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揚子江支流の干上がった贛江(かんこう )

◆4月2日

 中国の川の半数以上が消滅した、という。これに加えて湖も消滅している。つまり中国から水という生命活動に不可欠の要素が消滅しつつあるのだ。大河とて例外ではない。黄河は既に水が干上がる現象が起きている。中国の砂漠化の拡大が続いている。しかも存在する川は汚染されているため、実際上飲料水としても不適格なものが多いのだ。

 このまま行けば、中国14億人が飲める水はなくなってしまう可能性がある。これに加えて川に捨てられた豚やアヒルに見られるように、食料となる家畜にも問題が生じている。総じて中国では食べる事も飲む事も、困難になりつつある状況がある。これを日本の為政者は深刻に受け止めるべきである。

 人間は食べれなくなれば、本能的に空腹を満たすべく実力行使に出ざるを得なくなるものだ。生きている人間でも、弱っている人間を見ればその人を殺して、その人の肉を食らって生きようとする様子が描かれているのが、山崎豊子著「大地の子」の冒頭部分であったが、そのような人肉食文化のある中国人が、食えなくなれば、簡単に他国を侵略し、食料や水を強奪する可能性があることを理解しなければならない。

 これからの一定の期間は、世界経済の混乱と崩壊と天変地異の二重奏で地球が大混乱期に突入する時であり、世界中がパニック状態に陥る事も想定し、その際、今までの安定した国際秩序が崩壊、地球が動乱の巷同様の状態となり、弱肉強食の阿鼻叫喚地獄絵図を顕す可能性を考えて、生き残りの戦略を立てていくべきである。

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●中国:5万本の川の内2万8000本が消滅
http://www.theaustralian.com.au/news/world/rivers-wiped-off-the-map-of-china/story-e6frg6so-1226609139591
【3月30日 The Times】

 、80万人の検査官が行ったはじめての全国水資源調査によれば、中国では半分以上の川が消滅したようだということが分かり、政府はその原因を説明するのに四苦八苦している。
 
 1000万平方キロの地域にたった22,909本の川が残っていることが検査官によって確かめられた。1990年代には5万本以上が存在していたのだ。これは水利部と統計局の3年に及ぶ研究で分かったことだ。
 
 当局はこの喪失は気候変動で川が消滅したもので、また初期の地図製作者の過ちに起因するとしている。しかし環境問題専門家は、川の消滅は大衆の意見を聞かずしばしば強制的なプロジェクトによる軽率で間違った観念による開発の実質的かつ直接の結果であると言っている。

 国連は中国を水資源が不足している13国家の一つに数えている。産業廃棄物が水資源を汚染し、昨年は揚子江が薄く赤みがかった色に変色した。

 今月、1万6000頭あまりの豚の死骸が川に投げ込まれているところを引き上げられたことがあり、また死んだ1000羽のアヒルがやはり今週川に投げ込まれていたのが発見された。

 環境問題研究所の水資源専門家のマ・ジュンは、川の消滅は「大いなる警告」となる事柄であり、もっと持続可能な開発の必要性を促すものだ、と語った。

 「主要な原因の一つは地下水の取り過ぎであり、森林が砂漠化していることで山間部での雨量の減少を招いている環境的な問題がもう一つの原因である」とマ氏は語った。

 数兆リットルの水を乾燥地へ送る三峡ダムのような大規模な水力発電プロジェクトは、何らかの役割を果たしている、と語った。

 この調査では水の資質が悪化していることも報告されている。このレポートは新しい首相の李克強が、汚染に関する透明性を誓ったことで出てきた。共産党首脳部が恐れるのは、それが社会不安を増大させることになる、ということだ。

 「これが社会不安を増大させるような時には、その問題を抑えようと動くことよりも、先に手を打っておくべきなのだ」と李首相は語った、と国営メディアが伝えた。

 消滅した川は中国人のインターネットユーザーの間で鎮痛な回想を惹き起こしている。「私が遊んた川は消滅した。一つだけ残っている川は汚染されている。我々はその中の魚を食べる事はできない。みんな辛い」と中国のツィッターであるウェイボに書くピッピ・シュアンガーというネームを使用する人物が書いている。

