自の「自然と共生」型の農業を発達させるべきである
 
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●スーパー根切り虫がモンサントの作物を食い散らす
http://www.activistpost.com/2012/06/report-nature-may-soon-overcome.html
【6月28 Anthony Gucciardi ? Activist Post】

モンサントを終わらせるものは何か? 裁判だろうか、新しい法律、あるいは0.1ミリに満たない小さな虫かもしれない。 

 新しい情報では、アメリカの法体系の中では成功しているバイオテクノロジーの巨人ではあるが、根切り虫が最終的にモンサント社を終わらせるものになるかもしれないことを示している。

 驚くべき事に、西部のトウモロコシ根切り虫は、モンサントの遺伝子組み換え
とうもろこしを貪り食うことになんの問題もないのだ。これは彼らを殺すようにデザインされたこの作物に対する耐性を発達させたからだ。この小さな生き物がモンサントのトップ・サイエンティストを超えているのだ。

 この会社にとって更にまずい事は、耐性を持った根切り虫は今年の想定以上に成虫になるのが早いのだ。成長が速いことで卵を産むのも早くなり、この虫の孵化幼生はこの数十年間で最速になっている。

 モンサント社は勿論、Btとして知られるバイオ農薬に適応したこの根切り虫の耐性に対しては完全にお手上げ状態である。少なくとも、八つの個体群は耐性を発達させている。そのうちの二つはBt散布液に対する耐性を持ち、六つの種類はBt作物全体に対する耐性を持っている。これに対する回答はなにか? インテリジェンス・クラッシュ型農薬を更に多く使用することだ。  


■根切り虫:自然がモンサントの遺伝子組み換え作物を圧倒
 
 これがため、環境保護局は以前、モンサントの作物は暫くすれば虫に食い荒らされるようになる、と警告したのだ。環境保護局は以下のように書いている:

 モンサントの予想される耐性の問題をモニターするプログラムは「不十分」である。

 この声明はこの問題に関心のある科学者らのグループにより補強されている。今年3月、22人のトウモロコシ専門家のグループは遺伝子組み換え作物の失敗に対する深刻な懸念の声を上げた。彼らは、遺伝子組み換え産業の崩壊がじきに起きるかもしれない、と警告したのだ。アメリカの供給する94%が遺伝子組み換えのさまざまな種類であるので、この警告は強烈な予言である。またこのトウモロコシの多くが食料としてではなく、バイオ・ディーゼルとして利用されるものであることを考慮することは重要だ。

 自然はモンサントの遺伝子組み換え作物に適応し、最後は彼らの没落を引き起こすのだろうか?

 再三再四、研究者や農業専門家らはモンサントと政府に対して、モンサントの遺伝子組み換え作物の産出高は減ってきている事実を指摘しながら、伝統的で持続的農業の実行を呼びかけてきた。 

 ところが却って、食料供給の多くが遺伝子組み換え作物になってきていた。今や、このシステムの崩壊の危機に直面して、モンサントが出したたった一つの回答は、作物にもっと大量の農薬をかけることであり、遺伝子組み換えを更に深化させる、というものである。

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84年ぶりの寒さに見まわれたストックホルム


◆6月10日

 温暖化が騒がれて久しい。しかし2010年の12月22日号で示したように去年の冬も寒かったし、今年も、ヨーロッパは今回の記事もその流れだが、厳しい寒さと大雪に見舞われた。この寒さで路上生活者などが300人以上が死亡した。地中海を超えて北アフリカのアルジェリアでも雪が積もった。

 と言って温暖化がないわけでもない。要するに異常気象なのだ。日本でもいま、猛暑になったり肌寒い気候になったりで体調管理に苦労する方がふえており、風邪をひいてそれがなかなか治らない人が増えている。

 しかし、基本的には5月9日号で示したように、太陽自体の変化が始まっているので地球はこれからは、小氷河期に向かうと見た方がよさそうである。つまり一方では太陽の電磁波で地球自体が内部から温められての温暖化が進み、そのためシベリアの永久凍土が融け始めるようなことが起きるが、同時に地球表面では小氷河期のため寒冷化現象が起き、結局、極端な暑さと極端な寒さが季節感を無視して顕れるというようなものになっていきそうである。

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●ストックホルムは84年間で最も寒い6月
http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5haeIU6MZESvlrh03OiiZ9pN3ouHw?docId=CNG.6b132c77c83405c53dd440d729dc1b73.2d1
【6月3日 AFP】

