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バンカーバスター爆弾

◆10月14日

 アメリカの国防総省(ペンタゴン)が、イラン用と見られるバンカーバスター爆弾の軍への引渡しを進めているようだ。非核の爆弾としては最大の爆弾ということで、地中深く隠匿されている施設の破壊に有効なものだ。

 これを使用したら、確かにイランの地中の核施設も破壊される可能性が高い。しかしイランの核施設は各地に散らばっている。一体何百発のこの爆弾が必要となるだろうか? この爆弾を搭載するというB-2爆撃機も何百機も必要になるのではないか? そんな攻撃を本当にするつもりなのだろうか? つまりこの恐ろしい爆弾は抑止力として働くという専門家の見方が実際のところではないだろうか。
 
 しかしこのところイランに対する軍事的な脅迫的姿勢が強まっていることは確かだ。これはやはりオバマ政権内でのタカ派の勢いが強まっている、とみるべきであろう。これから年末に掛けてその動きは更に強まるかもしれない。
 逆に言えば、これはタカ派の方が時間的に追い詰められてきていることを示していると言える。反対にイランは反撃の用意があることを重ねて強調している。イランは脅しに屈することはないだろう。こうして中東のこの緊張は更に高まることになりそうだ。
 

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●イランにB計画か?:バンカーバスター要求
http://www.foxnews.com/politics/2009/10/13/iran-plan-b-wants-bunker-buster-fast/
【10月13日 AP】
 アメリカ国防総省(ペンタゴン)は地中深く、1万ポンドの強化コンクリートで遮蔽された兵器庫を破壊するためにデザインされた巨大爆弾の引渡しに拍車を掛けている。

 イラン問題ではこれをB計画と呼ぶ。イランでは最近長いこと疑問視されていた聖都コム近郊の山岳地帯に核施設が建設されていることを発表した。
 15トンの巨大獣-大型貫通弾またはMOP(massive ordnance penetrator)と呼ばれるこの爆弾は、非核爆弾としては最大のもので、5300ポンドの爆発物を運ぶ。この爆弾は旧来の爆弾に比べて10倍の破壊力がある。
 国防総省は B-2ステルス爆撃機にこの爆弾を搭載するのをスピードアップするための5200万ドルの契約を取り決めた。関係筋によるとこの爆弾は来年の夏にも配備されると言う。
 ペンタゴンの高官は、この新しい爆弾はイランや北朝鮮の核計画のための要塞化した施設を破壊することを意図したものだということを認めた。ただし特別の標的を考えているわけではない、と述べた。「誰も潜在的な標的を予測することはできない」とジェフ・モレル・ペンタゴン広報担当官は語った。「我々の住んでいる世界を考えれば、必要な能力だということだ」

 オバマ政権はブッシュ政権時から続いているイランの核施設の爆撃を計画しているか、ないしはもしかしてイスラエルが同じことをすることを計画しているのではという疑惑と戦っている。
 
 今月初め、イランとの歴史的な対話へとたどり着いたが、オバマ政権は軍事行動を選択肢から除かないというように注意深く行動している。より厳しい制裁は外交的交渉が、核兵器への動きとなるのではと欧米が警戒していること(ウラン濃縮作業)を中止させることに失敗した際、即バックアップするものだ。

 ロバート・ゲーツ国防長官はイランの核施設に対する攻撃は単に時間稼ぎにしかならない、と語った。マイク・マレン統合参謀本部議長はイランへの攻撃は自分としては望まない選択肢だと語った。
 新しい爆弾はブッシュ政権で始まった計画の頂点となるものだ。オバマ政権の、爆弾を実戦配備するという計画は長期のバックアップ計画の一部をこの兵器が担っていることを示唆している。
 2007年に始まったテストの後、爆弾の開発は予算の関係で2年間ほど停滞した。政権は去年の夏、再び以前のスケジュールを再開した。

 北朝鮮は、核国家として知られている。彼らは地下核実験を行った。アメリカとその他の国は北朝鮮の核計画を買い取ることを申し出た。オバマ政権は、北朝鮮政府を交渉のテーブルに戻すよう誘っている。
 イランは外交的にも技術的にももっと複雑なケースだ。アハメドネジャド大統領は核計画は平和目的であり、エネルギー生産の手段だと説明している。しかし欧米は、核爆弾計画を持っていると見ている。
 専門家の中には、バンカーバスター爆弾はイランの核の野望に対する抑止力として働くと言う者がいる。「近い将来の何か計画しているもののことを言っているとは思わない。短期的にはは確かに抑止力としての働きを持っていると思う」と議会調査部のイランと中東の専門家専門であるケニース・カッツマン氏は語った。「アハメドメジャドと金正日の微積分学に加わるものだ」と言う。

 丁度先月の隠されたコム近くの開発サイトについてその存在を認めたように、強制されてイランのかつて秘密であったプログラムは、徐々に日の目を見出している。
 あの新事実の発覚は、ペンタゴンが議会にMOP計画のスピードアップのための資金をまわすように要請した一月後に起きた。もっともアメリカとその他の国の情報機関は、何年もイランがすくなくとも一カ所、核開発サイトを隠していると疑っていた。
 MOPは、理論的にはサダム・フセインがイラクで建設し始めたような兵器庫のようなバンカー、ないしは2001年のアメリカのアフガン侵攻時の直後、トラ・ボラでの襲撃からビンラディンが脱出したような穴倉やトンネル網をを破壊または使用不能にすることができることになっている。
 この精密誘導爆弾は地中と殆どいかなる地中の構造物に穴を開けて進み、兵器庫、研究室あるいは隠れ場所に到達するようにデザインされている。

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経済から宗教まで、時代の先を読み解くための作業を人間活動のあらゆる分野にメスを入れて行います。
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