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アメリカの迎撃ミサイル

◆8月14日

 アメリカのミサイル防衛システムが東ヨーロッパに展開されることにロシアが神経を尖らせて、これが欧米とロシア間の「とげ」となってきていた。これが本当に効果あるものならば、欧米側は「矛」と「盾」の両方を持つことになるが、ロシア側では「矛」だけとなり、不利になるからだ。
 しかしここにきて、アメリカのこのミサイル防衛システムは、まだ完成していない(完成できるかどうかわからない)システムということが、その開発に携わった科学者らから暴露されたことで、アメリカ側はあせっていることだろうし、ロシア側はやはりそうなんだ、ととりあえず胸をなでおろしているかもしれない。

 それにしても、日本はアメリカのごり押しや脅しに屈して効果なミサイル防衛システムを購入する羽目になったが、一体それが効果あるものなのか、誰も知らない。実際ミサイルが飛んでみて初めてその実戦での能力が確かめられるわけだ。
 以前、北朝鮮がミサイルを発射するという騒ぎがあった際、このブログでも日本が迎撃ミサイルを発射する羽目に陥らないように、北のミサイルが発射直後に自爆することが最高に願わしいことだ(4月2日号)、と書いたが、それは今でもそのまま言えることだ。


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●アメリカのミサイル防衛システム:今世紀のもっとも高価な詐欺
【8月12日 Pravda.Ru】
 米露関係の阻害条件となっているアメリカのミサイル防衛システムは、今世紀でもっとも高価な詐欺であることがはっきりする可能性が出てきた。
 アメリカの物理学者らは、このシステムはまだ出来上がっていないと発言した。彼らはこの件について、オバマ大統領がロシアを訪問する前に警告したという。
 大統領がロシア訪問する数日前に、彼は10人のノーベル物理学賞受賞者を含む20人のアメリカの現役の物理学者が署名した手紙を受け取った。これらの科学者らは数百に上る軍関係のプロジェクトに参加している人々だが、オバマ大統領に対して、ヨーロッパにアメリカのミサイル防衛システムを展開する計画をご破算にするよう提言している。
 これらのミサイルは、適切なテストを終えていないし、実際の攻撃時における対応能力を披露していない、と彼らは書いている。この科学者らは計画されているミサイル防衛システムは、実際の攻撃に対して防衛することができるという保証はないと考えている。
 マサチューセッツ工科大学のセオドア・ポストル科学技術国際安全保障教授は、1997年に行われたIFT-1Aテストが失敗した後、複数のミサイル防衛ゾーンを作る計画は失敗した、と主張している。1つの標的ミサイルと10のおとり標的(熱気球)が太平洋の陸軍基地から上げられた。標的識別システムは気球と弾道ミサイルとを識別できなかったのだ。
 1999年10月に行われた次のテストも失敗した。ペンタゴンは迎撃ミサイルが一度は気球を撃ったことを認めた。
 2000年1月、迎撃ミサイルはセンサーシステムの誤作動で標的を撃つことに失敗した。同じ結果が2001年、2007年でも生じている、とこの科学者は説明している。
 アメリカ軍当局はこのテストのよくない結果を知っている。しかしながら、このミサイル防衛システムの効果を証明しようとして軍は詐欺をすることになってしまった。
 最初、軍は11の標的の代わりに2つの標的を上げた。標的ミサイルと気球だ。この標的を撃つことに失敗した後、ペンタゴンは偽証することにしたのだ。最後のテストで上げられた気球はばかでかいものだったと、この科学者は説明している。更に、最近のテスト中、おとり標的の大きさと温度は迎撃ミサイルの統御モヂュール内にプログラムされていた。こういった努力をしても無駄だったのだ。
 この科学者はペンタゴンの過失と能力のなさを非難した。国防副長官らとの会合では、彼らがミサイル防衛局でなにが行われているのか知らないことにこの科学者は気づいた。
 現在の時点では、アメリカはミサイル防衛システムを持ち合わせていない。ブッシュ政権はアラスカに46基の迎撃ミサイル基地を展開する計画を立てたが、その数は30基に減った。その他のすべてのミサイルは、アメリカ軍当局もその能力に疑問を持っているため、テストされるべきである、とポストル教授は強調した。
 ポストル教授は、ホワイトハウスからの返答をまだ受け取っていないと語った。オバマ政権は急いで返答したくないようだ、と彼は考えている。
 ミサイル防衛局長とワシントンの高位の政治家たちは、行き詰まり状況にあることに気がついているようだ。

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経済から宗教まで、時代の先を読み解くための作業を人間活動のあらゆる分野にメスを入れて行います。
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