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テロリストとの戦闘で荒廃したパレスチナ難民キャンプ内の光景

◆8月7日

 外国から侵入してくる傭兵テロリストらは、ダマスカスを襲撃するために、その近郊にあるパレスチナ人の難民キャンプに侵入し、そこに拠点を構築してきたが、パレスチナ人自身が戦士となってこのテロリストらをキャンプから駆逐することに成功したようだ。

 シリアこそが、このパレスチナ人難民を抱え、「アラブの大義」を掲げて、イスラエルと対峙してきた国家であったが、イスラエルのガザのパレスチナ人らはシリアのアサド政権の転覆を目指す、シリアの反政府勢力側についている。当のパレスチナ人難民たちはシリアでその反政府勢力と決死的な戦いをしているというのにだ。

 だから、ガザのパレスチナ人ないしは、それをまとめているハマスに未来はない、とこのブログで指摘したのである。自分達の仲間が大きくお世話になっているアサド政権の危機に対して、そのアサド政権を支援するのが筋であるにもかかわらず、彼らはこの自分達の同胞である53万人のパレスチナ人の意向も無視して、反政府勢力の側についてしまったからだ。

 しかし、難民といえども自分達の生活を守る為に武器を取ってテロリストと闘う者たちが出てきて、このテロリストらをキャンプから駆逐した、という事を見ても、この53万人のパレスチナ人とシリア政府は一体となってシリアの主権保守のために戦っていることが分かる。

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●シリア:パレスチナ難民キャンプからテロリストを駆逐
http://en.alalam.ir/news/1502605
【8月6日  Al-Alam】

 アルアラムの記者であるダリン・ファドルは6日、ダマスカス近郊のパレスチナ難民キャンプで、パレスチナ人と外国が支援する民兵との間で激しい衝突があり、アル・ヌスラ戦線と繋がる数十人のテロリストが殺害され、残りの者たちは退却し他の地域に逃亡した、と語った。

 パレスチナ人のグループは数ヶ月前から難民キャンプに侵入した民兵たちと戦う為の戦士らを7月に集めだした。このキャンプをダマスカスを攻撃する為の基地にしようとして侵入してきた民兵らのために、多くのパレスチナ人の難民らがキャンプを逃げ出さねばならなかった。

 ファドルは、建物の中に残された民兵らの持ち物が、彼らがアル・ヌスラのテロリストであることを示している、と語った。

 キャンプの一部がまだアル・ヌスラのテロリストによって占領されていると、彼女は語った。

 キャンプに数ヶ月いる間に、民兵らはいくつかのトンネルを掘り、それを武器や装備の移動に利用していた。シリア政府に対抗する民兵らがトンネルを掘るのは通例のことだ。

 彼らはこのトンネルを、移動、装備の移送、一般人や兵士を標的にする時にも使用することがある。

 軍司令官はファドルに対し、軍兵士はハレ・アル・サアダとアル・ラジョウル・モスクへ続く道を前進すると語った。

 パレスチナ人戦士らは、キャンプの安全を復旧するために前進することを決意していると言っている。

 ヤルムク・キャンプはシリアにおける最大のパレスチナ難民のキャンプである。シリアで2011年に紛争が勃発して以来、このキャンプはダマスカスでは紛争の火種地区になっていた。

 6月、国際連合パレスチナ難民救済事業機関の理事長は、シリアのパレスチナ難民キャンプは「戦場」のようだ、と語った。「殺戮、誘拐、貧困、破壊、恐怖が日常のこととなった」と、フィリッポ・グランディは語った。

 シリアで登録されている53万人のパレスチナ難民の半数以上が移動し、15%の人々は外国へ逃げた。その中では6万人がレバノン、7000人がヨルダンへ行った。 

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経済から宗教まで、時代の先を読み解くための作業を人間活動のあらゆる分野にメスを入れて行います。
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