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ISISの侵略行為にイラクのクルド人は防衛戦争を進めている
◆8月19日
イラクのクルド人自治区にある油田の石油を誰がどう扱うかという問題が今回のISISの侵略の背後にある問題ということのようだ。イラク政府は蚊帳の外だ。またISISの資金面を含めた責任者はサウジアラビアのファイサル王子だという。
これを推し進めているのはオバマ政権というよりか、ユダヤ系の政府関係者のようだ。オバマは各方面から圧力を受けているらしい。この一件を見ても、アメリカの大統領がある意味傀儡的存在である事が分かる。以下の記事では、大統領が望むと望まないとに関わらず、これらの連中が良しとする陰謀を実行する様が示されている。
ISISに対する資金供給の責任者はサウジアラビア王子にあるという点からも、今までのこのブログで指摘してきた内容が正確であった事が理解できる。冬季オリンピック前にプーチン大統領を脅したのも、このスンニー派過激イスラム主義者のグループの親分としての、このサウジアラビアの立場からだった。ユダヤ・イスラエルとサウジアラビアを筆頭とする湾岸アラブ非民主国家との黒くて暗い野合が世界の混乱を増幅させているようだ。
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●在トルコ米大使館がISISの司令部-レバノン内部告発者 -その2-
http://nsnbc.me/2014/06/22/u-s-embassy-in-ankara-headquarter-for-isis-war-on-iraq-hariri-insider/
【6月22日 by Christof Lehmann ? nsnbc.com】
前の記事でイラクでの流通阻止の措置をとったことがヨルダンに問題をおこしたことを説明している。武器や戦士、弾薬などはヨルダンを経由せざるを得なくなったからだ。
ハリリの内部告発者は、2013年8月までにISISは油田を制圧するはずだったが、二つの理由でその計画は失敗したと語った。イギリスはシリアへの空爆に対する支援から撤退した。それでシリア軍は8月、ISISとジャブハト・アル・ヌスラらをデイル・エズ・ゾルから追放する事ができたのだ。
「状況はひどかった。というのも、6月にハリリ、イェディズ、ハウラミ、スコウクロフト、その他全員は石油をアメリカ、トルコ、EUでどのように分配するかを話し合う用意ができていた。11月のサミットは既成事実を扱うものだった」とハリリの情報筋は強調した。更にアメリカはマリキをホワイト・ハウスに招待した際、彼の頭に銃を突きつけたのだ。
イラクのクルド人地区大統領のマスード・バルザニもイラクのノウリ・アル・マリキ首相も2013年11月にワシントンに招待されている。
「ワシントンのあるサークルはオバマにマリキの頭に銃を突きつけるよう圧力を掛けていた」と、このハリリの情報筋は語った。更に、「時間は残されていなかったがオバマは躊躇していた」と語った。「時間は残されていなかった」とはどういう意味か、と問われ、更に誰が実際オバマに圧力を掛けたのかと問われ、彼は以下のように語った:
「バルザニはイラクのクルド人自治区に対する支配力を失いつつあった;9月の選挙では敗北した。トルコを経由するイラクの石油の分配、イラク政府を蚊帳の外に置こうとする一切の計画は、クルド人自治区とトルコとの間で11月初旬には決まっていた・・・」
「誰がオバマに圧力を掛けたのか?私はオバマにメッセージを伝えた人物が誰であるか知らない。ケリーかと思っている。大事なのは、どこからこのメッセージが来たのか、だ、キッシンジャー、スコウクロフト、ヌーランド、ケーガン一味、スタヴリディス、ペトラウス、リカルディオーネ、アトランチック評議会のネオコン族か。・・・私の知る限りでは、誰かがオバマに11月までにクルド人自治区と関係を良くするようマリキに圧力を掛けた方が良いと語ったのだ。誰が実際オバマにアドバイスを与えたのかは、それほど重要ではなく、重要なのは、これらの人々はオバマが同意すれば一緒に、同意しなくても勝手にことを進めるだろうということをオバマに知らせたという事実である」
ISISを作戦に利用するということが了承された経緯の詳細を彼が知っているかどうか、尋ねられて彼は以下のように語った:「影で、スコウクロフト、ハリリ、その他数人らと共に」。「もっと具体的に話してもらえないか」との質問に、「話せるけれど、私も死にたくないからね。リカルディオーネはあの日の作戦を任せられていたよ」と語った。
サウジアラビア王家の有名な一員であるアブドゥル・ラフマン・アル・ファイサル王子が、ISIS旅団を率いる人物として指名されていると指摘し、この「王子」は作戦の資金と、司令組織の一員としての責任があるが、作戦の司令部はアンカラにあるアメリカ大使館である。「私の知る限り、リカルディオーネ大使抜きでは何も動かない」と彼は語った。
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