 ストックホルムでは3日、摂氏6度という、この84年間で最も寒い6月を記録した、と気象学者が語った。

 3日、暴風雨に見舞われた首都で、「ストックホルムでは摂氏6度を記録した。こんなに寒い6月は1928年ぶりだ」と、スウェーデンの気象水象研究所が声明の中に書いた。そしてこの寒さと雨は来週の大半も続く見通しだ。

 「木曜と金曜の天候は雨も弱まり日も差すことがあるので幾分安定し、気温もゆっくり上昇するだろう」と、研究所では語った。ただし、週末からまた新しい豪雨の一週間になるだろうとのことだ。

 寒いこの天候はクリントン国務長官がストックホルムを訪問し、スウェーデンのカール・ビルツ外相とストックホルムの群島の間をボートでめぐりながら会談をした3日に始まった。

 ビルツ外相でさえ自身のブログでこの寒さについて、「天気は酷いままだが、本日この地にクリントン長官が来ているので両国の暖かで良好な関係で埋め合わせしなければならないだろう」と語っていた。

 長い寒い冬の後、冷え冷えとする湿った気候が続くので、多くのスウェーデン人は暖かい気候を待ち望んでいる。チャーター旅行会社のヴィングでは2日、先週は先々週に比べ予約が31%増加したと語った。、

 「夏がまもなくやってきます。人々はスウェーデンの天気をあてにするようなことはしないで、休みの期間は太陽の光を確実に浴びたいと願うのです」と、ヴィングのスポークスマンのマグダレーナ・エールンはTT通信に語った。 

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惑星Xは地球の大きさの4倍?

◆5月24日

 惑星X、つまり太陽系の第十番惑星の存在が再び取りざたされだした。ブラジルの天文学者が太陽系の外縁にあるカイパー・ベルトの天体の軌道を計算し、その軌道のふらつきから地球の4倍ほどの大きさの惑星の存在の可能性を導き出したようだ。

 この話の内容に間違いが無ければそのような天体が今まで発見されずにいた事の理由が問われるだろう。また実際にその存在をつきとめねばならない。あるいはカイパー・ベルトの天体の軌道のブレが別の理由によるものという可能性もあるかもしれない。

 このブログでしばしば紹介している伊勢白山道のブログでは、「第二の月」が姿を現すようになる時が来るといっている。この第二の月というものは、太古に地球に衝突してから飛び去ったものであるが、今再び太陽系近傍に戻りつつある天体ということだ。

 我々日本人の多くが今週月曜日の朝には金環日食の観察のため、老若男女そろって空を見上げた瞬間があったが、惑星Xにしろ第二の月にしろこれから天を仰ぐような機会が増えそうである。

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●天文学者:地球の4倍の大きさの惑星Xが太陽系の縁に存在
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2148631/The-hunt-Planet-X-Noted-astronomer-calculates-planet-times-size-Earth-exist-fringe-solar-system.html

【5月23日 Mail Online】

 太陽系の縁に存在していると言われてきた神秘的な惑星Xの存在が、天文学者の計算の結果から新たな現実味を帯びてきた。
 リオ・デ・ジャネイロの国営ブラジル天文台の天文学者であるロドニー・ゴメスは、海王星の先にある不規則な軌道を持つ氷の物体は地球の4倍の大きさの惑星が太陽系のすそをふらついていることを示唆している、と述べている。

 惑星X(第10番惑星)-冥王星が準惑星にされた今、その名称は間違いかもしれないが-長い事仮説として語られてきたが証明された事は無かった。

 ゴメスはカイパー・ベルトの天体の軌道を計算してきたが、六つの天体があるべき軌道と比べてコースを外れたようだと語った。

 彼は22日、アメリカ天文学会の天文学者たちに、不規則な軌道の理由として最も考えられる事は、離れたところにある惑星規模の天体-「ソーラーコンパニヨン型惑星状天体」の存在で、それはカイパー・ベルト内の天体を動かすほど強力な天体であると語った。


カイパー・ベルト外縁に惑星Xは存在?

