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イランのセジル2-ミサイル

 ◆5月24日

 イランの新しい地対地ミサイルがイスラエルを完全にその射程に入れること、また性能面でも進化しているということで、イスラエルの現実的脅威になったという。

 昨年11月にもイランはこのセジルの発射実験をしており、その際は成功したとは認めなかったアメリカだが、今回はゲーツ国防長官が「成功」したと認めた。
 イスラエル筋も同様の見解で、イスラエルがイランを先制攻撃した際、このミサイルで反撃される可能性が定まったこと、またその際イスラエル側にはこのミサイル攻撃に対する迎撃を現段階では成功させる見込みがあまりない、という見方なので、イランに対する先制攻撃に二の足を踏ませる要素になった、と見ている。

 これで、イスラエルはますます追い詰められてきていることになる。時間はイスラエルに味方しない。むしろイラン側に味方すると言える。
 つまり今イスラエルがイランを先制攻撃すれば、まだこのセジルは実戦配備されているわけでないから、反撃の可能性はほとんどない。勿論通常の今の戦力による反撃はあるだろう。しかし時間が経過すれば、このミサイルが実戦配備され、しかもイランの核計画も進展する。また、ロシアからの地対空防衛ミサイル(S-300)も配備されるかもしれない。

 だから、先制攻撃をするなら、もう余り時間は残されていない、となるが、アメリカはイランとの外交交渉に積極的で、イスラエルが攻撃すれば、それに同調するどころか、むしろイスラエルを非難し、制裁行動に出かねない情勢だ。

 結局、イスラエルの最良の選択肢はただ一つで、それはイラン攻撃はしない、と決めることだ。そしてパレスチナ国家独立を認め、その際イスラエルの安全保障(水・エネルギーの確保なども含む)を国際社会が保障することを認めさせることだ。アラブ・イスラム社会がその妥協案に乗る条件は、間違いなくイスラエルが1967年の第3次中東戦争以前の国境線にまで戻る、ということだから、イスラエルはそれを実行しなければならない。東エルサレムも同様の措置がとられることが必要だ。

 したがって、今からイスラエルは国家の命運をかけてこの選択肢を選択できるような世論作りを始めねばならないだろう。それ以外の、アラブ・イスラム社会とイスラエルの両方が受け入れられる、そして共生できる妥協案はありえない。


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●イランのミサイル:イスラエル迎撃体制に対する脅威
【5月21日PressTV 】
 イスラエルは20日に発射テストに成功したイランの新長距離ミサイルである「セジル2」に対する十分な迎撃能力を保有していない、とイスラエル関係筋が語った。
 イスラエルの軍情報サイト DEBKAfileでは21日、イランの新ミサイルはイスラエルと欧米諸国にショックをもたらした、としている。
 この記事では、イスラエルのネゲブ砂漠にあるネバティム空軍基地の最新式アメリカ対空ミサイル施設を含むアメリカの迎撃システムは、セジル2の持つ精度その他の進んでいる性能を認めた。
 「イランは少なくとも、イスラエルのミサイル防衛能力より2,3年は進んでいる」と、西側の軍関係筋のコメントをウェブサイトで紹介している。
 このイランの射程2000kmの地対地ミサイルは、イスラエルのイランに対する潜在的な攻撃を抑止する主要な兵器と見做されている。


●成功したとゲーツ米国防長官、イランの新世代ミサイルの実験
【5月21日 CNN】
 イランが20日、新世代の地対地ミサイル「セジル2」の発射実験に成功したと発表した問題で、ゲーツ米国防長官は同日、「成功したと受け止めている」との考えを示した。射程は約1920キロとも説明した。だが、目標に命中したとのイラン側の主張は確認出来ないとしている。
 米政府はこれまで、ミサイル発射実験に成功したとのイランの主張を疑問視するのが多かった。イランは昨年11月にもセジルの発射実験を行っているが、米政府は失敗したとの見方を示していた。
 イランの国営メディアによると、今回の実験は同国北部のセムナーン市で実施した。イランのアフマディネジャド大統領は、同ミサイルは固体燃料の使用でより長距離の飛行が可能になったとしている。「セジル2」は、モスクワ、アテネ、イタリア南部までの射程距離を持つともみられる。
 ギブズ米大統領報道官は20日、セジル2のミサイル実験について触れ、オバマ大統領はイランによる核兵器技術の追求に大きな懸念を抱いていると述べた。イランは自国の核開発計画で欧米と厳しく対立。イスラエルは、イランが核兵器開発を進めているとの疑いを強め、先制攻撃論もくすぶっている。


