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路上に横たわる餓死者

◆6月3日

 ロシア革命とはユダヤ革命なのだ。この革命でキリスト教会は破壊されたが、ユダヤ教の会堂は破壊を免れた事を見ても理解できるだろう。無神論者のユダヤ人ボリシェビーキはロシア正教徒を何千万も殺戮した。そしてウクライナでは農民等を集団的農業化のために、餓死させてまで従わせた。

 ウクライナで恨まれているのはユダヤ人であるが、そのユダヤ人が今回の選挙で大統領になった。ユダヤ人がどれほど狡猾であるかが理解できよう。ウクライナ人は自分達で自分達の運命を切り開くことは出来ないのかも知れない。最後の救済はロシア正教徒のプーチンからやってくるのかも知れない。

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●ウクライナ:シオニスト・アメリカの新ユダヤ植民地 -その2-
http://www.darkmoon.me/2014/ukraine-zionist-americas-new-jewish-colony-by-lasha-darkmoon/
【5月31日 By Dr Lasha Darkmoon】

 カガノヴィッチはこの件では同じユダヤ人でソ連の秘密警察(NKVD)の創設者であるゲングリッチ・ヤゴダに支援され、そそのかされた。このヤゴダもまた、どういうわけか性的倒錯者であった。ユーリー・スレツキンは。「ユダヤの世紀」の中で、「秘密警察はソ連の機関の中では最もユダヤ的なものだった」と書いている。アルノ・J・マイヤーは、「何故天国は暮れないのか?」の中で、「20世紀後半には、異常な数のユダヤ人が秘密警察内で高い位置を占めるようになり、軍内でコミッサーとして働いた。彼等は高い位置を与えられ、目立つ地位を得ていた」

 プリンストン大学の歴史学名誉教授のマイヤー自身も、スレツキン同様、ユダヤ人かもしれない。もう一人のボルシェビキであるニコライ・イェツォフはナタネアル・カプナーによってユダヤ人と指摘されたが、ユダヤ人ではないかもしれないが、彼はユダヤ人を妻とし、ユダヤ化されたスターリンがそうであったように常にユダヤ人と共にあった。ラザール・カガノヴィッチは彼のパトロンであった。「小人」として知られるイェゾフ(身長151cm)もまたウクライナの農民の大量餓死において主要な役割を演じた。

 カガノヴィッチ以外にも、ウクライナとソ連ののキリスト教徒の虐殺に貢献したユダヤ人がいる。イリヤ・エレンブルグ、ナタルフィ・フレンケル、マチアス・バーマン、ゲンリーフ・ヤゴダ、そして最後の大物である、ラブレンチ・ベリア、彼は「隠れユダヤ」という噂がある。

 ベリアは単に大量虐殺者というばかりでなく、血に飢えたセックスマニアで小児性愛者で何十人も拷問し自宅地下に(生きながらに?)埋めた人物だ。

 絶対的な権力が絶対的な悪と出会えば、そこで何が生まれるのか?悪魔の支配だ。

 ロバート・コンケストの「悲哀の収穫」からの引用文がある。ウクライナがボリシェヴィク政権下でどう生きたのか、ということが記されている。当時の記憶に苛まれる多くのウクライナ人が今日でも生きている。彼等もまた「ホロコーストの生き残り」であるが、この人々が忌み嫌うのはナチスではなくユダヤ人である。

 「農業人口の4分の1、男、女、子供らが4千万の住民の広大な土地で、死んでいるか死につつある・・・まるで巨大なベルセン(収容所)のように・・・残りは、いろいろな段階にある衰弱した者たちで、自分達の家族や隣人を埋葬する力さえ残っていない人々であった・・・そのベルセンでは、たらふく食っている警察や党の役人が犠牲者を監督していた。

 「歩く屍」の人々は、馬の排泄物でさえ、中にある種粒のため食した・・・人間同士の共食いが頻繁に生じたため、地方の当局は「死亡した子供を食する事は野蛮である」というポスターを何百となく発行した」

 彼等はよろめきながら町に入り広場で倒れこんだ・・・駅をうろつきながら、これらの「膨れあがった人影、廃物の群れ、虱と共に生きている者たち」は、声にならない訴えをしながら乗客の後を追った・・・彼等は身を引きずりながらパンをねだり、あるいは凍った汚い残飯のゴミ捨ての山に食べ残しを求めてさまよった。毎朝、荷馬車が死体を拾って通り行ぎて行った・・・中にはまだ死なないうちに拾われていく者もいた。そして広大な穴に埋められたので、それは砂丘のようだった。死骸は浅く埋められていたので、狼が掘り起こし食べられた」

