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RTとのインタビュー:アルカイダがNATOと一緒にリビア攻略

◆8月24日

 昨日の記事で、ティアリー・メイサンのリビア報告を示したが、そこで彼はアルカイダがNATOの将校に率いられて仕事をしていると報告していた。そのような話は一般のメディアでは報じるところはどこにもない。

 確かに報じたら、何が何だか分からなくなるから、という理由もあるかもしれない。欧米が蛇蝎(だかつ)のごとく嫌っているアルカイダが、リビア攻略で欧米勢力の軍事機構であるNATOの軍と一緒に、というよりNATOの将校に率いられて仕事をしている事実を世界の人々に知られては困るだろう。

 そこで、リビアではアルカイダのことをジャーナリストは語ることはできないようだ。語れば、身の危険が迫ることになるようだ。CNNのジャーナリストも知ってはいるがしゃべることはできない。

 このような秘密作戦の資金源が、例えばCIAがアフガンでやっているアヘンの取引からの膨大な資金であると考えられる。

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●CNN:アルカイダのことはしゃべるな、さもないと殺されるぞ
http://www.thetruthseeker.co.uk/?p=32765
【8月22日 Federal Jack】

 独立ジャーナリストのマハディ・ナゼムロアヤは、RTとのインタビューで以下のように語った。CNNで仕事をしている人々が彼に、リビアの反政府勢力の一部はアルカイダであるということをしゃべるな、しゃべると殺されるだろう、と彼に忠告したという。ジャーナリストのティエリー・メイサンはこれらのアルカイダ・メンバーらはCIAとMI6のために仕事をしている、と報告している。

http://www.youtube.com/watch?v=cPZIWokOqJA&feature=player_embedded

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再び迫り来る金融危機?

◆7月21日

 今週再び世界、特に欧米のソブリンデット問題が注目された。アメリカのデフォルトについて日本のテレビでも話題になり解説がされる場面があった。今までアメリカのデフォルトなど、一部の者たちしか話題にしなかった事柄であり、また話題にしたがらなかった。

 しかし事態はとうとう話題にせざるを得ないほど現実味を帯びだしてきている。主流メディアもとうとう無視できなくなったわけだ。このブログでは、2008年の7月26日を開始日とし、一貫してこの問題に注目してきた。今それが現実となってきている。

 これは単に世界の金融システムの崩壊、といった問題ではない。これは人類史的な意味合いを持つことだ。ようするに物欲を中心とする人生観が根底から問われている、ということである。物欲は満たしきれない、というより人間が本当に求めているものは、実は物ではない、ということが真実なのだ。これに気が付くかどうかが問題だ。

 物は金で買えるから物欲中心ということならば、結局は金をいかに沢山保有するか、と言う問題に帰着する。金さえあれば一切が可能と考える人生観が金をいかに多くしかもできるだけ早く獲得することに精力を注いでそのシステムを構築してきたのが、現代社会であり金融資本主義社会である。

 しかしその世界は今、崩壊の瀬戸際にある。もう誰もこれを止めることの出来る者はいない。できるのは、どれだけソフトランディングできるか、という程度の問題となる。しかもここに天変地異が加わる。これも誰も避ける事はできない。どれだけ大難を小難に、小難を無難にできるか、という程度の問題だ。

 この金融バブルの破裂と天変地異が同時にやってきているのが今日の世界であり人類史の一瞬である。これを通して、人類は新しい人類として生まれ変わる必要性がある、ということが真相だ。

 いずれにせよ、世界の金融システムは一旦は崩壊する。アメリカもヨーロッパも破裂するから、中国も中東も、そして日本も巻き込まれる。それに備えるべきだ。

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●世界の金融市場に危機が迫っている18のサイン
http://theeconomiccollapseblog.com/archives/18-signs-that-global-financial-markets-smell-blood-in-the-water
【7月19日 The Economic Collapse】

