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経済下降スパイラルが始まる
◆7月13日
今年まで持った世界経済であり、アメリカ経済であるが、今年以降が厳しいものになりそうである、ということが言われてきている。応急措置だけでは間に合わなくなる、ということなのだ。アメリカの銀行倒産件数は90件を突破している。後半にかけて加速度が増すことが考えられるから、今年は200件を越えそうだ。これに加えて、いよいよ中国の不動産市場のバブルが破裂、崩壊に向かうとの予測が出ている。投機用に買い込んだ、誰も住まない高級マンションが軒を連ねていると言う状況がいつまでも続くわけには行かないだろう。
日月神示という預言書には、「金で世を治めて、金で潰して、地固めしてみろくの世(ミロクの世)と致すのぢゃ。 .... 上も潰れるぞ、下も潰れるぞ」とあるそうな。このブログで書いてきていることと同じことを言っているので、そのとおりであろうと考える。下がつぶれるだけではないのだ。上もつぶれるのである。これを金融資本家らは、じっくりと胸に手を当てて考えるべきであろう。
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●経済下降スパイラル:次のデフレの大波が待っている
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=20073
【7月9日 by Michael Schmidt】
次のデフレの大波が間もなく襲いかかろうとしているようだ。キーとなるファンダメンタルを見れば、労働市場は再び縮小している(652,000 in June),マネーサプライは大恐慌以来の収縮レベルとなり、連邦政府の財政は完全に破滅状態である。われわれは現在信じがたいほどの不安定な状態に置かれている。そして今のところ大規模な財政的な刺激策は、間もなく不能状態に陥る連邦準備銀行から出されることはないだろう。多くの主流エコノミストや金融ジャーナリストも最終的に、最悪期はこれからだ、ということを認め出しているようだ。
これは、今週初めに、テレグラフ紙でアンブローズ・エバンス・プリッチャード氏が、「本音で語ろう。18か月ゼロ金利のままで、量的緩和策を継続、GDPの10%にまで赤字を増大させた財政出動をしても未だにアメリカは不況の中にある」と語ったことに表された。
ゆっくりと確実に下げ始めているいくつかのストック・インデックスを見れば、連邦準備制度が打ち出す通貨刺激策も次の下落を止めることはできそうもないと思える。流動性資金は急速に金融システムから逃げている。プリッチャード氏が指摘しているように、通貨市場ファンドは5月、37%の下落を示した。こういったことはかつて起きたためしがなかった。連邦準備制度はもはや総合マネーサプライ(M3)の数字を公表しなくなっているが、シャドウスタッツ社のジョン・ウィリアムズを含む多くのエコノミストらは以前使用された計算方法を基礎としてデータを割り出している。4月に終了した3カ月で、アメリカのマネーサプライ(M3)は年率9.6%下落した。これは大恐慌以来なかったことだ。2009年の「経済復興」刺激策による資金は枯渇したため、2010年は新たな信用収縮の危機に襲われることだろう。
さらに悪い事は、アメリカ政府は2008年の時のようなやり方では対処できないであろうということだ、それは政府の財政は完全に混乱状態にあるからだ。かなしい事に、アメリカの財務省は外国の中央銀行が我々を必要とする以上に彼らの支援を必要としているのだ。連邦政府が今年1兆8000億ドルの赤字を出し、さらに何年もこれから巨大赤字を出し続ける状況で、我々は国際的投資家と外国の中央銀行のアメリカ国債購入意欲に依存せざるを得ないのだ。
価値が下落するアセットを保有し続けることに誰しもが経済的な意欲を感じないという影響に加えて、これらの投資家は財務省の財源を埋めるまでの資金は持っていない。中国は最近、アメリカ・ドルとのペッグをはずしていると発表し、元をドルに対抗する通貨として評価するようにさせるとしている。以下は再びアンブローズ・エバンス・プリチャード氏からの引用である。
「中国が2005年7月、元を切り上げたとき、アメリカ国債の下落を引き起こした。そのため、アメリカ住宅ローンに影響が出た。元の切り上げは中国の輸出を鈍らせるに違いないし、準備金の積み立てのペースを鈍化させるだろう」
経済活動はここ3年劇的に衰退し、外国の中央銀行は増大し続ける我々の負債の衝撃を和らげることはできないようだ。
国際政治状況も大きく変化している。ドルに代わる新しい国際準備通貨に対する国連の最近の呼びかけもあり、状況はアメリカの金融政策のリーダーシップにとって厳しいものになりつつある。国連の世界経済社会概観から:世界発展の自己変革で、「新しい世界的準備金システムが創造されるかもしれない。唯一の主要準備通貨としてのアメリカ・ドルに依存しないシステムだ。ドルは安定した準備通貨として必要不可欠な要素である、価値の安定した備蓄場所ではないことを証明してしまった」IMFが既に国際的通貨SDRを持っているとすれば、ドルの役割が終わるのかもしれない。割合早く、他の国際的な不換紙幣と交代させられるであろう。
こういった最近の動きを考慮すれば、アメリカ経済が行くべき唯一の場所が分かる。過去数年間の経済復興の楽観的な話は、より現実的で湿ったトーンになりだしている。株式市場で起きている明らかな調整の動きと共に、投資家にとってうまい投資先はなくなってきているようだ。かつてそうであったように、次の暴落が近づきつつある中で、金と銀が唯一の正当な投資先となってきているようだ。
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