                            その3に続く

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皆がユダヤ人

◆6月2日

 5月25日のウクライナの大統領選で、ペトロ・ポロシェンコが選出されたが、彼がユダヤ人だということで、結局このブログの5月15日号「ドイツの電話世論調査でプーチン支持が89%」の中で、「ウクライナの大統領選挙も、不正が行われない、という保証はない。結局、都合の良い結果を今の暫定政権がこしらえて世界に発表することになるのだろう」と指摘したが、ユダヤ人のポロシェンコとユダヤ人のティモシェンコとの戦いなのだから、初めからユダヤ人が勝利することは間違いなかったのだ。

 今後このブログでは記事掲載を今までどおりには出来ない事情が出てきているため、あらかじめお断りしておく。

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●ウクライナ:シオニスト・アメリカの新ユダヤ植民地 -その1-
http://www.darkmoon.me/2014/ukraine-zionist-americas-new-jewish-colony-by-lasha-darkmoon/
【5月31日 By Dr Lasha Darkmoon】

 これらの4人の政治家は二つの共通点を持っている。
1.彼等全員、とてつもない影響力を新ユダヤ支配ウクライナに与えている
2.彼等全員がユダヤ人である。

 右端には新首相のアルセニイ・ヤツェーニュク(ユダヤ人)、隣のアメリカ国務長官のジョン・ケリーは最近自分の「ユダヤ人祖先」を発見したという。彼の左にいるウクライナの新大統領であるペトロ・ポロシェンコ(ユダヤ人)、左端にはヴィターリ・クリチコ(ユダヤ人ボクサー・彼の父親はソ連の赤軍兵士だった)

 ウクライナの新大統領であるペトロ・ポロシェンコがクーデターで成り上がった首相のアルセニイ・ヤツェニュークと同様、ユダヤ人であるという事実は、多くのウクライナ人にとってはボディー・ブローのような影響を与えている。

 それは、ウクライナは世界でも反ユダヤの最も強い国家であったからであり、それには理由もあるからだ。ウクライナ、ロシアそしてポーランドの一部ではユダヤ人の高利貸しは疫病神であり、農民はユダヤ人のグループが通り過ぎる際にはしばしば十字を切るサインをしたものだ。ユダヤ人は悪魔の
省略的表現となった。ルーマニアの一部では、吸血鬼が略奪を事とする吸血的ユダヤ人を象徴するようになった。

 何世紀もウクライナではたのヨーロッパ諸国に比べて、先鋭的なユダヤ人問題があった。これは部分的にはウクライナにはおおくのユダヤ人がしたからであり、彼等は農民の容赦ない搾取者として見られていた。

 ウクライナの反ユダヤ主義はその頂点を1030年代に迎えた。それは一つの言葉で言い表せられる:ホロドモール

 ホロドモールとは、ウクライナ語で「飢餓ジェノサイド」という意味で、1932年から33年にかけてウクライナで700万から1000万人が人工的に殺害されたことを指している。これは極悪非道の残虐な虐殺計画で、スターリンのユダヤ的ボルシェヴィキ政権によって実行されたものだ。ウクライナ人は、ユダヤ人コミッサー、とりわけユダヤ人の大量殺戮者であるラザール・カガノヴィッチがウクライナ人が飢餓で死んでいくのを傍に立ちながら満足そうに見ていたことを余りにも強く覚えている。

 スターリンの親密な友人であるカガノヴィッチは、共産党の政策である「集団農場化」を進めるために、飢餓を通して家族農業経営を破壊することに乗り出したのである。この集団農場化では、農民は土地を失い、国家のために強制的に働かさせられることになり、実質的な奴隷状態に陥った。
                                  その2に続く

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オーストラリアの西方海上での捜索


◆5月22日

 3月17日号「マレーシア航空機行方不明事件と9・11事件の相似点」で、このブログでは、「地上からリモートコントロールで操作され、ある地点に飛行させられたのでは、という見解が示されている」とし、また「一節にはこの航空機はインド洋のディエゴ・ガルシアにある米軍基地にまで飛行したというものがある。真相はまだまだ分からないし、分かるようになるのかも分からない」と書いたが、事態は全くその通りの展開を示している。

 このミステリーについて、マレーシアの元首相のマハティール博士が、当ブログと似た見解を表明したようだ。つまり、この事件はアメリカのCIAが何か隠しているとし、遠隔操作で操縦をされた可能性について語っている。これだと乗客も乗務員も生存している可能性があるが、生存していても、一生もとの生活には戻れないのかもしれない。

 これには中国とアメリカとの関係が絡まっている可能性がある。今も南シナ海では中国のごり押しにベトナムやフィリッピンなどが憤慨し、アメリカの協力の下に対抗しようとする姿勢が見える。いつかは中国とアメリカは衝突するのであろうか?当ブログが示したように、インド洋のディエゴ・ガルシアにある米軍基地にこの航空機は存在するのであろうか?

