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◆4月25日

 今までアメリカ外交を自分らの都合の良い方向にひっぱてきていたイスラエル(ジョン・ミアシャイマー、スティーブン・ウォルト共著「イスラエルロビーとアメリカの外交政策」)はオバマ政権になってから、そのようなかつての自由を失いつつあるようだ。

 ガザ侵攻のおかげで議席数を増やし勢いを得てできたイスラエルの右翼政権は、パレスチナの独立問題を無視してきたが、反対にアメリカではオバマ政権になってからこのパレスチナ問題の解決に積極的に乗り出して来ているため、アメリカとイスラエルとの間の緊張がかつてないほど高まってきている。

 またこのアメリカの態度については、その変化はあまり期待できない、と判断したのか、イスラエルは今ロシアとの関係改善をも視野にいれて対応を探っている状態のようだ。イスラエルのリーバーマン外相はロシア紙を彼の就任以来初めてのインタビュー相手に選び、しかもそこでロシアとの「戦略的パートナー」について語っている。

 この話の出る前に、ロシアはイスラエル製の無人飛行機を買う契約を交わしている。グルジア戦争では、イスラエルの軍事顧問団やイスラエル製兵器でやられたロシアだが、水面下ではこのような動きが進んでいたわけだ。将来的にはイスラエルの最大の脅威になりかねないのがこのロシアなのだから、これは完全に、いわば純戦略・戦術的な関係だろう。

 前から言ってきたが、イスラエルはこのオバマ政権時にパレスチナ問題を解決するようにしないと後はなくなる、と判断すべきなのだ。したがって最終的にはイスラエルはアメリカの意向にそった線でほぼ間違いなく動くことになると思われる。


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●クリントン長官:イスラエルは支援を失う危険があると警告
【4月23日 ロイター】
 http://www.reuters.com/article/newsOne/idUSTRE53M5CZ20090423

 クリントン長官は、パレスチナ和平協議を避けるようなことをすれば、イランの脅威に対処するためのアラブの支援を失う危険があると、イスラエルの右翼政権に対し警告した。ネタニヤフ首相の沈黙に対してアメリカはずっと待てるわけではない、というメッセージを送ったことになる。クリントン氏は、イランに対処するための支援をアラブ諸国から得たいのであれば、イスラエルは和平協議に向き合わねばならないとアラブ諸国は、その態度を決めていると語った。
 「イランに対し、求めているような強い支援がほしいのならば、パレスチナ問題で沈黙を続けることはできない。アラブ諸国とイスラエルは一緒になってやらねばならない」と下院の歳出委員会でクリントン氏は述べた。・・・以下略


●リーバーマン:アメリカはイスラエルの政策決定を受け入れるだろう
【4月23日 ハアレツ紙】
 http://www.haaretz.com/hasen/spages/1080097.html

 オバマ政権は、イスラエルがそれを望んだ場合にのみ和平協議を提案できるだろう、と就任以来初めての記者会見でアビグドール・リーバーマン外相は語った。
 「アメリカは我々のあらゆる決定を受け入れるだろう、信じていい」とロシアのモスコフスキー・コモソレット紙に語った。
 リーバーマン氏は、初めてのメディアによるインタビューをロシア新聞のイスラエル特派員のアレクサンドル・ローゼンサフト氏に与えた。イスラエルの役割は「アメリカとロシアを接近させること」にあると語った。

 インタビューで、リーバーマン氏は、イランは戦略的な脅威として最大ではなく、それはむしろアフガンであり、パキスタンだ、と述べた。
 これはイランの増大する脅威に氏が数年に渡って警告を与えてきた後のことだ。今やイランは2番目でイラクは3番目に後退した。
 リーバーマン氏は、またロシアの中東とパレスチナ問題における役割について、評価の低かった点について話し合いをし、それを改めたいと語った。彼はロシアとの関係を深め国際問題を一緒に対処したい意向を示した。
 「ロシアはイスラム世界に対する特別な影響力を持っている。中東問題では戦略的パートナーと見なし一緒に問題に対処したい」
 「私は、イスラエルはロシアに対し不十分な評価しか与えてて来なかったと話した。私はこれを訂正したい」と語った。・・・以下略


●米大統領、中東和平進展へ「深い関与」
【4月23日 産経新聞】
 オバマ米大統領は21日、ヨルダンのアブドラ国王とホワイトハウスで会談し、中東和平交渉の停滞を打破するため、米国が「深い関与」を進める方針を表明した。同大統領は会談で、イスラエルのネタニヤフ首相、パレスチナ自治政府のアッバス議長、エジプトのムバラク大統領を近く個別に招き、イスラエルとパレスチナの2国家共存案の実現に向け説得を図る方針を明らかにした。(ワシントン 山本秀也)


●オバマチームはネタニヤフ政権と衝突する準備をしている
【4月9日 ハアレツ紙】
 http://www.haaretz.com/hasen/spages/1077222.html

 かつてなかった動きとして、オバマ政権はネタニヤフ政権と衝突してでも、パレスチナの和平問題では2国家建設で解決する意向という政権のスタンスを貫くということと、イスラエルの新内閣の姿勢について、民主党議員らに説明した。
 オバマ政権は、パレスチナ国家独立を支援する点で、それを拒否するネタニヤフ政権とぶつかることを想定している。・・・以下略


●ロシア、イスラエルから無人機購入へ
【4月11日 AFP】
 ロシア国防省は10日 イスラエル企業と無人機の購入契約を締結したことを明らかにした。ロシアがイスラエルから武器を購入するのはこれが初めて。
 ロシア国防省は企業名を明かしていないが、一部メディアは、イスラエル航空宇宙産業(Israel Aerospace Industries)だと報じている。購入契約は5000万ドル(約50億円)相当とみられる。
 ロシア政府は前年のグルジア紛争後、外国製の無人機を購入を開始した。軍事専門家によると、この紛争でグルジア側はイスラエル製の無人機で成果を上げたが、ロシア側が使用した国産の無人機はイスラエル製より性能が劣っていたことが判明したという。(c)AFP




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経済から宗教まで、時代の先を読み解くための作業を人間活動のあらゆる分野にメスを入れて行います。
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