 彼はこの惑星は地球の4倍はありそうで海王星に近い大きさで、太陽から1400億マイル離れて、あるいは地球と比べ1500倍離れているであろうと語った。

 あるいは火星規模の大きさで太陽から50億マイル内に、海王星の軌道に近い不規則な軌道を持つ天体であっても回答になるだろう。 

 しかしながら距離の問題があるため、地球に縛り付けられている天文学者にとっては、我々の太陽系の仮説上の新しいメンバーを垣間見る事は困難かもしれない。遠方のために冥王星でさえ見つけるのは困難なのだ。


我々の太陽系

 他の天文学者らは日和見的態度であるが、彼の方法を賞賛した。ワシントン大学のロリー・ベイムスはナショナル・ジオグラフィック誌に、ゴメスは我々の太陽系にそのような惑星がどのように痕跡を残すかということを論証する方法を敷いた。「今のところイエスだ、証拠はないが、より重要なことは彼がその証拠を発見する方法があるという事を示した事だ。そこにあるということを示す証拠を彼が実際に持っているとは思わない」

 コロラドの南西研究所のハル・レヴィサンは、「彼の言っているような影響を海王星ほどの小さなコンパニヨンが及ぼすというのは驚きだ。しかし私はロドニーを知っているし、計算を正しく行ったと思う」と語った。

 9番目の惑星である冥王星は、カイパー・ベルトの準惑星で最大のもので、1400マイルの直径を持つ。この惑星は2006年に国際天文学連合 (IAU) で、全ての惑星の基準に満たない点があり格下げされてしまったが、これはつまり、周囲の天体の影響を受けずに軌道を通過するにはその質量は不十分なものだということである。

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太陽が2重極構造から4重極構造になると・・・

◆5月9日

 日曜日に起きた竜巻はかつて見た事のないほどの大型で強力なものだった。大量のヒョウが降ったことも珍しいことで、まさに異常気象であり、天変地異の中の天変の方だ。

 この異常気象はどうも太陽の変化に原因がありそうだと指摘され始めている。太陽の磁場に変化が出てきており、奇妙な磁場を形成しつつあるようなのだ。それが起きると過去の現象として、小氷河期になると言われている。といって寒いばかりではなく場所によってはこれまた異常に暑い所も出てくるようだ。

 この件については、既に伊勢白山道ブログでは夙(つと)に指摘されてきた事であった。温暖化も太陽の電磁波によるものと指摘されて久しい。それが今科学的裏づけを持ち始めていると考えられる。つまり、これからの地球と我々の生活や運命について伊勢白山道ブログは有益な情報をもたらしてくれると言えよう。これが、ROCKWAY EXPRESSが伊勢白山道ブログを引用し、推薦する理由である。

 なお、以下の記事にあるように「太陽の大局的磁場が4重極構造になる兆候が発見された」のだが4重極構造になった場合、地球はどうなるか、という点についての質問には、伊勢白山道の回答は「大自然が動きます。渦をまくように」というものである。

 備えあれば憂いなし

※伊勢白山道ブログ  ↓ 
 http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou

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●地球は小氷河期に向かうのか?
http://iceagenow.info/2012/05/heading-ice-age-astrophysicist/
【5月8日 Ice Age Now】

 「小氷河期(マウンダー・ダルトン)循環形式が出始めている。世界の寒冷化が早まっている」と天体物理学者のピアース・コルビンは語る

 「太陽の磁場が変形し、この変化は5月に顕著になった」とコルビンは語る。「太陽は変形磁場状態に入りつつある。この奇妙な現象は、日本の国立天文台と理化学研究所が最初に指摘した。過去太陽活動の減少期に起きたものと同じようだと語っている。これが起きると世界は寒冷化が進み、長い冬と寒い春、ひどい夏がもたらされると言う」 

 「同じ時期、独立の観察者が世界で小氷河期型気象が増大していることに気付いた。イギリスやアイルランドなどで、ジョット気流がずっと南に移動したことでより極端な降雹(ヒョウが降ること)とサイクロンを伴う寒い天候が目立って起きている」

 「これらの変化と発見は、我々が2年前に行った世界全体が寒冷化するという予測に対する自信を深めるものである。また毎月各地域に対して、例えば5月にイギリス・西ヨーロッパの中央・東部での特別に寒い天候や、東ヨーロッパの非常に暑い天候などの予測がある」

 「こういった循環形式の発達は、一般的にジェット気流の振幅の拡大によると言われ、ある地域では暖かかったり非常に暖かくなる場所も出てくる。これは3月に通常は寒い北半球だがイギリスやアメリカでは暖かかったり非常に暖かかった事に現れていた」