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●マハティール元マレーシア首相:CIAはMH370便の情報を持っている
http://www.smh.com.au/world/cia-withholding-information-on-flight-mh370-says-former-malaysian-pm-mahathir-mohamad-20140519-zrh0a.html
【5月19日 Lyndsey Murdoch — Sydney Morning Herald】

 マレーシアの与党の最も影響力のある人物の一人は、マレーシア航空370便(MH370)に関する情報は隠されてきていて、オーストラリアの捜索は時間と金の浪費だと語った。

 マハティール・モハマド元首相は、この航空機の3月8日の失踪は、「最もありうることとして、燃料切れによる普通の墜落という問題ではない」と語った。

 「航空機は、どこかマレーシア航空がマークしていない場所に存在する」と彼は語った。「破片や水面の油膜などを探す事は、あるいはブラックボックスから音を聴いても時間と金の浪費であ」と言う。

 1981年から22年間首相を務めたマハティール博士(88歳)は、自身のブログで、「パイロットが荒海に軟着陸し、それから静かに機体と共に沈んでいった」とは到底考えられない、と書いた。

 「何かが隠されている。MASやマレーシアが非難されるのはフェアーではない」とある。

 マハティール博士はアメリカのCIAが乗客239人を乗せた航空機の失踪の知識を持っているが、マレーシアには知らせていない、と示唆した。

 更に彼は、航空機製造会社のボーイング社と、ある国の政府の情報機関は、行方不明の777機のような民間航空機の制御を遠隔操作で奪う能力を持っている、と主張した。

 「何らかの理由で、メディアはボーイングとCIAに関しては何も報道しないであろう」と彼は語った。

 マレーシアの与党内で黒幕として影響力を維持しているマハティール博士は、他のブログで先月、この航空機が南インド洋に墜落したのかどうか、と疑問を呈し、ボーイングに対しその失踪に対して非難した。

 彼が首相であった時、ニューヨークの世界貿易センタービルに対する攻撃を、イスラム世界に対する攻撃をするための口実として行われたと示唆することで、マハティール博士はアメリカなど欧米諸国に対ししばしば批判的であった。

 失踪から2ヶ月以上経って、ナジブ・ラzク首相が、機内で何が起きたのか、あるいは航空機の正確な存在場所など誰も分からない、と先週語ったにもかかわらず、博士のMH370についてのコメントは、マレーシア国内での深刻な疑惑を表している。

 ナジブは、多くの議論と目撃情報などを無視して、MH370は捜索が集中的に行われている南インド洋で墜落したことを専門家らが突き止めたと語った。

 しかしマハティール博士は最近のブログで、航空機は「ただ失踪したのではなく・・・今日のように、無線、衛星トラッキング、デジカメなど、殆ど無期限で作動する強力な交信システムがあり、広い貯蔵スペースのある航空機では」と書いている。

 「MH370のパイロットは、誰かが直接か遠隔かで装置を動かし、航空機の制御を奪った後に自分の航空機のコントロールを失った、ということは考えられないであろうか?」と彼は書いた。

 一方、航空機の12人の乗務員の親族らは、マレーシア航空に対し、アメリカのリベック・ロー・チャータードに法的支援で協定を結んだ事を発見した後に、マレーシア航空は彼等を見捨てたと主張している。

 MH370のインフライト・スーパーバイザーのパトリック・ゴメスの妻は、マレーシア航空は親族達に16日に電子メールを送信、家族のケアーのために派遣されていた介添え人を停止するとあったと語った。

 航空会社は今月初め、家族支援を停止し北京の宿泊施設を閉鎖した。

 「最初の日から彼等(マレーシア航空)は、我々は皆家族です、皆様の願いがあれば何でも言ってきてください、お力になりますので、と言ってきた。それで介添え人が派遣されたのだ」と、ゴンザレス(51歳)は語った。「しかし、介添え人を取り上げるなんて、我々とMASを結ぶライフラインなのに、こういうことは・・・介添え人は法的な事を助言するためにいるのではないのだから、それは良くないです」と彼は語った。

