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北朝鮮のミサイル
◆11月4日
北朝鮮がアメリカとのニ国家間交渉を執拗に要求しているが、アメリカは北朝鮮の核計画の不透明さが継続しているため、6カ国協議内でのニ国家間会議を提案し、平行線が続いている。オバマ政権は核放棄を北朝鮮との対話の前提条件としており、6カ国協議の再開には依然として多くの障害が残されている。
そのような情勢下で、北朝鮮は新たな使用済み核燃料棒8000本の再処理を「8月末までに成功裏に終えた」と報じた。これにアメリカは反発したが、あくまで、従来の姿勢を維持している。
プラウダの指摘では、アメリカ国内には、北朝鮮国内の権力闘争などで緊急事態が発生する可能性を指摘するものがおり、また金正日政権の崩壊の可能性が語られ、アメリカと韓国との間には緊急事態に北朝鮮に対する軍事行動を採る計画があると報じられている。
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●北朝鮮は死んで行く虫のようになり始めた
http://english.pravda.ru/world/asia/110272-1/
【11月 Pravda.Ru】
北朝鮮はアメリカが他の交渉国の支援を受けてニ国家間会議を始めなければ違う方法を選択すると脅した、と北朝鮮外務省代表筋が語った。
二国家間会議は、アメリカと北朝鮮との間の緊張を和らげ朝鮮半島の非核化についての話し合いの基礎を作り出す、と北朝鮮高官は考えている。
話し合いは2008年12月、北朝鮮が核計画を停止することを拒否したことで、破棄された。
今年5月、北朝鮮は2度にわたって核実験を行い、数発のミサイル発射を行い、世界の反発を買った。多くのアナリストは、北朝鮮政府は国際社会を脅して食糧、資金、燃料などの支援を受けようとしているだけだ、と言っている。
しかしながら、国連安保理は6月12日、北朝鮮に対するより厳しい制裁を加える決議を採択した。
北朝鮮政府は今、アメリカで集中的に動いている。疎外された国家は他の6カ国協議メンバー国を離れて、アメリカとだけ対話を始める意図を持っている。
北朝鮮は、6カ国協議はなんらの成果も生み出さないので、まずアメリカとの敵対関係を終わらせるべきだ、と考えている。
北朝鮮高官は、核問題の討議のため10月24日ニューヨークを訪問した。アメリカの専門家は、高位の北朝鮮政府関係者がアメリカの領土内に入る許可を得たことは、アメリカのこの破棄されたニ国家間会議を再開する一つのサインだと指摘している。
ヒラリー・クリントン国務長官は、ニ国家間討議を再開する機会を除外しているわけではない、と語った。北朝鮮は、アメリカが決定をする準備がない限り、この問題では違った方法を選択する必要があるかもしれない、と語った。
専門家は、ならず者国家は核能力の現代化と増強を継続するかもしれない、と言っている。日本の鳩山首相は、北朝鮮がそのミサイルと核計画は除去をするという言葉だけではなく、誠実にそれを実行するまでは、話し合うことはない、と考えている。
アメリカと韓国は、北朝鮮に緊急事態が発生した場合のための、オプラン5029特別計画を策定した、ということを指摘しておくことは必要だろう。
この計画は、北朝鮮に上陸する特殊部隊による作戦行動の支援で、北朝鮮の核兵器の無能化を行うことを明記している。
ロシア科学アカデミーの米加研究所のビクトール・クレメニューク・シニアエキスパートは、プラウダ紙に、アメリカは北朝鮮の核を無能化する必要がある、と語った。
「北朝鮮政府が核兵器を廃棄する意図がないことが明確になれば、アメリカは北朝鮮に対する軍事的方法をとるかもしれない。アメリカ高官は、北朝鮮の最近の大声での声明発表は、北朝鮮国内の深刻な危機的情勢を反映している、と考えている。ある専門家は、北朝鮮政権は崩壊するかもしれない、と言っている。金正日の終わりの日は近いことは明らかだ。何がおきるのだろうか?」
「北朝鮮の軍人らは金正日の息子が国家権力の高位に付くことを願っていない可能性を排除できない。これは国における権力闘争の引き金を引くことになるかもしれない。これがアメリカが以前のように北朝鮮との折衝を急がない理由だ」とクレメニュークは語った。
●米報道官「北の核再処理、国際合意に違反」
【11月4日 読売新聞】
ケリー米国務省報道官は3日の記者会見で、北朝鮮が使用済み核燃料棒の再処理完了を宣言したことについて、「(北朝鮮が核放棄を約束した)2005年の共同声明や、国連安全保障理事会が採択した様々な決議に反する」と述べ、二つの国際合意に違反するとして批判した。
同報道官はその上で、「北朝鮮は検証可能な朝鮮半島の非核化に踏み出すべきであり、それを実現するのは6か国協議の再開だ」と強調、今回の宣言を圧力に核問題を米朝協議の議題に持ち込みたい北朝鮮の意向を受け入れず、6か国協議で核問題を議論する姿勢に変化がない点を訴えた。
●<北朝鮮>「核再処理終了」と報道 燃料棒8000本
【11月3日 毎日新聞】
北朝鮮国営の朝鮮中央通信は3日、北西部にある寧辺(ニョンビョン)の核施設で使用済み核燃料棒8000本の再処理を「8月末までに成功裏に終えた」と報じた。核兵器増産の立場を鮮明にすることで米国に圧力をかけ、直接交渉に応じるよう促す狙いがあるとみられる。
同通信は「敵対勢力らが強める核威嚇と軍事的挑発に対処して、やむを得ず自衛的抑止力強化へ進まなければならなくなった」と主張。「抽出されたプルトニウムを(北)朝鮮の核抑止力強化のため武器化する上で、注目するだけの成果を遂げた」と強調した。抽出の規模は明らかにしていないが、核燃料棒8000本の再処理で、核爆弾1~2個分を抽出できるとされる。
北朝鮮は、国連安保理が4月の弾道ミサイル発射(北朝鮮は人工衛星と主張)を非難する議長声明を採択したことに反発し、6カ国協議合意に基づき無能力化を進めてきた寧辺核施設を原状復旧させ、使用済み燃料棒の再処理をすると宣言。9月には、再処理は最終段階▽抽出されたプルトニウムを兵器化する--と表明していた。
米朝間では先月下旬に高官接触が進められたが直接交渉への合意には達せず、北朝鮮外務省報道官は今月2日、米国が応じない場合は「我が道を行けばよい」と強硬姿勢を示唆していた。
同通信は別の記事で「ウラニウム鉱石生産で画期的な成果を上げた」とも伝えた。「今後、自力で建設する軽水炉発電所の核燃料」と明記しており、独自で軽水炉型原発の建設計画を進めていることを示唆した。北朝鮮は今年4月、「自らの軽水炉発電所建設を積極的に検討する」と表明していた。
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