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ウクライナでの弾圧の犠牲者に対しウクライナ大使館前で花を捧げるモスクワ市民
◆5月7日
昨日の「ロシア・レポート:ウクライナの人権侵害状況の詳細」で「ウクライナでは極右ネオナチ勢力が政権の、特に軍事・治安関係部門に入っているため、人権問題が起きている」と指摘したが、今日の記事では、42人の犠牲者を出したオデッサでは、治安部隊が「民間人活動家」たちで組織されることになる、という。つまり本物の警察部隊に代わって、キエフからのネオナチの活動家達が治安部隊の制服を着て鎮圧活動、すなわち弾圧をすることになる、、ということなのだ。
5月9日は、ソ連がナチス・ドイツを敗退させ戦争に勝利した、その記念日ということで、ウクライナ中で戦勝記念日の祝賀が行われるが、その際、親ロシア派が現在のキエフのネオ・ナチ政府に対する抗議のデモをする可能性がある。それが全国的な盛り上がりを見せ、それに脅威を感じたキエフ当局が弾圧を強めれば、またそれが契機となって、ウクライナは更に内戦に一歩近づくことになろう。
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●オデッサ:ファシストが治安部隊の制服を着用
http://www.globalresearch.ca/odessa-this-time-the-fascists-will-be-wearing-uniforms/5380685
【5月6日 By Lionel Reynolds-Global Research】
今日ロイターは、世界のメディアでは過小にしか報道されていない重要な内容を取り上げた。ウクライナのキエフの政権と組織だったファシストの暴力との間の反駁できないはっきりとした関係を示している。
火炎瓶を投げて放火したファシストの一団の行動の直接的結果として起きた火災で、オデッサの労働組合会館内で親ロシア派活動家ら42人が焼け死んだその日、ロイターは以下のように報じた:
「・・・キエフ当局は反乱が西方面に拡大するのを阻止するため、南西部にあるオデッサに向けて、警察の特殊部隊を召集した
ウクライナ政府はこのオデッサの特殊部隊は、「民間人活動家」を軸として、週末に反乱鎮圧に失敗したオデッサの警察と交替させることになるだろう、と語った。この部隊を派遣するということは、ウクライナの東部で反乱に対処する一方、より拡大された内戦に移行する動きには強烈に抵抗するというキエフ当局のはっきりとしたシグナルであった。
この「民間人活動家」とは誰のことか?彼等は国家治安局長官で、元ネオナチ準軍事組織である「ウクライナの愛国者」の頭目であったアンドリエ・パルビィイによって動員されるのであろうか?
彼等の中にはウクライナのファシスト的暴力の急先鋒を担ってきた第三勢力のライト・セクターのメンバーが含まれるのだろうか?動員された「民間人活動家」は、このオデッサの虐殺の犯人であるファシストの何人かが含まれるのだろうか?
それは、ソ連がドイツに勝利したことを祝う5月9日の勝利の日が近づいてきている時であり、非常に慎重さが要求される状況で、そのような愚かで極端なやり方でやったとは、ウクライナ政権にとっては大いなる失敗となることだ。
このような状況で、この「民間人活動家」は政権の強烈な支援者で、分離主義者の強烈な敵であり、体を張った闘争も平気な、自薦の者たちであることに誰か疑問を呈する者はいるか?ウクライナの現在の状況で、この特別な段階で名乗りを上げる者は明らかである。
ユリア・ティモシェンコも負けてはいない。彼女もファシストに武装させよという声に乗った口だ。キエフ・ポスト紙によれば、「戦闘能力のある」義勇軍を作ろうと呼びかけているという。
これはファシスト自警主義によって権力を握った政権であり、その権力を維持するために同じファシスト自警主義を動員し展開しようとしている。元ナチのパルビイを国家治安局の責任者に据えることで、彼等の意図は明白である。
この災厄的な政権は、誰も投票してできたわけではないのだが、自国民に対する全面的な軍事攻撃を指揮している。内務省によれば、スラビャンスクでは昨日、30人が殺害されたという。これには武装していない民間人も含まれていると言われている。
ヤツェニュークの臨時政府は週末にはオデッサで42人、スラビャンスクでは昨夜30人という相当な犠牲者を出している。犠牲者の身元が正しく分かれば、じきにいわゆる挑発者と言われているものの正体を知ることになるだろう。
その間、大きな課題がドネツクに残っている。現在まではキエフ政権はドンバスの小さい町をいじめているだけだ。ドネツクは100万人に近い人口を有する都市だ。
キエフ当局はウクライナ第二の都市に対し軍事攻撃を仕掛けるほど、必死になっているのか?
大きな事態の発展の中で、ロシアのイタール・タス通信によれば、ドネツクの二つの炭鉱、ウグレダルにある南ドンバスNo.1とNo.3炭鉱は、キエフ当局の弾圧に抗議してストライキに入ったという。このとんでもない政権の樹立に組織的労働者階級の者たちは参加していないが、恐らく、その転覆には参加しそうだ。
5月9日、ウクライナの共産主義労働者運動は、国粋主義臨時政府に反対する反ファシスト・分離主義者と共に、軍服をゴロツキに与え自国民に対し戦車とヘリコプターを投入した、選出されていない政府に対する大規模で自制的な怒りを表現するに違いない。
5月9日、ウクライナの労働運動は一旦は粉砕したファシズムに対する新たな戦いの決意を行動で示すに違いない。
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