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ハルキフで親ロシア派を弾圧したキエフ当局の送った部隊
◆5月14日
キエフのクーデター政権が、現地の警察も二の足を踏む残虐なやり方で住民らの抵抗運動を弾圧したことで、この政権がウクライナ民衆からは乖離した精神にある、つまり民衆のためにはならない政権であることをウクライナ人全般が認識し始めることになろう。
毛沢東が政権は銃口から生まれる、と言ったが、キエフの暫定政府は、銃口だけではなく、その他さまざまな暴力から生まれている。そして同じ暴力を動員してその政権を維持しようと試みている。毛沢東の中共政権もキエフの暫定政権も、暴力で出来た政権であり、その政権維持のため更なる暴力を動員し、ただただ政権の維持、権力を保持し続けることが重要である、という一点で共通している。そしてどちらの政権も民衆一般からは忌み嫌われている。
その権力を執拗に求める目的は、キエフの暫定政権自体にとっては権力そのものの持つ性質によるが、その政権樹立を支援したアメリカとNATO勢力にとっては、ロシアの弱体化にある。ウクライナをロシアから切り離すこと・・・これが目的である。アメリカ・NATOとは新世界秩序勢力と同義と言ってよいから、新世界秩序勢力が持つ性質がこの暴力的権力である。彼等が勝利すれば、世界は専制的単一独裁政府世界になってしまう。それを阻んでいるのが、ロシアである。
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●アメリカの変貌:アルカイダとナチスを支援 -その2-
http://www.globalresearch.ca/america-has-switched-sides-now-backs-al-qaeda-and-nazis/5381716
【5月11日 Global Research】
●ナチスを支援
アメリカはウクライナのネオ・ナチを支援している。
これらのごろつきどもは既に日中カメラで撮影される中、大量殺人を犯している。
2014年2月大統領を追放した「抗議」デモの指導者(アンドリイ・パルビイ)は、ネオ・ナチでありウクライナ・ナチスのメンバーである。
彼は現在ウクライナ国家治安局の長官となっている。その職務の一環として、彼はウクライナでロシア語を語るロシア系住民の殺害をするため、ネオ・ナチ旅団を組織した。
APとニューズウィークの元特派員であるロバート・パリーは以下のように記している。
キエフの右翼政権に抵抗する活動が東部と南部のロシア系住民の間で広まると、クーデター政権はウクライナの正規軍に市民に対し発砲させることが出来ないことが分かった。そこで自身ネオ・ナチの国家治安局のパルビイ長官は、クーデターを通して戦闘になれていてやる気満々のネオ・ナチの部隊を投入することにした。
これらの過激派は国家警備の特殊部隊として再組織され、ウクライナ正規軍がしたがらない汚い仕事をするために東と南に派遣された。これらのウクライナ国粋主義者の多くは、第二次世界大戦時のナチスに協力したステパン・バンデラを英雄視していて、彼のように、ユダヤ人やロシア人その他、劣等な民族のいない、人種的に純粋なウクライナを夢想している。
オデッサでの抗議する者たちのことを、彼等が焼き殺されたからか、コロラドハムシと呼ぶ中傷は、東部で抵抗運動を行っているロシア系住民により使用されている黒と赤のことを言っている。
アメリカの主流メディアはパルビイのことを単に、臨時政府の国家治安局長官と、あるいは国粋主義者とまでしか説明しないが、彼の経歴には、1991年にウクライナ国粋主義をネオ・ナチのシンボルとブレンドしたウクライナ国家社会主義党を創設したことが含まれている。昨年、彼はマイダンの「自衛部隊」の司令官になった。
それから4月15日、キエフ政権の国家治安局長官になり、ウクライナ軍が市民に発砲することを嫌がっていることを知った後、パルビイは「マイダン自衛義勇兵によって組織された州兵予備軍が今朝、前線に派兵された」とツィッターで公表した。
この州兵は5月2日に労働組合会館が放火された時、オデッサに存在していたのであり、マリウポルで警察本部が放火された5月9日にもそこに存在していたと、11日付けニューヨーク・タイムズ紙が報じた。
