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ケビン・ボイル

◆10月31日

 「隠されたもので明らかにされないものはない」、と2000年前にパレスチナの地でイエス・キリストが語ったという。

 自覚しようとしまいと、我々の現実的な生活が日々継続する中で、目に見えないエネルギーや流れというものが、世界の人々の意識や霊性に働きかけている。勿論一様ではない。このブログでは、その内の邪悪なる動きの背後にある勢力を魑魅魍魎などという言葉で表してきたつもりである。

 ボイルは、時代は煮詰まったと見ているようである。欧米がキリスト教世界であることは論を待たないが、そのキリストが行った唯一暴力的な活動が、神殿にいた両替商の屋台をひっくり返した、というものだ。そんな武勇伝があのおとなしそうに描かれているキリストにあったと言う。

 両替商、つまり貨幣から貨幣を稼ぐ者たちであり、今の金融資本家たちと同類である。
 そのようなものに対する神の子といわれるキリストの対処の仕方は、有無を言わさない、暴力的な神殿からの追放であったということが、何を示唆しているのか?

 それは、この貨幣、通貨、が悪魔、サタンのよりどころとなるということであり、貨幣に頼む人生は真実の神から人々の目や関心を逸らせる、ということであり、もって人々が人生の真実の目的も知らないまま時間を無駄にし、人生を無駄にし、最後はサタンの餌食になる、ということであろう。

 このブログでも主張してきた、政府発行の通貨、これは政府の負債にはならないものだが、その通貨発行権を実施せよ、ということが主張されている。
 これは、日本でも同様である。日本政府は政府発行通貨を発行し、日本国内に需要を喚起し、消費を増大させれば、今の不況はいっぺんになくなる。それをさせないのが、この記事にあるように、ワン・ワールド・オーダーの勢力である。

 悪魔の申し子であるこのワン・ワールド・オーダー勢力の支配に落ちるか、自主独立的な動きを採ることで、断固として日本を活性化させるかは、日本のみならず、世界の運命が掛かっているといって言い過ぎではない。


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●秘密暴露の時代
http://kevboyle.blogspot.com/2010/10/age-of-revelation.html
【10月28日 Kev Boyle】

 伝統的クリスチャンで、タルムード学者であり、時に天才的な片鱗を見せるマイケル・ホフマンは、彼の「秘密結社と心理戦争(Secret Societies and Psychological Warfare)の中で、我々が現在、「方法論の秘密暴露」の時代に生きていると指摘している。

 メーソン的・パリサイ派のユダヤ教オカルティズムを研究して、彼は現在のこの時代には、グループ・マインドが錬金術的な過程を経ることでクリプトクラシー(収奪政治)の隠されてきたものが顕されるようになってきたと言っている。

 この「錬金術」というのは、世界完全支配のために何世紀も掛けて不断に進められてきたオカルト・トラジェクトリーの最終段階のことである、と彼は言っている

 我々は我々に対してなされてきた事柄を知り理解することを許されているのだが、それは、我々の多くは真実を知ってもできることは何もないという大衆の催眠状態にあるからなのだ。

 従って、9・11同時多発テロや7・7地下鉄爆破事件あるいは通貨システムなどに隠されてきた事柄が暴露されても、それが我々を解放させるよりも、更に一層深く我々の屈辱感と無力感を深めることになるのだ。

 彼が言うように、自分の妻に暴行を働く者がいるというのはたまらないことだ。この暴行魔が、あなたに、お前の女房に先ず一発やるぞといい、それから何回もやってきてやるぞ、と言えば更にたまらないであろう。

 さて、事態は非常に悪化しているようだ。通常の人々を奴隷にするため大いなる犯罪が繰り返されてきているという真実を知っている人々は一杯いるが、このグローバリスト権力に対抗し反撃する兆しはほんの少ししかない。

 しかしながら最終的にはこの大胆で、彼らの視点から見れば必要な戦術は、明らかに危険でありながらも実行されることだろう。

 神と呼ぶ存在、宇宙にある我々やあらゆるものの内部あるいは背後にある創造的な力は、その存在にのみ依存する全ての魂に全一的な愛の力を恍惚的な確証で与えるものである。「キリスト意識」というものは、この存在に対する純粋は覚醒であり、我々を繋ぐ力であり我々内部の「天の父」である力に対する奉仕である。
 
 神の力を無にすることは出来ない。
 この力はただ、悪用されることがあるだけだ。

 彼の側についているのは我々だけだと考えているかもしれない我々を受け入れているように、神は犯罪者や圧制者をも完璧に受け入れいている。神は他のやり方ですることはできないのだ。これが根源の本姓である。

 この根源にアクセスする可能性は、他の、実際的だが霊界の意識体に影響を受けたり変更されたりするかも知れないので、放っておこう。

 この事実に対する覚醒と確信がないと、間違いを犯すことがある。我々はこの世界が提供する力と物質の中に満足を見出す。

 我々は愛(ないしは神)とキリスト意識の達成によって我々の心と命を癒すことをしないで、貧困にあり苦しむその他の人々の安い労働力の背中に乗っていい生活をエンジョイし、既に過重に支払われている寄生虫的クラス(低いレベルであっても・・・丁度全ての欧米人がこのクラブの会員であると主張できるくらいの)に加われるかもしれないという期待を持って、我々の根源そのもの、従って我々の兄弟姉妹に対し争っている。