 ゴンザレスは、航空会社は親族等に、会社に対しては弁護士を介して取り次いでくださいと言ったと語った。

 「私に関して言えば、夫はまだMASの従業員で・・・私にとっては、夫はまだ北京行きのMH370にいて、北京からまだ帰ってきていないのです」と、彼女は語った。

 マレーシア航空は親族に対するコメントは発していない。

 一方、MH370に触発された2本の映画が、カンヌ映画祭でバイヤーにしつこく売り込みをされていた。拳銃が現れ、パニックに陥る乗客などが示される90秒のバニッシング・アクトの予告編が、インドで6日間放映された。

 このミステリーについて何冊か本も書かれている。

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アメリカの原発(黄色)と原子力を使用している州(緑)(マリン・カツーサのインタビュー)

◆5月21日

 ロシアの天然ガスなどがウクライナを経由してヨーロッパに供給されているから、ヨーロッパはロシアと全面的な対決姿勢を維持し続けることは出来ないといわれてきたが、実はアメリカもロシアのエネルギーに大きくその電力を依存させてきたことで、ロシアに対する制裁などは、却って危険である、と指摘する論文が以下である。

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●資源ストラテジストはロシアの新しい脅威を警戒
http://www.shtfplan.com/headline-news/strategist-warns-of-new-russian-threat-it-would-be-the-greatest-blackout-in-american-history_05182014
【5月19日 Marc Slavo — SHTF.com】

 ここ数ヶ月、アメリカとロシアの間の緊張状態が続く中、多くの国際的アナリストは、核戦争から、金融サイバー攻撃、大量破壊兵器、非対称的戦争、全国の電力系統を狙った攻撃などを含む結果に警戒感を表明している。

 オバマ政権は既にロシアの政治家とビジネスの利権に対する制裁を開始しているが、それは妥協を引き出すこともないまま、その問題の多い地政学的対応は却って火に油を注ぐ事になるかも知れない。ケイシー研究所の資源ストラテジスト主任のマリン・カツーサによれば、国内の価値ある資源を支配しているロシアは、自分達の制裁を実施することを決意した場合、アメリカに対しそれらの資源をユニークな戦略的なものとして利用でき、それは深刻な影響を与えることになる、という。ロシアは石油と天然ガスが豊富で、自分達の要求が満たされないならばガスのパイプラインを閉鎖すると脅すことで、ヨーロッパとの交渉に再三利用してきた。しかし、殆どの人が知らないことは、ロシアはウラン鉱業という稀少金属部門をも支配している、ということだ。

 もしもロシアがウランの輸出を制限することにすれば、アメリカで我々が経験している生活は一変してしまうだろう、とカツーサは説明する。

 「それが起きれば、アメリカの明かりは消えてしまうだろう。アメリカの歴史上最大の停電が起きてしまうだろう・・・

 皮肉なことに、ジョン・ケリーはオバマと一緒にそれに向かっているし、ロシアに対し制裁を課すことを語っている。しかしロシアが望めば、アメリカのエネルギー使用量の20%を引き抜くことができ、これはアメリカの五世帯の内の一つは停電することを意味する。

 我々は現実を思い起こさなければならない・・・我々は希望とか夢を語れるが、現実は、アメリカの5世帯の内の1世帯はロシアが与えている燃料を使用しているのだ」

 以下のフューチャー・マネー・トレンドとのインタビュー内容を聞くべきである。マリン・カツーサはアメリカのエネルギー依存性の現実について、輸入している石油に限らずウラニウムその他の資源について掘り下げて語り、ロシアが文字通りアメリカのエネルギー・プラグを引き抜くことを決断することで生じる影響について説明している。

 「2013年にアメリカは4500万ポンドのウラニウムを消費したが、国内で生産したウラニウムは440万ポンド弱である。どのくらいの量を使用したいのかによるし、実際どのくらいが回収されているかによるが、10%以下ということろであり、実際は6~7%くらい(が国内で生産されている)であろう。 

 アメリカは消費するウランの90%を輸入しているが、それは戦略的問題である。基本電力の20%は原子力によっているが、その原料となるウラニウムの90%は輸入に頼っている・・・アメリカ人はこれにはびっくりするだろう。これら輸入の内、半分は元ソ連からのものであり、私はそれをソビエトの影響と呼んでいる。