ウクライナ新政府のパルビイとその他のナチの熱狂的ファン達が支配するネオ・ナチは、ロシア語を話す住民がいた建物に放火することで大量殺人を二度犯している。
パリーは以下のように説明している:
ウクライナでは、反抗的なウクライナ南東部で占拠された建物に放火する準軍事的ネオ・ナチ勢力にもたらされた新しい陰惨な戦術が、ロシア系とその他の反抗者らの抵抗運動を弾圧せんとするクーデターで出来たキエフの政府が好む戦術として注目されてきているようだ。
政権側の人間が反乱側の人間を労働組合会館に追い込み放火したやり方は、オデッサで5月2日になされた。ロシア系住民が焼け死んだか煙で窒息死した。建物の外では人々が赤黒コロラドハムシと馬鹿にし、「焼けろ、コロラド、焼けろ」と叫んでいた。後になって、記者らは建物の壁に鉤十字様のシンボルと、第二次世界大戦時のドイツSSのウクライナ支部であったガルシアンSSを称える落書きを見つけた。
占拠した建物に放火するという戦術は5月9日に再びマリウポルで行われた。ネオ・ナチの準軍事組織で、政権の「州兵」となったグループが警察本部に派遣された。そこは反乱側が占拠していて、恐らくはキエフの新政権が任命した治安局長官を拒絶する警察職員も含まれていたことだろう。「州兵」の展開は建物の放火につながり、中にいた相当な数の人々(初期の推定では7人から20人とされていた)が殺害された。
ウクライナ警察の何人かは残酷さにうんざりしていた。パリーが以下のように指摘した:
ニューヨーク・タイムズ紙は、警察本部周囲に集まった住民等は内務大臣のものとは違う内容を語った。市警察は親ロシア派側に同情的で、キエフの臨時政府によって新しく任命された同市出身者ではない長官に反抗的であった。
「装甲車が市内に入り反抗的な警察に対峙し・・・」
***
キエフ政権の懸念するところは、地方の警察の忠誠が良くて混乱している、ということで、それがマイダンの「自衛部隊」を特殊「キエフ-1」警察部隊として使用することになり、オデッサに派遣されたのだ。
つまり、ウクライナの新政府はネオ・ナチ旅団を、現地の警察が拒否した残虐な任務をさせる為に送ったのである。
ウクライナのネオ・ナチはイスラム主義過激派テロリストをも支援している。
それでもアメリカはこういったごろつきどもを支援しているのだ。再び言うが、アメリカはその味方する側を変えた。世界大戦の時、戦ったナチスを今日では支援しているのだ。
●悪い奴らを良い人々よりも支援する理由は何か?
事実は、我が政府はイスラム主義過激派テロリストとナチスを以前から支援していたのだ。
しかし、今はそれが手におえなくなり、それで我々は良い人々よりも悪い奴らの方を支援しているように見えるのだ。
パリーは以下のように書いている:
多くのアメリカ人は自分達の政府がネオ・ナチあるいは過激派の者たちと協力し合っているとは信じたくないのだが、これには実は長い歴史があった。
***
中央アメリカの紛争で、私が1980年代に、APとニューヨーク・タイムズ紙の記事のために取材していた内容に、親米政権と繋がっていたいくつかの「死の分隊」は、極右世界反共連盟と同盟していたネオ・ファシスト運動から作られていた、というものがあった。
***
こうした不快な同盟関係全ての重要な点は、アメリカ人がアメリカの顧客の真実の性格については知らない、ということである。1980年代、レーガン政権は、エルサルバドルとグァテマラ、それにニカラグアにおけるCIAが訓練を施したコントラなどの、アメリカの支援する勢力の残虐性を報道しようとするジャーナリストと人権活動家をを脅すため、「民間外交」というコンセプトを広めたことがあった。
殆どのアメリカ人は、中央アメリカ中で司祭や修道尼を殺害し、その他の殺戮を犯した極右の「死の分隊」についての報道をどう思い返せばいいのか分からなかった。
***
だから、キエフ政権がネオ・ナチの民兵で組織されたマイダンの「自衛部隊」を、建物を占拠しているロシア系住民の虫けらどもを焼き殺すために、ウクライナ南東部に送ったとしても驚くに値しないだろう。重要なことは、アメリカ人がこの秘密を知る事にならないようにすることだ。
悲しいかな、左右の専門家らがアメリカが世界最大のテロリズムのスポンサーになってしまったことを認めたのだ。
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