●イランのミサイル発射、周辺各国から懸念の声続々
【5月22日 サーチナ】
 イランのアハマディネジャド大統領は20日、イラン北部のセムナーン州で、新型の地対地ミサイル「セジル2」の発射成功を宣言した。ミサイルの射程距離は約2000キロに達し、イスラエルや中東に駐留する米軍基地の攻撃を可能にするとみられ、米ヒラリー・クリントン国務長官による「イランの軍事計画は軍拡競争を引き起こす可能性がある」との発言をはじめ、各国は懸念を示した。中国では新華社が22日付で伝えた。
 アハマディネジャド大統領は同日、「ミサイル『セジル2』はセムナーンから発射し、射程目標に到達した」と語り、ミサイル発射の成功を宣言し、「ミサイルには固形燃料を使用している」、「大気圏を突破後、射程目標に戻ってくる」などと説明したが、具体的な射程距離には言及しなかった。
 一方、イランのミサイル発射で、各国では懸念の声が続々と上がっている。
 ヒラリー・クリントン米国務長官は20日の上院議会で、イランの核兵器所有と発射は「中東で軍拡競争を引き起こす可能性がある」と懸念を表明。米ホワイトハウスのロバート・ギブズ報道官も、イランのミサイル計画は、イランの安全の強化ではなく、逆に不安定化を招くと発言した。
 ロバート・ゲーツ米国防長官は、下院歳出委員会の公聴会で、イランのミサイル発射の成功について「ミサイルの射程範囲は約2000―2500キロ。しかしまだエンジンの問題が未解決と見られるため、実際の射程距離は2000キロになるだろう」との見解を示した。
 また、イスラエルのダニエル・アヤロン副外相は、「イスラエルにとっては、イランはすでに射程約1500キロのミサイル発射していることもあり、今回のミサイル発射に、戦略的な新たな重要性があるとは思えない」と述べる一方、イランが射程約1万キロのミサイルを開発していることにも触れ、米国やヨーロッパへの攻撃もありうると警鐘を鳴らした。
 このほか、イタリアのフラティニ外相は20日、会談場所がイランによって首都テヘランではなく、ミサイル発射基地周辺のサムナンに変更されたため、イラン訪問を取りやめた。同外相はイラン訪問でアフガン問題について話し合う予定だった。
 専門家によると、イランのミサイル発射は、イランの核問題を解決したい米オバマ大統領と、自衛権を主張し、イランの核施設への攻撃も辞さないイスラエルのネタニヤフ首相との会談への報復や、来月12日に控える大統領選挙を前に、ミサイルの発射で国力を誇示し、アハマディネジャド大統領の支持率維持を狙ったものなどの見方もあり、今後の動向に注目が集まる。


●イラン:ロシアのS-300ミサイル取引は順調に進んでいる
【4月15日 RIA Novosti】
 「ロシアのS-300地対空ミサイルシステムのイランへの引渡しには何の障害もない」と4月15日、イランの外務次官は語った。「この契約にはなんらの問題もない」と、モスクワ訪問の最終日、メフド・サファリ氏は語った。
 契約の履行について特別な規定は提案しなかったが、いくつかの国が示したイランへのS-300ミサイル引渡しに対する懸念については、「このシステムは結局防衛システムで、どんな国でも購入する権利がある。他国を攻撃しようとしている国だけが心配するものだ」と語った。
 ロシアの兵器輸出関係の高官は先月、イランはまだこのS-300防空システムは受け取っていない、と述べている。・・・以下略

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