 気配を感じるか? 世界の金融市場は混乱の中にある。銀行株は壊滅的だ。欧州ボンドの利回りは急上昇している。主要大企業は大規模なレイオフを発表している。世界全体の金融システムはもう一つの大きな危機に向かっている。だから我々は2008年の危機を再びみることになるのだろうか? 残念ながら、次の大きな金融危機が生じた場合には、2008年の時よりもっとひどいだろう。2008年中ごろではアメリカの国家債務は10兆ドル以下だった。今日では、それは14兆ドルを越えている。2008年では、ヨーロッパ連合内のどの国も金融崩壊の淵にあった国は存在してなかった。今日では、複数の国が危ない。今回は、もしも世界的な金融システムが崩壊し始めたら、世界中の大国の政府で何らかの支援を出来るような国は存在しない。だから現在おきていることは非常に危険なのだ。脆弱性のサインが広がるにつれ、空売り筋と投機屋たちが集まりだしている。彼らは金の臭いをかぎだしている。

 2008年には、銀行株が下落を引っ張った。今日再びそれが起きているようだ。「大き過ぎて潰せない」銀行は、現在ますます非難されている。殆どの人々は銀行家らに対して同情していない。しかしもしも2008年のようなことが繰り返されれば、彼らは信用貸しを停止し再び大規模な救済を懇願することだろう。それは経済にとっていいことではない。

 ヨーロッパでは、EUのソブリン・デット危機は日ごとに悪化しているように見える。PIIGS(ポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペイン、アイルランド)の債権利回りは混乱しだしている。利回りが高まれば、危機はますます深まる。

 その間、以前書いたように、世界の金融市場に沈痛ムードが漂っている。ペシミズムと不安が拡大している。空売り筋と投機筋は弱さの兆しがあればすぐ飛び掛るつもりだ。世界の投資家たちは非常に神経質になっている。

 で、次は何がおきるのか? 誰も確かなことは分からない。しかし事態は確かに良くない。

 以下は世界の金融市場に危機が迫っている18のサインである。

1.銀行株は完全に打たれている。バンク・オブ・アメリカは18日、52週来の下げを記録した。バンク・オブ・アメリカの株価は4%下落し9ドル61セントになった。

2.今年、バンク・オブ・アメリカ株は今までに27%の下げだ。

3.ブルームバーグはバンク・オブ・アメリカは保証資本を500億ドルに増額することが必要になるだろうと報じている。

4.ゴールドマンサックスとモルガンスタンレーの株価は2年来の安値にある。

5.シティグループ株価は18日2.5%下落した。

6.ムーディーズは最近、バンク・オブ・アメリカ、シティグループ、ウェルスファーゴの格付けを下げざるを得ないかもしれない、と警告した。

7.バークレーズキャピタル、ゴールドマンサックス、バンク・オブ・アメリカ、JPモルガン・チェース、モルガン・スタンレーは人員削減を考慮ないしは既にレイオフを行っている。

8.IMFのヨーロッパ副部長は、ギリシャの負債危機は「きわどいところに来ている」と語った。

9.ムーディーズはアイルランド国債の格付けをジャンク債並にした。

10.2年物ポルトガル国債の利回りは20%を越えている。アイルランドの2年物国債は23%を越えている。2年物ギリシャ国債は35%を越えた。

11.イタリアの最大の銀行の株価は18日6.4%下落した。

12.18日、10年物イタリア国債の利回りはユーロが採用され出してから最高値となった。

13.18日、スペインの10年物国債の利回りは同様にユーロ採用後の最高値となった。

14.ドイツの最大の銀行の株価は18日7%下落し、今月だけで22%の下落となった。

15.シティグループのチーフエコノミストのウィリアム・ブイターは、欧州中央銀行の直接的な介入がなければ、ソブリン・デフォルトの波がヨーロッパ中で湧き上がると語った。
 「『欧州中央銀行』を除いて、複数のソブリン・デフォルトを止めることのできるものは存在しない:仕方のないことだ、それ以外の何物でもない」

16.シスコは人員の16%を削減すると発表した。

17.ボーダーズ・グループは残存している資産の全てを整理すると発表した。それは399店舗の閉鎖と1万700人の労働者が失職することを意味する。

18.大恐慌時には、多くの投資家らが資金のためのセーフへブンを求めた。18日、金価格は1オンス1600ドルを越えた。


 これらは通常の金融事態ではない。世界の負債バブルは破裂し始めているのであり、また誰もこれから何が起きるか分からないのだ。勿論、これから世界中の金融当局がシステム保持のためのできるだけの策を講じていくことを我々は見る事だろう。しかし2008年に見たごとく、物事は非常に早くコントロールの手から抜け出すものである。