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この1世紀で最も寒い3月を経験したシェフィールド

◆3月28日

 今年の1月1日号の「南極大陸の温暖化は想定より2倍早い」で示したように、一方では南極大陸などで温暖化の影響がでているのに、今回のシェフィールドの3月の平均気温のように気温の低下も認められる。シェフィールドだけでなくイギリス全体が今年は寒いためガスの需要が高く、ガスの配給制が取りざたされるまでになっていると、3月25日号「ガスが配給制に?:イギリスのガス備蓄は36時間」で示されたばかりである。

 この温暖化と寒冷化のミックス状態の原因は、一つには温暖化による極地の氷の融解でイギリス付近の海流の塩分濃度がさがることで軽くなり、重いメキシコ湾流が下にもぐってしまうことで、メキシコ湾流のもたらす暖かさがイギリスにまで到達しないというような現象が考えられる。

 もう一つは今回の温暖化が太陽電磁波による地球内部からの温暖化であるのと、太陽自体の磁極の変化とが両方同時に起こりつつあり、一方では温暖化が進むと同時に3月25日の記事にあるように、、『小氷河期(マウンダー・ダルトン)循環形式が出始めている。世界の寒冷化が早まっている』ことが考えられることだ。つまり、太陽電磁波は温暖化を推進し、太陽磁極変化は寒冷化を進めている、ということになる。

 しかし温暖化によって海流の変化が生じ、これが地球の寒冷化を推進している限り、どっちかというと地球は全般的には徐々に寒冷化が進むと見たほうがいいだろう。従ってこれからの世界は温暖化による極地の氷の融解で海水面の上昇という現象もあるだろうし、極端に寒い冬もやってくる・・・そして世界の天候はかつてないほどの異常気象を次々に記録するような事態となっていくと考えられるのである。

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●イギリスのシェフィールドではこの一世紀で最も寒い3月
http://www.thestar.co.uk/news/local/coldest-march-in-sheffield-for-over-a-century-1-5533817
【3月27日 The Star】

 シェフィールドでは1世紀以上に渡って最も寒い3月となったと、新しい統計が明らかにした。

 町の住民は未だに寒さに震えている。暦では春が始まっているのに、道に砂をまき、毎朝車の氷を溶かす作業をしている。

 ウェストン・パークのミュージアム・シェフィールド測候所によるデータでは気の重くなる内容となっている。

 この3月は1883年以来、平均気温で最も寒い3月なのだ。そして記録された3月の平均気温としても2番目の寒さとなっている。この平均気温は凍るような摂氏2.4度である。

 この月で一番寒かった日には、摂氏マイナス4度を記録した。

 これは2013年は3月の最低気温では31番目に寒い年ということである。
 最高気温は9.3度で、これは2013年の3月の最高気温としては1996年以降では最低となり、記録された3月の最高気温として2番目に低いものとなった。

 雪の塊が意味するところは、シェフィールドはこの30年間で最も多い21cmの降雪であったということだ。これは1940年代に開始された統計記録でみれば、4番目に多い降雪量となった。

 50年以上にわたる測候所の記録によれば、3月の降雪は降雪が無かった期間より多く、60%の期間雪が降っていたことになった。、

 測候所は毎月の月間データをスターの読者と共有することに同意した。次の4月のレポートを注目してください。

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山火事に立ち向かうオーストラリアの消防士


◆1月9日

 オーストラリアでは今は夏であるが、夏につきものの山火事が今年も大変な猛威を振るっているようだ。これからは全世界的にカミ、つまり火と水の猛威が心配されるようだが、山火事もその一つであろう。これが「記録的な猛暑」のため、火に油の格好になって延焼を食い止めることが出来ないようである。オーストラリア全体の平均気温が空前の40度以上を記録したようなのだ。

 これからは、このような「天変地異」が激しさを増していくということは夙に指摘してきた。今年1月1日の伊勢白山道ブログ記事では、「カミ(火水・神)・火と水の祓い、が発生し始めると感じます」という指摘がある。火は火山活動も当然であるが、この山火事というのもそのカテゴリーに入るであろう。

