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アフガンのケシ畑

◆3月28日

 アフガンではタリバン政権下で絶滅させられていたケシ栽培とヘロイン密輸出が、アメリカ軍の侵攻以来急激に増大、その多くがロシアに流入しているため、ロシア側はアフガン作戦を進めているNATOに対し、ケシ畑の根絶を要請しているが、NATO側は、人々に別の収入源がないことを理由に、それに難色を示している。
 これを見ても分かるように、アフガンのケシ栽培およびヘロイン密輸出を保護、育成しているのがアメリカ・NATO側であることは明確である。

 
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NATOはアフガンのケシ畑を破壊したがらない
http://www.presstv.com/detail.aspx?id=121596&ionid=351020403
【3月25日 PRESSTV】

NATOはロシアが奨励していたアフガンにおけるケシ畑の根絶案を、この地域の唯一の収入源であるということから拒絶した。

 24日に行われたNATO・ロシア委員会の会合で、ロシアのドラッグ統制局(FSKN)のビクトール・イバノフ局長は、「アフガンのアヘン剤は過去10年間でその過剰摂取のため100万人を死に追いやった。またこれは国連のデータである。これは世界の平和と安全にとって脅威ではないのか?」と語った。

 このロシアの高官はNATOに対し、’ドラッグ生産の廃絶’を含む’アフガン状況の正常化’の仕事を課した。

 また、NATOスのジェームズ・アパスライ・スポークスマンは、20万人のヘロインとモルヒネの麻薬中毒者と毎年何万人もの死者が麻薬常用で死亡していることに鑑みてロシアの懸念を理解すると述べた。

 しかしながら、彼は続けて、アフガンのドラッグ問題は地方の住民を離反させないように慎重に扱われなければならないと語った。
 「この問題と取り組まねばならない点は同じである」とスポークスマンは語った。「しかし、見方に多少の違いがある」とアパスライ氏は語った。
 「この世界で2番目に貧しいアフガンで他の収入源を示すこと無しに人々の唯一の収入源を取り除くことはできない」

 イバノフ局長によって示された統計によれば、ロシアは2008年におけるヘロイン消費で最大の国となっている。アフガンからロシアにヘロインが不法に大量に流れ入っていることで、ロシアはNATOを非難している。
 アフガンでのケシの栽培は2001年にアメリカが侵攻していらい急激に高まっている。

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経済から宗教まで、時代の先を読み解くための作業を人間活動のあらゆる分野にメスを入れて行います。
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