 思い起こしてみよ、2008年の初めには、非常にわずかな人々のみがアメリカの最大級の金融機関が年末までに数千億ドルもの救済資金を願いでると考えたかもしれなかったのだ。

 信頼が失われれば、ゲームは非常に早く変化する。エコノミストの大部分にとっては、2011年半ばでギリシャの2年物の国債利回りが35%を越えるとは考えられないことだっただろう。

 しかし、今やそれが現実となっている。

 世界の全体的金融システムは砂の上に築かれたカードの家なのだ。第二次世界大戦後のどの時期よりも現在は脆弱性をあらわにしている。ドミノの二つ三つが倒れれば、大規模な連鎖反応がおきるようになるだろう。

 今日の世界の金融システムは安全を第一に考えてデザインされているわけではない。それは貪欲な人々によって出来るだけ多くの金をできるだけ早くせしめることができるようにデザインされたものだ。銀行家らは人類のより大きな幸福など気にしちゃいない。彼らが大事にしていることは、巨大な現金の山だ。

 世界の金融市場には、多すぎるリスク、多すぎる負債、大きすぎるレバレッジがある。2008年のことは金融当局者らに対する目覚ましコールであったかも知れないと考えた者がいるかもしれないが、その時以来、意義のある改革は殆どなされてこなかった。

 金融ニュースはますます悪くなるばかりだ。この金融システムは単純に持続不可能なのだ。それは根本的に健全でないものである。現実は、金融バブルは永遠に拡大し続けることはありえない、ということだ。やがてはそれは破裂するはずなのだ。

 これからの数週間は、銀行株に注目しヨーロッパの債権の利回りを注視していくように。事態が安定化するかもしれない。次の金融崩壊の波は起きないかもしれない。世界の全体的な金融システムは大規模な爆発の瀬戸際には来ていないかもしれない。しかし、とにかく準備だけはしといた方が良いかもしれない。

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サルコジとストロス・カーン

◆5月24日

 フランスの大統領選挙で、CIAの工作員だと言われるサルコジが再選されることは、アメリカの、少なくともその筋の願いであろう。だから、サルコジより人気のあるストロス・カーンを貶めた。これは多くの者たちが感じていることだ。

 ストロス・カーンは最初保釈を拒否され、こともあろうに、映画にもなった悪名高い凶悪犯罪者用刑務所であるライカーズ島に送られた。ずいぶんひどい取り扱いである。

 ニューヨークでは性的犯罪などはいくらでも起きている。実際は強姦未遂だというのだから、実際に強姦事件を起こした者よりも、取り扱いは軽くてよいはずだが、最も厳しい取り扱い方をしたことになる。これだけ見ても、今回の事件が、ストロス・カーンを貶めるためのでっち上げ事件だという見方が正当であろう。

 これは、ストロス・カーンに精神的ダメージを与えることも意図されていた可能性がある。かくして彼が次のフランスの大統領選に出る事もなくなり、罠を仕掛けた方は目的達成したとほくそ笑んでいるかもしれない。その中にはフランス大統領のサルコジも含まれることだろう。

 しかし、このような悪巧みをする者たちの、栄華の時期はそう長くは続かないであろう。フランス国民も因果な人物を大統領に選んだものである。この大統領の下では、フランスはいい目は見ることはできないのではないだろうか。今、フランスは旱魃で水不足から原子力発電所の冷却が危険な状態になっている、と言われている。政敵を葬って喜んでいる場合ではないのだ。

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●IMFの政権交代:でっち上げられたストロス・カーン逮捕劇 (その2)
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=24866
【5月19日 by Prof. Michel Chossudovsky】


◆ワイズナー・サルコジ・コネクション
 
 ストロス・カーンはメリサ・ジャクソン裁判官によって保釈を拒否された。マイケル・ブルームバーグの子分で被任命者である。彼は市長という肩書きに加えてウォール街の実力者である。
 マンハッタン地区検事サイラス・バンス・ジュニアは、曖昧な証拠をもってストロス・カーンに対して「7つの犯罪で訴えた。その中には、強姦未遂、性的虐待、強制的接触、不法監禁などが含まれる」


◆サイラス・バンス・ジュニアって誰?
 
