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シリアから逃れた反政府グループが隣国レバノンでテロ活動


◆12月4日

 シリアでの戦闘で敗走している反政府武装グループの中には、隣国レバノンに侵入し、軍事的にはシリアより安全ということで、レバノンでのテロ活動に専心することにした者たちが多くなっているようだ。

 このこと一つ取ってみても分かる事だが、イスラムの急進主義者という存在が他のアラブ社会に混乱をもたらしている。どこでも急進主義者というものは思想にしろ宗教にしろ、独りよがりの独善者であり他の人々の思想や宗教を無視する狂信者であるから、常に混乱を撒き散らす存在となる。

 シリアはイスラム教のスンニー派もシーア派の流れを汲むアラウィ派も、ドゥルーズ教徒も、キリスト教徒も混在しながら、一定の安定を維持してきた国家であったが、ここ2年半以上に渡る、いわゆる反政府テロ活動によって、多数の死者と負傷者、また町の破壊と大量の難民を生み出した。

 その元凶は、このイスラム教急進主義者らであり、それはスンニー派の者たちであり、それをバックアップしてきたのが、バンダル王子のいるサウジアラビアを筆頭とする湾岸アラブ諸国であり、それと経済的・軍事的・戦略的に強いつながりを持つ欧米諸国である。

 今やアメリカからもこのイスラムの急進主義者らがシリアに入ってきているという。またそれらの者たちが再びアメリカに帰還することをアメリカ政府は恐れている、と言われている。自分達が支援してきたイスラム急進主義者らがシリアでテロ活動することは支援するが、自国に帰ってきてまでそれをやられては困る、という、まことに勝手な考え方である。しかし、「ブローバック」と言う言葉があるとおり、必ず自らの行為の跳ね返り、反射は起こるものだから、湾岸アラブ諸国も、欧米もそのブローバックを今から恐れていれば宜しい。「撒いた種は刈り取ることになる」、とイエス・キリストも言っているように。

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●シリアから逃亡した反乱者がレバノンでテロ活動
http://en.alalam.ir/news/1540870
【12月3日 ALALAM】

 シリアの戦場から逃亡した武装グループがレバノンでのテロ事件の原因というケースが増えている。シリアとレバノン国境沿いのクァラモウン地域のシリア軍と外国が支援する武装グループとの戦闘は、さまざまな武装グループがレバノンに侵入する原因となっている。レバノンの治安担当の高官らは、武装グループの存在は、既に暴力沙汰の耐えない状況を更に不安定化させていると語った。
 「武装グループの中には、シリアよりもレバノンで活動するほうがより安全だと決めた者たちがいる」と、怒りに満ちたある治安当局の高官が匿名を条件に語った。

 「戦争に疲弊したこれらの反乱者らは自分の家族らと共に難民としてレバノンに流入している。難民の内、ある者たちはアルカイダであったりアル・ヌスラ戦線のものであるという証拠を掴んでいる」と彼は語った。このアル・ヌスラ戦線はアルカイダ系グループで、シリア戦争での残虐性で知られている。

 レバノンの第二の都市であるトリポリで週末、少なくとも10人が死亡、数十人が負傷した。この都市では、シリア政府の転覆を目指す民兵を支援する側と拒絶する側との間で戦闘があったが、この週末の戦闘は特別に激しいもので、月曜日には街はシャッターが下ろされたままだった。

 「こいつ等は狂ったみたいだった」と電話取材時に、安全のため名は伏せるよう要求した住民が語った。「普通の撃ち合いではなかった。ロケット砲、迫撃砲、手榴弾を使った戦闘だ。トリポリでは土曜日と日曜日は誰も眠れなかっただろう」。
 治安関係の高官は、「彼等のことは知らないが、武装グループがどんどんシリアから入ってきていることは知っている。難民だけではない」と語った。「これらの新しい戦士らは、トリポリ、ベッカから始めている」と語った。これらの都市は既に数千人のシリア難民が入っている。「そしてパレスチナ・キャンプだ」と彼は続けた。

 「難民キャンプには新しい顔とシリア人の声を聞く」と、パレスチナキャンプのファタハ運動の治安当局者のアブ・マフムドは、電話で語った。アブ・マフムドは、キャンプ内に急進主義者らが増えるのは、レバノン北部のナール・バレド・キャンプの状況を思い出させると語った。そこでは2007年に衝突が起き、3ヶ月間占拠されたことがあった。イラクでの戦闘を逃れてきた急進主義者らがキャンプの軍事施設を占拠し、レバノン軍を攻撃し、その衝突で数百人の命が奪われ、キャンプは破壊された。

 「我々はまたナール・バレドのような事態になることを恐れている」と、アブ・マフムドは語った。地域の志願者で結成されたと言っている新しい武装グループは、レバノン北部でシリア政府を支援する者たちを攻撃するだろうと主張している。

 シリアでの戦闘に慣れているベテラン戦士たちである、と地方のメディアで言われているアッカー・ファルコンズというグループは、600名の民兵を擁し、レバノン北部でシリア・レバノン同盟と対峙している、と言っている。

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経済から宗教まで、時代の先を読み解くための作業を人間活動のあらゆる分野にメスを入れて行います。
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