 皮肉にも、人々が忘れていることは、ロシアはアメリカの土地でアメリカの企業を総合した量より多く生産しているということだ。だからこれは警戒すべきなのだ」

 オバマ政権は何年も、彼等の前任者等も同様に、アメリカのエネルギー自給を外国の利権の前に投げ出してきた。アメリカは1973年危機を惹き起こした石油禁輸の経済効果については熟知している。この時、石油価格は4倍に跳ね上がった。最近では、2008年に中東で緊張が高まった時、天然ガス価格は一年で40%上昇しアメリカの戦略的石油備蓄が脅かされたことがあった。

 冷戦終了後、ウクライナでの革命騒ぎが起きる数ヶ月前までは、ロシアとは比較的安定した貿易関係を維持してきた。しかし今やアメリカ人は新しいエネルギーの脅威に直面している。ロシアが上記の決断をすれば、アメリカ中で停電が起き、一夜で電気料金がロケット上昇することになるだろう。

 この脅威は誰の視野にも入っていないように見えるが、もしもプーチンが政治的手腕を十分に持っていることを示そうと決断すれば、これはアメリカ人の生活にすぐさま影響を与えるものである。

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ベトナム国境へ向かう中国軍

◆5月20日

 南シナ海のパラセル(中国名:西沙)諸島周辺でベトナムと中国とが衝突しているが、ここに来て中国は軍隊をベトナム国境沿いに展開しだしたようだ。一種の脅しであろうが、ベトナムと中国とはかつて1979年に中越戦争と言うものを経験しているから、第二次中越戦争なるものが起きる可能性も出てきた

 この中越戦争では、侵略した中国軍が敗退している。ベトナムは独立前の対フランス戦、その後の対米のベトナム戦争、ポルポトのカンボジア、そして対中国の中越戦争と、カンボジアを除く何れも大国相手に一歩も引かずに「侵略者」を撃退してきた、いわば歴戦のつわものと言っていい国であり、軍隊である。

 今の世に、平和憲法を護持すれば、戦争は起きないようなことを言う左翼の大●●者たちが多いが、相手が弱いとみれば、攻め込んでくる国がいくらでも存在するのが、世界の現実である。ベトナムは大国ではないが、自分の国は自分達で守る、という考えと行動において模範となるような国家であり、日本人も見習うべきである。

 この南シナ海では中国とロシアとが軍事演習を始めるが、そのロシアは実は中国が嫌がる高性能の潜水艦六隻をベトナムに供与しているし、しかも大型爆撃機Su-34(スホーイ34)も今年になって供与している、といわれていて、実際は中国とベトナムと、どっちの味方か分からないようなところがある。

 このように国家と国家の関係とは、一筋縄ではいかないもので、かつて独ソ不可侵条約が結ばれた時、ドイツとソ連は不倶戴天の敵同士と認識していた日本は、その真意を理解できず、時の平沼内閣は「欧州の天地は複雑怪奇なる情勢を生じた」と言って総辞職したことがあった。だからこそ、どの国も信頼できないものとして、最終的には自分の国は自分達で守る、という気概がなければ、国を失う事になるのだ。

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●戦争間近?中国はベトナム国境に軍を集結
http://www.zerohedge.com/news/2014-05-19/%E2%80%9Cconflict-between-china-and-vietnam-imminent-china-piles-troops-tanks-artillery-and-
【5月19日 by Tyler Durden】


ベトナム国境に向かう中国軍の装甲兵員輸送車

 ウクライナ問題で緊張が続く中、中国の領海侵犯問題での報復で、ベトナム人の抗議する者たちが中国人等を殺害したことが報じられたため、もっと危険な兆候が中国とベトナムの国境沿いで起きている。大紀元紙によれば、「国境付近の住民によって撮影された写真によれば、軍隊、戦車、トラック、大砲、装甲兵員輸送車などが5月16日、17日にベトナムとの国境に向かって行くのが見られている」、という。

 中国人のネチズンは人民解放軍の大規模な動きを示す写真を掲載しているが、多くは軍用車両と共に完全武装の中国軍部隊が崇左市(すうさし)に向かっているものである。

 一人のネチズンは、中国軍は崇左市からベトナムとの国境から60マイルにある萍郷市(へいきょうし)に向かう列車に乗ったと語った。このネチズンは更に、ベトナムへ向かうヒューギ国境検問所は閉鎖されている、と語った。

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経済から宗教まで、時代の先を読み解くための作業を人間活動のあらゆる分野にメスを入れて行います。
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