 この男はカーター政権で国務長官を務めた故サイラス・バンスの息子である。

 しかし見えてくるものがある。1977年にクリスティーヌ・ドゥ・ガネと結婚したCIAの有名な高官でニコラス・サルコジの継父のフランク・G・ワイズナー2世は、マンハッタン地区検事の父であるサイラス・バンス・シニアの指揮下で国務省事務局次長(Deputy Executive Secretary)を努めた人物だ。


◆関連しているのか?
 
 このバンスとワイズナーの家族らは個人的に親しい関係にある。そしてニコラス・サルコジは継父のフランク・ワイズナーの家族と親しい関係を持っていた(彼の異母兄弟らはアメリカにいて、一人はサルコジの選挙キャンペーンにかかわった)。

 またフランク・G・ワイズナー2世はアメリカの悪名高いスパイであったフランク・ガーディナー・ワイズナー(1909年~1965年)の息子であり、イランのモハメド・モサデク政府を1953年に倒したCIAのクーデタの背後で指揮した人物である。ワイズナー・ジュニアはロックフェラー・ブラザー・トラストの管財人である。

 こういった人間関係がストロス・カーンが仕組まれた罠の標的であったという証拠にはなるわけではないが、サルコジが彼の継父を通してCIAと繋がっているということは、フランク・G・ワイズナー2世とサイラス・バンスの家族との繋がりは無視しても、間違いなく調査に値する事である。フランク・G・ワイズナーは2011年の抗議運動の最中に、オバマ大統領のエジプト特使として重要な役割を果たした。


◆CIAはなんらかの役割を果たしたのか?
 
 ストロス・カーンは、オバマ大統領やティム・ガイトナーを含む彼が政治的に繋がる人々によって嵌められたのか?


◆公正な審理?
 
 疑わしきは罰せず? アメリカのメディアは既に評決を出している。裁判手続きは操作されるだろうか?   
 
 人はストロス・カーンが公正な審理を受けることを期待するだろう、つまりニューヨーク市で性的攻撃をしたということで逮捕された何千もの者たちに与えられている待遇と同じ待遇を。

 ニューヨーク市で似たような性的攻撃をしたと言われる事件が月に何件起きているか? 基本的なパターンはどうなのか? こういった事件のどれだけが警察に通報されているか? 苦情が提出された際、警察の追跡調査対象となる事件は何件か?

 警察に提出された苦情の内、逮捕する事件は何パーセントか? 逮捕された事件で裁判沙汰になる事件は何件か? 

 逮捕された事件で、裁判沙汰にならずに釈放された事件は何件か?

 裁判に訴えられた事件で、裁判長が却下した事件は何件か?

 却下されなかった事件の内、裁判長によって保釈が即座に拒否された事件は何件か? 保釈を拒否する根拠は何か?

 何件、保釈が認められたか? 保釈は平均して月何件か?

 不十分で不完全な証拠を根拠として、保釈なしで収監される事件は何件か?

 保釈を拒否された者の内何名が、悪名高い凶悪犯罪者用刑務所であるライカーズ島にマイケル・ブルームバーグの命令で送られたか?


◆外交特権
 
 ニュース・メディアは、完全な外交特権は国連機関とブレトン・ウッズ機関に対しては適用されないとしている、つまりアメリカはその議定書を批准していないのだ。

 「国際的機関のための特権と免除を殆どの国家は批准している。国連機関の責任者らに対してその機関が存在する国家において広く免除を与えるものである。しかしアメリカ政府はこの条約のメンバーになったことはない。国際機関の被雇用者は限定された免除のみ与えるアメリカの法令によって取り扱われる」

 関連する問題として、この限定された免除の規定が実際にどのように適用されたか、ということがある。つまり、この限定的免除が与えられる人々(国連職員、ブレトン・ウッズ機関職員)の内、何名が逮捕され凶悪犯罪者用刑務所に送られたのか? 
 
 ストロス・カーンは「限定的免除」の規定の下で逮捕された者たちと同様の待遇を受けたのであろうか?

 ストロス・カーンの逮捕劇は、通常の型にあったやり方だったのか? あるいは、ストロス・カーンは、性的攻撃をしたということで逮捕された人々の数多くのケースに適用されたような、通常の政治的・司法的手続きの型とは異なるやり方で取り扱われたのか? 