 「5月は更に劇的なコントラストを見るだろう。気象の変化が起きている。これは太陽によって起きているものであり、CO2によってではない!」


●衛星「ひので」、太陽北極の磁場の反転中の証拠を確認 - 将来は4重極構造に
http://news.mynavi.jp/news/2012/04/23/016/index.html
「2012/04/23」

国立天文台と理化学研究所(理研)を中心とする国際研究グループは、太陽観測衛星「ひので」に搭載された可視光・磁場望遠鏡により太陽極域の磁場観測を定期的に行ってきたが、この度、極域磁場の極性が通常より早く反転しつつあることを捉えたと発表した。

成果は、国立天文台と理研のほか、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、米国航空宇宙局(NASA)、英国科学技術会議、欧州宇宙機関(ESA)などの国際共同研究グループによるもの。可視光・磁場望遠鏡が持つ高空間分解能・高精度偏光解析能力と、長期間にわたり安定的に行われた「ひので」の運用による成果でもある。

現在、太陽活動は極小期を過ぎ、やや上昇してきている状況だ。今回の極小期の太陽磁場は、大局的に見ると、太陽の北極がマイナス極・南極がプラス極となっている。太陽の大規模磁場の極性反転は特に珍しいことでも危険なことでもなく、1997年時点にSOHO衛星が観測した時は、実は現在とは逆で北極がプラス極・南極がマイナス極だった。

よって、次の極性反転も予想されており、これまでは2013年5月頃に起きると考えられている太陽活動極大期(黒点の平均的数が最大になる時期)にほぼ同時に反転すると予想されていた次第である。

太陽の極域磁場は、太陽活動の源泉である黒点の源となっていると考えられており、その振る舞いは、今後の太陽活動を予想する上でも大変重要だ。このため、これまでは地上の太陽望遠鏡により極性の反転が観測されていたが、分解能が足りないため、平均的な磁場強度と極性がわかるのみで、太陽極域で何が起きているのかは確認できていなかったという経緯である。

2007年9月に行われた、「ひので」の可視光・磁場望遠鏡の超高空間分解能と高精度偏光解析能力による観測によって、太陽極域に黒点と同じ磁場強度を持つ大きな斑点状の磁場が存在することが初めて明らかとなった。

「ひので」は、その後も極域の観測を、太陽活動の極小期を過ぎ太陽活動が上昇しつつある4年間にわたり定期的に行い、その結果、予想される時期より約1年早く、北極磁場がほぼゼロの状態に近づいていることが、2012年1月の観測で発見されたのである

北極の磁場を担う斑点状の磁場の数が急速に減少し、低緯度から逆極性の斑点が現れたのだ。この結果、現在太陽の北極域では、逆極性の磁場の大規模な消滅と極性の反転が発生していると考えられている状況である。

この観測の結果から予想されるのが、太陽の北極磁場がまもなくマイナスからプラスに転じるというものだ。しかし、一方の南極では極性反転の兆候がほとんど見られず、安定してプラス極が維持されていることを「ひので」は観測している。

太陽の磁場は、大局的には双極(2重極)子構造(例えば、太陽の南極がプラス、北極がマイナスの棒磁石のような構造)をしているが、今回の「ひので」の観測結果から、南北の両方がプラス極になる4重極構造になると想定され、「ひので」の観測データを用いた太陽の磁場構造の把握が数値計算によって行われているところだ。

太陽の極域の観測は、今後の太陽活動を予測する上でも極めて重要である。太陽活動の前活動周期の終わりから今周期の始めにかけての極小期は、予想以上に長く続いた(通常の太陽周期が約11年なのに対して12.6年であった)。

また、現在までのところ、今周期の太陽活動は、前周期に比べて低調に推移している。さらに、今回の「ひので」の観測により、太陽の大局的磁場が4重極構造になる兆候が発見された。

これらの観測結果は、太陽の内部で磁場を生み出すダイナモ機構の状態が、現代的な太陽観測が始まって以来初めて、変動を来していることを示している。地球が寒冷であったといわれる「マウンダー極小期」や「ダルトン極小期」には、太陽がこのような状況にあったと考えられており、今後の推移が注目されるところだ。

これらの研究成果は、これまでの太陽極域磁場の極性反転過程に対する認識に変更を迫る極めて重要な結果である。2012年10月頃に北極域の集中観測を実施し、今後の推移を明らかにする計画だ。「ひので」による研究の進展により、太陽のダイナモ機構に関する基礎研究や太陽の地球環境への影響の理解が進むと期待されると、研究グループはコメントしている。

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