 地上に住まわせてもらっているだけでも感謝すべきなのに、感謝を忘れて闘争に明け暮れる人類に目を覚まさせるために、神の祓いが激しさを増す、と言うことである。それが本当にそうであるかないかは、これからの世界を見ていけば分かるかもしれない。伊勢氏は「今までは存在がアヤフヤだった存在(神・精霊・宇宙人・・・・)、居るのかいないのかがハッキリしなかった存在が、誰の目にも明らかに存在の片鱗を現し始める年だと感じます」と指摘しているのだから、時間と共に見えてくるものがあるだろう。ただし2013年はまだまだ準備の年である。
 
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●オーストラリア:記録的暑さの中で山火事が猛威
http://worldnews.nbcnews.com/_news/2013/01/08/16407282-australias-hottest-day-on-record-hampers-wildfire-fight?lite
【1月8日 NBC News staff and wire reports】

 オーストラリア南西部全体で猛威を振るう山火事に対して消防隊員が決死的な消火活動を行っている。当局は国立公園から撤退させ記録的な極度の暑さと強風のため地域によっては壊滅的な被害が予想されると警告した。

 「我々は記録的で最悪な山火事に対処している」と南ウェールズ地区消防局長のシェーン・フィッツィモンは語った。「これ以上ひどいのはない。壊滅的な状態にある。これらの地域から出来るだけ早く去ることが最も安全な方法だ」と語った。

 壊滅的脅威レベルは最高度に深刻なレベルである。

 消防隊員はオーストラリア東海岸で8日、多少でも気温が下がることを期待している。海岸沿いのいくつかの町では劇的に気温が下がったことで火事の延焼を緩めるかもしれないからだ。7日はオーストラリアで最高気温が記録されたが、大陸平均で華氏104.6度(40.3℃)だったとオーストラリアの7ニュースネットワークが報じた。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙は、かつて無いほどの暑さのため気象予報士たちは気象画面上に新しい色の深紫とピンクを加えねばならなくなった、と報じた。

 死者は報告されていないが、タスマニアの職員たちは先週ホバート市の東にある小さな町のドゥナレイを襲った山火事のため行方不明となった100人の住民の安否を確認しようとしている。この火事で90軒の住宅が破壊された。8日、警察は破壊された住宅の初期の点検では遺体は確認できていないと発表した。 


■オーストラリアは壊滅的な日々を過ごしている
 
 山火事は4日以来南部タスマニア全体で5万エーカーの森林と農場を焼失させた。ニュー・サウス・ウェールズではこの山火事は6万4000エーカーを焼き尽くした。このニュー・サウス・ウェールズでは130以上の山火事が延焼を続けているが、今のところ危険にさらされている住居はキャンベラの南にあるクーマ町近郊にある数十軒ほどだ。クーマ・モナロのディーン・リンチ州市長は、住民の何人かは近くのニミタベル町に避難した、と語った。

 強風によって消火活動に支障が出ている。場所によっては毎時60マイルの突風が記録されたところもある。  


■タスマニアの山火事
 
 いくつかの火事は放火犯によるものと、7ニュースが報じた。8日シドニー西部で、火事を起こしたとして3人が起訴されたと7ニュースが報じた。

 いくつかの場所では華氏113度以上を記録したため全国の森林地帯と国立公園は閉鎖され火の使用が全面的に禁止された。

 一人のボランティア消防士が7日、シドニー南西140マイルにあるグンダルー村で消火作業中に手と顔に深刻な火傷を負った。彼は治療のためシドニーの病院に搬送された。フィッツィモンスは彼の症状は8日快方に向かっていると語った。


■その他のニュース
 
 オーストラリアでは夏に山火事が起きることはよくあることだ。2009年2月、ヴィクトリア州で数百ヵ所で山火事が発生し、173人の死者を出し、2000軒以上の住宅を破壊したことがあった。

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西南極の温暖化は想定の2倍の速度で進んでいる

◆1月1日

 謹賀新年

 2012年は何とか大難にならずに乗り切ったが、これから激動の2013年、2014年、2015年を迎える。やはり世界経済問題とエネルギー争奪を中心とする各国の覇権争い、そして何にもまして、「天変地異」が、これからの世界での問題の中心になるだろう。