 背後で活動する非常に強力な人々によって準備された陰謀工作がなかったとしたら、IMFの代表者は完全に異なるやり方で取り扱われたであろう。ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグとティモシー・ガイトナーは彼の救出に来たかもしれなかった。著名な公人の名声を保護する為と言う観点から、この事件はもみ消されたかもしれなかった。しかし、そうはならなかったのだ。

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2月14日のイランのデモ・車が行き交っている

◆2月27日

 チュニジアやエジプトの革命は、国家元首とその一派が何十年にもわたって民衆を搾取し、欧米のグローバリズムの手先となって、売国行為をしてきたことに、我慢ならなくなった人々が命をかけて立ち上がって成し遂げている革命である。

 このうねりを欧米グローバリズム勢力は、彼らの背後にいるユダヤ・イスラエル勢力の思惑を受けて、そのユダヤ・イスラエル勢力の天敵である、イランでもあわよくば起こそうと画策したが、イランではその革命の条件が整っていないから不発に終わっている。

 彼らは中東で起きている、この革命の真の意義を理解していないわけではなかろうが、それでも民衆を操れば、どさくさにまぎれてイランなどでも同様の革命を起こせると踏んでいるふしがある。愚かといえば、愚かなことである。

 勿論、政府に対する不満など、どの国にもある。イランやシリアにないはずはない。問題は、程度の差でもある。しかし根本的に違う点がある。イランやシリアでは欧米グローバリズムの弊害は制限されたものだということだ。彼らは反欧米であったが故、つまり欧米の資本がさほど入っていないがため、このアラブの革命時に騒乱が制限されたもので収まっているのだ。

 これから、欧米社会が好きなようにしてきた親欧米アラブ・イスラム国家では、革命騒ぎが強化され先鋭化し、実現していくであろうが、欧米グローバリズムの悪徳から離れているイランやシリアではその革命の影響は、親欧米アラブ国家に比べてずっと少ないことを知ることだろう。

 既に何回も指摘したように、中東は反欧米・反ユダヤ・反イスラエルの基調でまとまっていく趨勢にある。そしてこれは誰も止めることはできない。その流れはこれから2012年、13年と継続していくことだろう。

 そしてやがては、アメリカのウィスコンシン州などで起きているように、経済問題がにっちもさっちも行かなくなったアメリカ各州にも波及していくことになる。

 その動きは中国も同様である。極端な格差社会の中国で、これから天災が火に油を注ぐ格好で不満分子の騒乱への欲求を強化する。そしてそれは最終的には、民主化革命へと結実していくことだろう。

 現在の中東から始まったうねりは、人類歴史的なうねりの現れであり、今まで隠されてきた一切の悪事が表面化し、今までの本当の隠れた収奪者が炙り出されてきて、最終的に収奪されていく道程にある。従って、そのうねりは誰にも止めることはできないのだ。これを本当の収奪者らは理解すべきであろう。


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●革命というカードはイランには無い
http://www.atimes.com/atimes/Middle_East/MB26Ak01.html
【2月26日 By Ali Reza Eshraghi】

 レーニンは、革命の症状を診断する定式を持っていた。「底辺にいる者たちは革命に参加せず、トップにいる者たちも参加できない」 彼は革命には大衆の参加が必要で、勇気と決意、それに政治的要素と言っている。しかしこれら三つの条件はイランに存在していないのだ。

 2月14日、テヘランの大通りに繰り出したデモ隊と2月20日の少数の者たちは勇気だけはあった。2009年にイラン政権が大衆の反乱に適用した弾圧の例があるにも係わらず、彼らは何がやってこようとやってやるという気概があった。また彼らは非常に急進的なスローガンを叫んだ。それは2009年では叫ばれなかったもので、最高指導者であるアリ・ハメネイ師を攻撃する内容だった。

 彼らはまた、スローガンを叫ぶ時、静かにする時、危険からどう逃げるか、個人のアイデンティティーを特定されることをいかに避けるか、をわきまえることで分別を示した。

 二つのデモの間にははっきりとした違いが存在している。2月14日、政権は暴力的弾圧をする姿勢は示さなかった。2人の死亡が報道されたが、それがどのようにして生じたかは未だにはっきりとはしていない。