 しかし、このような驚くべき時代では、「方法論の秘密暴露」がサタン的な支配者の利益に奉仕するだけではないのだ。

 見かけ上「希望無し」と思われる我々の位置に対する理解は、人々を無気力とか失望へと追いやるだけではない。我々は敵のサタン的・ルシファー的本姓を理解することができるし、我々が頼るべきは我々の根源、神ご自身である、ということも理解することができるのだ。

 キリストはそのことを語っている。基本的には彼の時から何も変わってはいない。

 我々は愛の中に生き、愛のために生きている。

 しかしキリストはまた同時に、パリサイ派(正統派ユダヤ・メーソン)を非難した。彼は彼らの教えの内容のため彼らを非難したのだ。

 「あなた方は悪魔から来た者たちだ」

 彼がエルサレムに入城した後の最初の公的活動は、会堂から為替業者を追い出すことだった。この時だけ、彼は暴力に訴えたのだ。キリスト、真理の御霊、はこういった人々の本姓を理解していたわけだ。

 そこには妥協ななかった。
 彼はふざけてやったのではない。

 従って我々もまたそうである。いかなる現実的解決における最初の政治的ステップは、利子の負債としての通貨の創造を終わらせることにあるということを我々は確かに理解している。我々もまた金貸し業者を我々の会堂から追い出すべきである。

 彼らの機関を取り上げ負債無しの政府発行通貨を流すべきである。過去、他の社会で成功裏に行われたように。これが唯一、意味のある可能なことで、誰でも考えるべき事柄である。

 権力ある者たちが自分たちに詐欺を働いていることを人々が理解し始めていることは明らかである。彼らはまた、揃って、彼らと彼らの子供たちが長期の奴隷的負債を抱えるようにされたことをはっきりと学んでいる。彼らは、どんな口先のうまい政治家らが彼らに告げたとしても、このプロセスは単純な窃盗である、ということを理解し始めている。貧者と中流クラスからの社会の富者への冨の移転である。

 我々はそれを望まない。そして最初は物質的な面での懸念が大部分であるが、留まることなく深まる我々の問題の霊的な原因と根に対する理解は深まることだろう。

 答えを求めれば、真実は明らかになる。

 我々はもっとも欲するものが何かを知っている。物質的な安全、そうだ、しかしそれ以上に周囲の人々との良き関係を望んでいる。我々は世界と繋がっている楽しい感覚を欲している。我々はまた普通、このつながりというものは、我々の内部にそのような状態を見出さずには、存在できない、ということを理解している。

 この個人的な内部の状態というものは、通常「精神生活」と呼ばれるものによって作られる。

 いずれにせよ、社会としての我々は、二つの主要な真実を理解することになろう、と私は考える。

1.キリスト意識の達成、われらの創造主に対する完璧な精神的つながり、は生涯の主要かつ正当な目的である。

2.長期的には、政治的にせよ宗教的にせよ、トップ・ダウン的な権力システムを、我々は廃棄するべきである。

 「その果実によってその木を知ることが出来るだろう」
 ・・・そして、我々は彼らのその果実を知ったのだ。

 トップ・ダウンシステムはしばしば責任のない権力を提供するものだ。無私の愛する精神的生活を破棄し自分の為にこの権力を求めるものたちが、実際問題として、このようなシステムを常に支配しようとするものだ。その結果は明らかであり、破壊的である。

 そのようなシステムはキリスト教会でさえ破壊してきた・・・人を奴隷にするサタン的な世界単一政府(ワン・ワールド・ガバメント)だ。

 カトリック信者として、その教育方針を愛し、私を教えてくれた多くの偉大な人々に最大の尊敬の念を持つ者(生涯をこういった崇高な理想にささげた殆どの聖職者)として、会衆を国際的銀行家らの「ニュー・ワールド・オーダー」の腕の中に導く教会の中に、ネガティブな価値以外のものを認めることは出来ないと言うことは苦しいものだ。

 成功した教皇たちが行ってきたものだ。

 高位にある人々の中でたった一人、9・11事件について何が必要なのかということやその他の件で多くの会衆に語るために立ち上がる勇気を示した人物を黙らせた機関を捨てないでいるということは、私には出来ないのだ。

 魂の海である我々が教会なのだ。我々はいつもそうだったし、これからもそうだ。

 中央の権力に従順な人間と共に必然的に進むこの証明された悲劇を理解することで、未来の社会は、誰でも自分たちのグループの全ての人々の性格を学ぶに充分なくらい小さい、多くの自治的共同体によって組織されるだろうということは明らかである。

 そのような人間の知識は、犯罪的タイプとその他の邪悪さの台頭を必然的に予防するようになるだろう。共通の善に奉仕すると認められるものが、責任ある権限を与えられた共同体にとって受容できるものとなる。

 共同体は自足的になるであろう。個人の精神的発達を図り、若者を愛することに焦点を絞り、外部の、より大きな善のために奉仕的な仕事をするだろう。無心論者のハワード・ストームは彼のちょっと驚くNDEに関連させて、彼に示された未来の人類の姿にほぼ近いといっている。

 もし我々がキリストの教えである、「天の父が完全であるようにあなた方も完全なものになりなさい」、ということに習えば、全てこういったことは明らかなことである。現実には程遠いとしても。誰であっても、自分自身の権威と責任の下でしか生きない者が、聖なるものとの一体化という愛すべき「完成」にあこがれる希望を持つことが出来るのだ。

 神は我々を自由にした。
 我々は自由なのだ。

 そして我々は、過去あまりに多くの大師らによって知られ、間違いなく今日の我々の全ての者たちによっても知られるに違いない、神の光、ないしは「キリスト意識」、あるいはその他なんでも存在している抽象的なエクスタシー、と共にある自由を選択するだろう。

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