 「温暖化」が進んでいるが、その原因が人類が発生させる二酸化炭素だという説はあやふやなものになってきており、そもそも地球の温度は過去さまざまな変化をなしてきているし、今回は特に太陽からの電磁波による、地球の内部からの温暖化が進んでいると指摘されているし、それが海流の変化を惹き起こし、気候を変化させていると考えられてきている。

 以下の記事にあるように、南極大陸の西部、西南極では想定の2倍になる速度で温暖化が進んでいるようだ。この状況が進めば、地球全体の海面上昇がそれこそ想定の速度を上回る速度で成されるかも知れない。また海流の流れの変化が大きくなれば、逆に寒冷化が始まることも予想される。

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●南極大陸の温暖化は想定より2倍早い
http://english.pravda.ru/science/earth/26-12-2012/123306-antarctica_warming-0/
【12月26日 Pravda.Ru】

 研究者らは西南極の温度は1958年から2010年の期間で平均2.4度上昇したと考えている。これは想定していたものより2倍早いことを示している。

 アメリカの研究者らは西南極の氷床(WAIS)で夏の期間に温暖化の兆候があったと語っている。高温による氷の融解で海面の上昇が起きるのではないか、と懸念している。 

 この研究はネイチャー・ジオサイエンス誌に掲載された。1950年代に西南極(にしなんきょく)にアメリカ政府によって設置されたバイヤード・ステーションによって集められたデータを科学者らがコンパイルしたのだ。


■統計におけるギャップ
 

 前の研究はデーター不足のため結論を得ることが出来なかった。このアメリカの科学者らによる新しい研究は、統計におけるギャップを埋めるのにコンピョーターモデルを使用した。

 このモデルを基準にして、研究者らは1958年から2010年の期間で平均2.4度上昇したと考えている。「我々が目撃していることは、地球温暖化の強烈なサインの一つである」と、アメリカ大気研究センターの科学者でこの研究論文の共同執筆者であるアンドリュー・モナガンは語った。「これは、夏の期間、温暖化が進んでいるということを結論つけることのできた最初である」

 夏の期間に温度が高いことは自然のことだが、南極大陸は極寒の地であり一年を通じて気候は殆ど変わらないところである。
 
 この研究の別の著者であるオハイオ州立大学のデイビッド・ブロウィッチ教授は、この惑星は決定的な一線を超えたことを明らかにしていると考えている。「夏、温度が上昇したと言う事実は、WAIS融解は底からだけでなく表面からも起きているということだ」


■人間活動あるいは自然の変化? 

 ネイチゃー誌に掲載された以前の研究内容は、WAISの温度が上昇するのは、海洋の温暖化のためであると示唆しているが、新しい研究は大気も重要な役割を果たすことを示唆している。

 科学者らはこの変化は恐らくは太平洋の風のパターンが変化したことによるものだろうと語っている。「我々は地球のいたるところで起きている気候変動のため起きている、よりダイナミックなインパクトとWAISにおける熱の蓄積を目撃している」とモナガンは語る。

 研究者らは南極大陸で記録された熱の上昇について人間活動の影響の度合いは明らかにしなかった。「この問題はまだ議論されるべきものだ。この研究ではそこには触れていない。私自身の意見は、南極大陸の温暖化における人間活動の影響はあるだろうと考えている。しかし、そうだと断言はできない」

 ブロウィッチ教授はこの問題に結論を出す研究は今なされる必要がある、と考えている。科学者らは、2002年にラーセンBとして知られる部分で起きたような氷河の大きな塊と共に地すべりが起きるかもしれない、という懸念を共有している。

 一ヶ月前に、ラーセンBの氷塊が大陸から離脱した。「西南極の氷解について常にある懸念材料だ」と教授は語った。

 南極大陸の棚氷は厚さ200メートルあり、表面積は3250平方マイルある。 
 
 (ポルトガル語からの翻訳)

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洪水の後は寒波に襲われるイギリス:金曜日朝は全国的に零下が多い

