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潜水艦発射型弾道ミサイルのブラバ
◆6月15日
シリア問題で緊張の高まる米ロ両国であるが、来週初めにはプーチンとオバマ両大統領の会談が予想されている。おそらくは、両者はそれなりの友好的な雰囲気の中、会談を進めると思われる。もともとオバマはロシアとリセットをしたがった人物だ。またシリア問題を悪化させている存在はオバマに対する敵性グループと考えられるからだ。
またヨーロッパでは17日のギリシャの選挙の結果しだいでは、大きな経済的混乱も予想され、各国がシリア攻略のための謀略に力を入れられる情勢ではなくなりつつあると言える。
更に以下にあるようにロシアの姿勢は断固としたものであることが更に明白となったので、またこれだけの謀略を繰り広げても、シリアでのアサド政権に対する国民の支持に変化は見られないどころか、ますます結束を固めている情勢があるため、NATO側も正念場を迎えているところであろう。彼らが更に狂って謀略を強化すれば、鉄槌が彼らNATO・GCC諸国の頭上に下されるのも遠くないであろう。
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●シリア問題に対するロシアの警告 -2-
http://www.voltairenet.org/Russian-Warning-Shots
【6月11日 by Thierry Meyssan ? Voltaire Network】
潘基文はこの動きに水を差そうとし、自ら同じような対抗的な関係国グループを組織しようとした。ワシントンで開催されたシリアの友人」会合制裁作業部会でクリントン長官はロシアの提案に反対しシリア政権転覆の意向を示した。
トルコでは、反対派議員がシリアの避難民村を訪問した。彼らは国連で登録された数より1000人以上、避難民が少なく、反対に兵器庫があるのを確認した。議員らはまた、エルドアン首相に支援物資が、存在しない避難民に与えられていることを明らかにするよう国会で要請した。彼らは、避難民村は秘密の軍事作戦用に使用されており、主にリビヤ人の戦士が後方基地として利用している、と主張している。このトルコの議員らは、シリアのホウラで虐殺がなされたときに、このリビヤの戦士らがホウラに送り込まれていたと主張している。
これらの事柄は国連安保理でのロシア大使の非難内容が正しいことを示している。ヴィタリ・チュルキン大使の非難内容は、潘基文の在リビヤの代表であるイアン・マーチンが国連の避難民用の資金をアルカイダをトルコに引っ張ってくることに使った、というものだ。
サウジ・アラビアでは、アブドラ王とスダイリ族との仲たがいが目立ち始めている。君主の要請でウレマ(上級宗教学者評議会)の最高評議会がシリアはジハド(聖戦)の地ではない、というファトワを発布したが、外相であるファイサル王子は「反逆者アラウィ派」に敵対する勢力に向けた武器支援を呼びかけた。
7日の木曜日、潘基文と人権委員会高等弁務官であるナヴィ・ピレイが国連総会の場で自分たちの意向を主張すれば、ロシアは2発の大陸間弾道弾の発射実験を行ったりし、騒がしい日となった。
ロシア連邦戦略ミサイル軍スポークスマンのヴァディーム・コヴァル大佐は、カスピ海近郊のサイロからトポルが発射されたことを認めたが、地中海の潜水艦から発射されたブラバについては明言しなかった。しかし発射自体は中東全域、イスラエル、アルメニアで観察された。そして空に似たような航跡を残す兵器は知られていない。
このメッセージは明らかだ。ロシアはもしもNATOとGCCがアナン計画に定義されている国際的義務に準拠せず、テロリストの支援を続けるならば、世界大戦も辞さないということだ。
情報筋によれば、この発射はシリア当局と協調して行われた、という。ロシアは、シリアに対して憲法に対する国民投票でアサド政権が受け入れられればババ・アムルのイスラム首長国を根絶することを推奨している。またロシアは、新国会が開設され新首相が選任されれば、シリア内に潜んでいる外国人傭兵を一掃することを推奨している。テロから市民を守るため、防衛的戦略から攻撃的行動へ転換するよう命令が出されている。シリア軍は自由「シリア」軍の拠点への攻撃を始めている。傭兵たちは迫撃砲、対戦車ミサイル、そして今後は地対空ミサイルを保有するようになるため、これからの戦闘は困難になることだろう。
急速に増大する緊張状態をほぐすため、フランスはロシアが提案する臨時関係国グループに参加して、この提案を速やかに受け入れる姿勢を示した。アメリカはフレデリック・C・ホフをロシアに派遣した。クリントン長官によって前日なされた声明と異なり、ホフはロシアの提案を受け入れた。
レバノンに戦闘が拡大したことを嘆く、あるいは紛争の中東全域化の可能性を推測する時期は過ぎた。過去16か月間のシリア不安定化作戦を通して、NATOおよびGCCは出口のない、世界戦争につながる情勢を作り出したのだ。
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