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サウジアラビアの死刑囚がシリアに傭兵として派遣された

◆9月13日

 シリアのアサド政権の転覆を図るサウジアラビアは、自国で死刑囚となっていた人々に軍事訓練を与え、シリアへ傭兵として送り込んでいたことが極秘メモの存在から明らかになった。

 かつて第二次世界大戦末期、ソ連がソ満国境を越えて満州へなだれ込んできた時、やはり部隊を構成していた兵士の多くが囚人であったという。そのせいか、彼らのあまりに粗暴なふるまいで多くの日本人女性が苦しい目にあったことがあった。

 サウジアラビアがたとえ囚人だとしても、シリアへサウジから兵士を送ったということは明らかにシリアに対する侵略行為となる。従って行うかどうかは別としてシリアはサウジアラビアに対して反撃を加える正当性がある。

 また国連はこのサウジアラビアを犯罪国家として指弾しなければならない。少なくとも、その犯罪行為を止めさせるところまでサウジアラビアを追い詰めなければならないはずである。欧米側がそのような動きをとることはないであろうから、やはりここはシリアとそのシリアを支援してきたロシアなどが率先して行うことを期待したい。

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●サウジアラビア:死刑囚をシリアへ傭兵として派兵
http://voiceofrussia.com/news/2013_09_12/Saudi-Arabia-sends-1200-death-row-inmates-to-fight-Assad-in-Syria-4730/
【9月13日 The Voice of Russia】

 ある極秘メモ情報は、サウジアラビアは首を切断されて殺されるはずだった死刑囚を、刑の執行を取り止める代わりにシリアでシリア軍と戦わせることにしたことを明らかにしている。

 このメモによると、サウジアラビアの内務省が2012年4月17日に署名したもので、サウジ政府は合計1239人の死刑囚に完全な恩赦を施しかつ月謝を家族に支払う代わりに、シリアに送って戦うための訓練を受けさせる、ということが書かれている。



サウジの内務省発行のメモ


 このメモはアブドゥラ・ビン・アリ・ルメザンにより署名されていて、その人物は内務省の経過観察部長であると、アッシリアン国際通信社が報じた。

 このメモによると、囚人たちの国籍はイエメン、パレスチナ、サウジアラビア、スーダン、シリア、ヨルダン、ソマリア、アフガニスタン、エジプト、パキスタン、イラク、クウェートであるという。

 イラク人囚人が23人いる。

 イラク国会の元議員で匿名を条件の人物は、このドキュメントの信憑性を確約した。また彼によれば殆どのイラク人囚人はシリアに送られた後イラクに戻ったと言う。彼はサウジアラビア側から提案されたこの契約に同意し、イラク政府にサウジアラビアで捕虜になっていた家族の解放をするようサウジ政府に嘆願するよう要請した、という。


 イラク人元議員によれば、イエメン人でシリアに送られた人々もまたイエメンに戻ったという。彼らはイエメン政府に彼らの家族の解放を願い出たという。彼はその他にも多くのドキュメントがあると語った。

 サウジアラビアは当初はこの話を否定していた。しかし、解放された囚人らの証言が出てきたためサウジ政府はこれを認めた。

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経済から宗教まで、時代の先を読み解くための作業を人間活動のあらゆる分野にメスを入れて行います。
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