 政権が暴力的弾圧に消極的であった理由の一つはトルコのアブドゥラ・ギュル大統領がテヘランを訪問していたからかもしれない。しかし一方では、イラン政府は抗議運動を取り締まる自信があったから訪問は延期にならなかったのだ。

 弾圧を自粛したもっと重要な理由は、政権は1年以上前に生じた騒乱以後、反対派の現状を推し量る狙いがあったからかもしれないということだ。バシジ民兵の一人によれば、警察はある一定の数の者たちが決められた場所に集まるまで出動しないで待機していたという。

 今月2度目の抗議運動があった2月20日には、デモ隊の人数より多い武装警官が弾圧の姿勢で現れた。これで多くの人々は通りに出てくることをためらった。政権は威圧すれば統制できることを示した。

 不思議だが、反対派の中には、政府側が使用した方法を適用する者たちがいた。彼らは、威圧的な治安部隊のニュースを調べて、BBCペルシャ・サービスのようなメディアのニュースが放映されることを阻止しようとしていたのだ。より多くの人々が大通りに出てくるようにという素朴な希望からそうしたのだ。

 不足したのは、勇気や決意だけではなかった。多くのイラン人は反対派の抗議運動に参加する動機に欠けるのである。変化に対する意思はようするに、それほど強くはない、ということなのだ。

 反対派と政権側の力が路上でぶつかる時、本当の革命の様相になる。無党派はそこにはいない。

 2月14日の抗議運動はテヘランのいくつかの通りを塞いだが、市の機能をマヒさせはしなかった。多くのビデオ映像は、人々が歩いたり車を運転したりして通常の仕事を続けている様を示していた。デモが行われている場所であっても店や映画館は開いたままであった。目撃者らは、デモの有様を見たいという観光客や群集を掻き分けて仕事をする人々にオートバイの便が提供されたと言っている。

 政府に対する不満を訴える人々は広範囲に存在する一方、行動に移すまで不満が募っているわけではないのだ。グリーン・ムーブメントは、「われらの勢力は数え切れない」と唱えているよりかずっと数は少ないままである。彼らの支持基盤は、主に中流階級に限られる。

 最近の燃料と食糧価格の高騰を含む経済的プレッシャーにも拘わらず、テヘラン南部の貧民地域住民は通りに出てデモに参加するまでの意欲に欠けていた。

 2009年の抗議運動後の演説で、革命防衛隊司令官だったサイード・ガセミは、恐れねばならないのは、テヘラン南部の貧民が怒りに燃えて通りに出て来て、最高指導者への支持を取りやめるような時だ、と述べている。

 経済的問題は抗議運動する者たちの要求する内容には取り上げられていない。そして彼らが時たま、パンの値段に不満を言ってそれを取り上げる時は、それを言う者たちはパンをそれでも十分に買うことのできる者たちなので、空しく聞こえてしまう。

 反対運動に対して労働者からの支持が無いということは、最初の2月の抗議運動の時、アバダン精油所での動きに象徴的に現れていた。反対派のウェブサイトでは、1979年のイスラム革命時にあったような石油工業ストライキにならったストライキを実行しようとしていた。実際には、たった50人ほどの労働者が参加しただけのそのデモは不払い賃金に関する要求がなされただけで、グリーン・ムーブメントを支持するものではなかったのだ。

 反対派はまた北テヘランの富裕層を巻き込むこともなかった。騒乱の間、マレーシア、トルコ、タイ、ドバイなどへ休暇で行く人々が一杯いた。

 これら全て、グリーン・ムーブメントは支配的勢力になる条件をまだ作っていないことを示している。

 この運動は、イランのエスタブリッシュメントのかつての友人らを失ってさえいる。とりわけアハマディネジャド大統領に反発する者たちが去っている。その去った者の中には、アヤトラ・アッバス・ヴァエズ・タバシ師がいる。彼はマスハドのイマム・レザ寺院の管理人で農場、不動産、工場などの資産は2009年にアハマディネジャドと大統領職を争った時、ミール・ホセイン・ムサビを資金的・道徳的に支援することになった。

