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イスラエルに機密を流そうとしたスパイ

◆10月21日

 アメリカの機密情報をイスラエルに流そうとしたスパイが逮捕された。イスラエルのアメリカでのスパイ問題はこのブログでも「スパイ工作事件でイスラエルに圧力を掛けるオバマ政権 ◆4月30日号」でも取り上げたように、頻繁に起きている。
 このような国がアメリカの同盟国だ、というのだからあきれる。これをみても、アメリカがイスラエルに鼻面を引き回されてきた今までの歴史が分かろうと言うものだ。
 故シャロン元首相は、「心配するな、我々がアメリカをコントロールしているのであり、アメリカ人もそれを知っている」、と嘯いたが、それは上記のようなスキャンダルがあっても、アメリカがイスラエルとの同盟関係を切れない事情を表す言葉かもしれない。

 しかしこのところ今回のスパイ事件だけでなく、臓器密売事件(7月27日号)などでもFBIがおとり捜査でユダヤ系アメリカ人の悪行を暴き逮捕している。スパイ事件でも今年はこれでこのブログで取り上げた分だけでも2件目となる。こうして継続的にユダヤ・イスラエルのスキャンダルを暴くことで、ユダヤ・イスラエルのアメリカ国内における立場を弱め、締め上げていくことが強まっていくものと思われる。

 これは前に「これは、実はオバマ大統領の取り掛かり始めている大きなプロジェクトの突端であり、発端であろうと考える。つまりいままでの歴代のアメリカ政府ができなかった、アメリカとイスラエルの腐れ縁を断ち切り、通常の国家と国家の関係に持っていくための作戦の取っ掛かりの事件であろうというのだ」と“アメリカのユダヤ教教師:腎臓を16万ドルで販売 ◆7月27日”で書いたことの裏づけともなる。  


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●政府の科学者をスパイ容疑で逮捕-イスラエルに機密を流そうとして
【10月19日 AP】
前国防総省職員がイスラエルに機密情報を渡そうとして逮捕される

 メリーランドの前国防総省職員で科学者、ホワイトハウス・宇宙評議会とその他の省庁で仕事をしていた人物が19日、機密情報をイスラエルの情報員と信じたFBI職員に渡したことで逮捕された。
 スチュワート・デイビッド・ノゼッテ(52)は、機密情報を交信し、手渡し、送信しようとしたという刑事告発で起訴された、と司法省は発表した。
 訴状はイスラエルあるいは誰かが背後でアメリカの法に違反することをしたと主張はしていない。
 エルサレムではこの問題が明らかになった夜、イスラエル政府はすぐにはコメントは無かった。
 ノゼッテはFBI捜査官によって逮捕された。彼は20日連邦裁判所に現れることになっている。司法当局はノゼッテは弁護士をすぐ準備しない、と語った。
 供述書では、FBI捜査官レスリー・マルテルは、9月3日ノゼッテはイスラエルの情報機関員だと装う人物から電話を受けた、と述べた。その電話の呼び出しはFBI捜査官であった。

 ノゼッテはその日の夜、その機関員とワシントンのホテルで会うことに合意した。その後の会合で、二人はノゼッテのイスラエルのために仕事をする意思について話し合いがなされた、と供述書にあった。

 ノゼッテは過去に保全許可証を持っていてアメリカの衛星情報にアクセスできると捜査官に伝えたと言われている、と供述書にある。
 ノゼッテはまた情報を売る用意がある、と語ったと言われている。捜査官はイスラエル情報機関のモサドが通信システムを準備するだろうからノゼッテは情報を郵便局の私書箱の中に送ることができる、と説明した。

「彼らはどう支払うかを解決しなければならない」
 ノゼッテは定期的に継続的に情報を流すことに合意した。またイスラエルのパスポートを要求した、と供述書にはある。この事件の推移が記されている。
・・・以下略

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経済から宗教まで、時代の先を読み解くための作業を人間活動のあらゆる分野にメスを入れて行います。
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