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米空軍機F-22

◆8月3日

 ゲーツ国防長官が先週イスラエルでイラン問題について同国の指導者らと話し合い、一応はイスラエル側に納得してもらったようだ。
 以下はイスラエルのタカ派サイトと見られるDEBKAfileの記事である。これを見ると、イスラエル側の思惑とアメリカ側の思惑とが食い違っているようだ、と判断できそうだが、これはあくまで主観の問題かもしれない。このデブカ・ファイルでの見出しは、イランへの軍事攻撃はアメリカに任せよ、とアメリカが言ったとなっているのだ。
 このようにデブカ・ファイルではアメリカの軍事的選択肢が強調されているのだが、実際のオバマ政権の強調点はあくまで外交的手段であるはずだ。確かに最終的な選択肢として軍事行動も辞さない、という点はあるだろうが、これはいわばイスラエル側の調子に合わせるための付け足しであろう。

 しかしそのようなアメリカ側の思惑を追い詰めるような記事が英紙タイムズに載った。それによれば、イランは既に核爆弾を1年以内に製造できる段階にあり、後は最高指導者ハメネイ師の命令を待つばかりだ、というのだ。

 これはあくまで、西側情報筋の話、ということだから、確かな話ではない。そのような情報を「情報筋」が出して、軍事的選択肢を取らせよう、という工作の可能性も十分ある。ウラン製造の研究計画を2003年に完了、というが、計画が完了したということと、それを計画通りに運ぶか、ということもまた別問題であろう。
 ただし、イランがその気になれば、確かに1年以内に核弾頭を製造できるかもしれない。これは日本だってその気になれば、ウラン型ではないプルトニウム型の原爆を1年以内に製造できるかもしれない、という話と同じで、だからイランは核弾頭を1年以内に持つようになるだろう、とはならない。

 戦争をしようという勢力、したがる勢力が世界に存在している。このような者たちがとかく機会を作っては世界をそのような蕩尽の状況に引きずり込もうとしている。だからそのような勢力と対抗し、あくまで戦争を避ける方策を駆使しながら、世界をまとめていかねばならない。
 世界の超大国の位置にある(あった)アメリカ大統領としてのオバマ氏の使命と責任は大きい。そしてそのアメリカが今金融・経済問題で弱っているのだから、ここにもう一つのかつての超大国、今でも核弾頭数では世界1のロシアが乗り出し、アメリカと協調しながらイラン問題をまとめていくべき使命があるだろう。


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●イランへの軍事攻撃は我々に任せよ
【7月31日 DEBKAfile】
 1週間にわたった米・イスラエルの会談は7月30日終わった。この会談でオバマ政権はイランに対する新しい外交・軍事計画を明らかにした、と デブカ・ファイルの情報筋は語った。ロバート・ゲーツ国防長官とジェームズ・ジョーンズ国家安保アドバイザーによってネタニヤフ首相、バラク国防相、アシュケナジ参謀長、ダガン・モサド長官に対して3段階の計画が紹介された。
 この新しい計画はイランが核爆弾を獲得することを阻止する3段階の内容が示されている。

1.できるだけ外交努力で行う。アメリカ高官はイスラエル側に対し、イランの国内事情によりこの機会が失われつつあることを認識していることを示した。しかし米政府はこの方法で9月初旬までは継続する決意であるという。

2.もし外交的手段が失敗となれば、米政府はイランに対するより一層厳しい制裁を行うであろう、という。ガソリンを含む精製済みの石油の禁輸措置、および港湾の封鎖などだ。

3.もしイランが核およびミサイル開発を継続すれば、アメリカは軍事的選択肢を取るであろう。デブカ・ファイルの軍事関係筋は、アメリカ訪問団はイスラエル指導者らに、使用する兵器などの詳細と共に特別の軍事的行動計画について説明した、という。

 ゲーツ長官とジョーンズ氏ははっきりと彼らのプレゼンテーションで語った。イラン問題は大きな問題であり、世界の指導国家としてアメリカが取り組むべき問題である。であるがゆえに、この問題は我々米国に任せ、イスラエルは米国の友好的同盟国として行動してほしい、というものだ。米国がイスラエルに託した役割は、軍事的選択肢をテーブルの上に置いたままにして、イランに対する圧力とするように、ということだ。
 デブカ・ファイルのエルサレム筋は、ネタニヤフ政府は新しいオバマ政権の計画を研究し、どのように対応するかを決定するだろう、という。反面、イスラエルの政治的、防衛的指導者らは、アメリカがイランの脅威に対しどう対応していくかの詳細な一貫した方法について報告を受けた。
 これは、イスラエルはイランに対し世界で孤立しているわけではないことを示していると同時に、アメリカの軍事行動をも辞さない行動計画により安心感をえることができたと言える。
 しかしその反対に、情報筋はアメリカとイスラエルは会談でイランの核弾頭と起爆装置の組み立てが完成するタイムリミットの考え方で意見が異なったと見ている。
 イスラエルに対しアメリカは、イランの核の脅威の問題はアメリカに任せるよう要請して、ゲーツ長官とジョーンズ氏はイスラエルに対しタイムリミットに関するアメリカの情報を受け入れるよう要請した。これは長期的に見た場合、イスラエルの安全保障に対しては不利になるかもしれない。


●イラン、1年以内に核製造可能
 ハメネイ師の命令待ち―英紙
【8月3日 時事通信社】
 3日付けの英紙タイムズは、イランが核弾頭の製造、起爆技術の取得を完了し、最初の核爆弾製造に向け最高指導者ハメネイ師の命令を待つばかりとなっていると報じた。同師のゴーサインが出れば1年以内に製造が可能という。
 同紙が西側情報筋の話として伝えたもので、イランは核兵器用ウラン製造のための研究計画を2003年夏に完了。ハメネイ師の命令が下れば、半年で兵器用のウラン濃縮を終え、さらに半年で核弾頭を製造できるという。弾頭は長距離ミサイル「シャハブ3」に搭載可能としている。
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経済から宗教まで、時代の先を読み解くための作業を人間活動のあらゆる分野にメスを入れて行います。
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