 しかしながら、現在は彼は2月14日の抗議運動参加者たちを「治安妨害の扇動者らであり疑いなく神の裁きを受けるに値する者たち」と評している。

 最高指導者の検査官長であり、保守派の聖職者の中で最も影響力のある指導者の中の一人であるアリ・アクバール・ナテグ・ヌリはもう一人のムサビの支持者だった。彼は暫く静かにしていたが、2月14日のデモの後、沈黙を破って、ムサビと彼の同盟者であるメフディ・カルビには政治的センスと愛国心が欠けており、両者とも裁判に掛けられるべきだ、と語った。

 「我々の敵は、我々内部で意見が異なることはあるが、我々全員はこの政権を守護している、ということを知る必要がある」と彼は語ったのだ。

 グリーン・ムーブメントの最大の頭痛の種は、その目的が不明確だという点だ。また特別の社会的グループのというよりかは全ての人々の解放を目指している、ということを人々に納得してもらえるような言い方で説明されていないのだ。

 エジプト人とチュニジア人のデモ隊は、政権の終焉、というはっきりとした目的を持っていた。

 2009年の大統領選挙後にグリーン・ムーブメントが形を整えた時、そのメッセージは直裁的で、投票は不正に操作され、選挙民は騙された、というものだった。これで300万人が通りに出てデモに参加したのだ。

 しかし今はどうだろうか? アハマディネジャドを取り除くことを願っているのか、そして新しい選挙をやりたいのか? もしそうならば、彼らの支持者らが叫ぶスローガンにはその点が明瞭に示されていない。彼らは政府のイスラム的システムを解体したいのだろうか、あるいは、ハメネイ師を除きたいだけなのか? 彼らは憲法改正をして最高指導者の地位を廃棄したいのだろうか、あるいは、単に現在の枠組み内でのよりましな政府を求めているのか?

 グリーン・ムーブメント指導者らは、こういった曖昧な点を明瞭化するに役立たずなままであり、更なるイラン人をその大義の下に集めるよう明瞭なメッセージを発信する点で不足している。メッセージは混乱したままだ。2月14日デモはエジプト人とチュニジア人との連帯を示すものだったはずだが、聞こえてきた主要なスローガンは最高指導者に対する反対の声であった。

 反対派の者たちは、最近のデモはグリーン・ムーブメントがまだ生きていることを示すことができたから勝利だったと言っている。 しかし、彼らは示したのか? もしも彼らの主要な狙いが、彼らがまだ活動しているということを政府に示すことだったとすれば、通りに出た抗議者たちは、不幸にも風船とジュースの代わりに警棒と催涙ガスで祝われたカーニバルの参加者のようなことになってしまう。
 イランの敵の源を探し回っても、納得できる回答を与える者はいない。反対派の活動は、政権が行うことに反対するための反対運動ということなのだ。

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ペルシャ湾に展開する4隻目の米潜水艦と空母エイブラハム・リンカーン

◆11月9日

 アメリカの4隻目の潜水艦がペルシャ湾に展開する。これに続いて、空母エイブラハム・リンカーンとフランスのシャルル・ドゥゴールがやってくるという。
 
 合計30隻の米・NATO軍の軍艦がペルシャ湾に展開し、イランに対し睨みを利かせることになるようだ。

 これにイスラエルの潜水艦もどこかに待機しているのだろう。こういった動きをモニターしておく必要はある。要するに戦闘準備を整えつつある、と見られるからだ。それがどういったタイミングで動きだすのかは分からないが、尖閣諸島でのおかしな動きとも連動する可能性を考慮しておくべきだろう。


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米・NATO軍の展開でイランに圧力:4隻目の米潜水艦がペルシャ湾に
【11月2日 PRESSTV】

 アメリカはバハレーン港近郊に展開中の3隻に続いて、ペルシャ湾に4隻目となる潜水艦を展開した。

 これはアメリカのエイブラハム・リンカーンとフランスのシャルル・ドゥゴール両空母がペルシャ湾に向かっている動きと連動している。

 アメリカは20隻の軍艦、空母ハリー・トルーマン、その他53隻の輸送関連船舶をペルシャ湾とオマーン海に維持している。イギリスとフランスの艦船を含む、合計30隻の軍艦がこの海域に展開している。

 アメリカの空母エイブラハム・リンカーンは船員やパイロットを含む5000人の乗務員を抱え、第5艦隊の海域に乗り込んでくる。この空母には、ミサイル巡洋艦のケープ・セントジョージを含む数隻の巡洋艦と4隻の駆逐艦が護衛として伴走してくる。

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