◆11月29日

 北海道では雪のため鉄塔が倒れ、寒さの中停電となった地域がでている。地球の反対側のイギリスでは豪雨で洪水騒ぎになったが、今度は極端な寒さが襲うようで、今夜は100年来の寒さになる、と予想されている。

 二酸化炭素による温暖化が騒がれたが、このように温暖化をあざ笑うような寒さが世界で起こっていることを見ても、あの温暖化の騒ぎは何だったのか、ということになりそうだ。

 このROCKWAY EXPRESSでは、時々「伊勢白山道」のブログ記事の紹介などをしている。その中で指摘されている事柄の中に、世界的な天変地異というものがある。例えば気温の低下や豪雪、強風、が激しくなることも含まれているのを見れば、今回のこのイギリスの豪雨による洪水や厳冬などもその内に入る。

 大自然が人類に対して容赦ない脅威をもたらし始めていると考えられる。したがってこれからも、「記録的な何々」というような現象が世界各地で起こるようになるだろう。そしてこれに加えて、世界では、地震、火山の噴火、津波、このイギリスを襲った洪水や寒波に加えて、人災としての経済の混乱と原発事故を予期しなければならない。

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●零下20度? イギリスは100年来の寒さに見舞われる
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2239556/UK-weather-forecast-Britain-faces-coldest-winter-100-years-Big-Freeze-follows-flood.html

 イギリスは今夜、100年来の最も寒い冬といわれる寒さに見舞われるので凍える夜になりそうだ。この寒さは週末まで継続しそうで、道路は危険な状態になり、洪水に見舞われた人々にとっては更に厳しい状況になりそうだ。

 気温は場所によってはマイナス3度にまで落ちるかもしれず、ペンニン山脈には雪が既に降っている。北ヨークシャーのソルトバーンでは、北風が余りにも強く吹くので崖から落ちる水を崖の上に吹き戻しているほどだ。




 先週洪水を惹き起こした土砂降りの雨は和らぐと見られるが、晴れた空と北風は気温を下げるであろう。

 今夜の寒さは厳寒の到来を告げるもので、12月・1月には場所によっては気温はマイナス20度にまで下がることが長期予報では警告されている。彼らは冬の到来で全国で吹雪が道路を封鎖し鉄道網を機能不全にすることを恐れている。

 今夜から始まる寒く乾燥した天候は降雨の中休みということでで終わるかもしれない。更に激しい降雨が来週初めにも戻りそうであり、洪水のダメージと戦っている人々に更に厳しいことになりそうだ。
 
 「天候は更に寒く、乾燥したものになりそうだ」と気象予報士のジョン・リーは語った。
 
 「北風で空は晴れ渡るので、一層寒さを感じるようになり、気温が零下になれば今夜は広範囲で凍えるようになるでしょう」 「冷たい雨は明日には高地でみぞれや雪、あられをもたらすでしょう。金曜日には北スコットランドでは豪雪の恐れがあります」

 地方の当局は厳しい冬を予期しており、砂撒車(グリッター)と除雪車が足りなかった為交通に支障をきたした、2年前の失敗を繰り返さないように準備を進めている。イングランドとウェールズの評議会を代表する地方自治体協会は、130万トンの塩化カルシウムと数百台のグリッターの準備ができている、と語った。

 「国が活動を続けられるようにすることは自治体の努力による」と、評議会の経済・運輸委員会議長のピーター・ボックスは語った。

 「評議会はできるだけ多くの道路に対応するようにし、人々のために何千もの砂貯蔵所を準備した」 「彼らは地元の評議会、コミュニティー・グループ、人手が回らないような地域に砂を撒くボランティアの降雪監視員に道具を渡し、農業従事者らは田舎道で手伝いをしてくれるだろう」 「高速道路、道路清掃、公園スタッフは除雪の支援のために、店舗、学校、避難施設などに動員されるかもしれない」、

 彼は、評議会はツィッターやフェイスブックなどの社会メディアを、自分たちの地域に天候がどう影響しているかに関し人々に最新の情報に触れられるよう、使用するだろうと語った。

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経済から宗教まで、時代の先を読み解くための作業を人間活動のあらゆる分野にメスを入れて行います。
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