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可愛いらしい顔に恐ろしい本性を隠すユリア・ティモシェンコ

◆3月7日

 ウクライナでは元首相で汚職で逮捕されたユリア・ティモシェンコを再び首相に担ぎ出そうという計画があるという。この女性はかわいい顔をしているが、恐ろしい女性だ。汚職もユダヤ系ロシア・マフィアのセミョン・モグリヴィッチという頭目との関係から生じたものだ。こんな女性が再びウクライナの首相になれば、ウクライナはマフィアの支配する国になってしまう。

 もっともそれこそが欧米の思惑なのかもしれない。蓋を取ってみれば、世界の政治家はそのような闇社会の実力者といい関係を持っている、というのが大方の実情でもあるからだ。これはユダヤ系ロシア・マフィアと戦ってきたプーチンにとっては、許しがたい状況になるだろう。

 ロシアの天然ガスのヨーロッパ向けのパイプラインはウクライナを通過しているから、ヨーロッパがあくまでロシアに対し、ウクライナでそのような謀略を継続するならば、プーチンはガスの元栓を閉めることになるだろう。プーチンを敵に回すことがどれだけ愚かな行為かということを、欧米は骨身に浸みて感じさせられることになるだろう。
 

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●ウクライナ危機は第三次世界大戦勃発の契機になりかねない(最終章)
http://www.darkmoon.me/2014/ukraine-crisis-could-spark-world-war-three-by-lasha-darkmoon/
【3月5日 Posted by Montecristo】


ユダヤ系ロシア・マフィアの頭目のセミョン・モグリヴィッチ


 そのかわいらしい顔とセクシーな髪型で魅力的なユリアは、長いことマフィアの愛人である、ということは指摘されておくべきだ。2005年1月にウクライナの最初の女性首相となり、フォーブスによればウクライナで三番目に金持ちの女性となることで、結果的に深刻な汚職容疑で獄中で時を過ごす羽目になった。今、この囚人だった人物を再びウクライナの首相にしようとする計画が浮上している。

 確かなことは、ユダヤ系ロシア・マフィアの頭目であるセミョン・モグリヴィッチとユリアの親密な仲は、ウクライナをユダヤ人が運営する世界で最も犯罪的なシンジケートの手中に間接的に陥らせる可能性を持つことを意味する、ということだ。ユリアがもしも権力を握ったならば、だが。

 恐らく、それこそを欧米は狙っているのだ。

 ユダヤ人作家で「ロシア・オタク」を自認するベン・ジュダは、プーチンはウクライナで紛争に乗り出すのならば、四つのキーとなる問題について自分に問いかける必要がある、と言っている。

 ここでは問題の1番目だけを紹介するスペースしかない。そこにはベン・ジュダの思考傾向とランボー型の書き方が現れている:「プーチンは、ロシア人に対して、ロシア軍兵士が遺体袋に包まれて帰還し出したら、どう説明するのか?」

 今、ニューヨークでは午前8時だ:アメリカは目覚めだして、過去12時間のニュースを消化しだしているところだ。

 ここにロサンジェルス・タイムズ紙から事態をアメリカに都合よくまとめられたニュースが報じられている。

 共和党のエリック・カンター(ヴァージニア州)が、「議会はウクライナ政府が経済を安定化させ、主権を回復し、政治的妥結を推進することを支援する方法を見出そうとするであろう」

 ベン・ジュダのようにエリック・カンターもユダヤ人だ。

 彼は、熱心なシオニストで、イスラム教嫌いの人物だ。彼はペトレイアス将軍(反シオニストと見られている)を、彼のプライベートな電子メールに不思議なやり方でアクセスすることで、貶めることをやってのけた者だ。

 愛人に向けて書かれたペトレイアスのプライベートなラブレターを、FBIの秘密情報源から入手した、というカンターの話は納得できるものではない。カンターは恐らくこの情報を直に、イスラエルの情報機関から入手したのだ。スノーデンの暴露の後では皆が知っているように、イスラエル情報機関はNSAとの馴れ馴れしく汚れた関係を通して、アメリカで交信されている電子メールと電話のやり取りにアクセスできるのだ。

 疑わざるを得ないことは:秘密の部屋でカーテンの背後から覗き見する時はいつでも、ユダヤ人が影でこそこそしているのを見つける、ということはどういうことなのか、ということだ?

 誰でもネオナチのテロリストにその命が脅かされているウクライナのロシア人の保護に飛び出したプーチンに興奮している。

 リトアニアはロシアから大使を召還した。カナダは昨晩、モスクワの大使を召還した。チェコ共和国はプラハで同じことを今朝行った。

 イギリスはまだ大使の召還はしていないが、昨晩、ロンドン駐在ロシア大使を外務省に呼び出した。

 ロシアの上院はアメリカのロシア大使を召還するよう要請したが、まだそれは実施されていない。

 昨晩、ロシア軍艦はクリミア沖に停泊した。明らかにウクライナとロシアとの間の合意事項に違反するものだ。ロシアはクリミアのセバストポリの基地を230年間支配している。黒海艦隊をそこに維持することはできるが、思うがままにできるというわけではない。

 ロシア軍はバラクラバの沿岸警備隊オフィスを支配した。これもウクライナとの合意に違反することは明らかだ。そのようにアメリカと、アメリカが資金提供しているウクライナのネオナチ・テロリストは言い張っている。

 アンダース・フォー・ラスムッセンNATO事務局長はNATO会議を招集した。彼は以下のような声明を発表した:「私が本日NATO評議会を招集したのは、ロシア軍のウクライナにおける行動ならびにプーチンの脅威がこの主権国家に及んだからだ。ロシアがウクライナで行っていることは、国連憲章に違反している。それはヨーロッパの平和と安全を脅かしている。ロシアは軍の活動と脅威を停止しなければならない」

 オー、ではロシアはウクライナとの合意を無視したわけだ、そうかな?

 これらのとんちき達は、ロシアが行った合意は、民主的に選出された合法的ウクライナ政府との間の合意であったことを都合よく忘れている。。それはクーデターを仕出かした黒いマスクをし軍靴をはいた極右狂信者の群れとの間で交わした合意ではない。

 セバストポリの民兵司令官のセルゲイ・ボチェンコは、タイム誌の記事で、「キエフで鉤十字を付けて走り回っているファシストの屑どもの支配を受け入れるようなことは断じてない」と語ったと言う。

 ウクライナの臨時首相であるアーセニー・ヤセヌークは、ロシアはウクライナに宣戦布告した、と語ったところだ。「これは緊急非常事態だ。これは単なる脅威ではない。これは実質的な宣戦布告だ」と、彼は息巻いた。

 臨時大統領のオクサンダー・トゥルチノフは以下のように語った:「ウクライナ内の軍事施設を攻撃することは、我が国に対する直接的軍事侵略である。ロシア指導部がその責任を負うことになろう!」

 「我々は災厄の淵にある!」と選出されていない首相はわめいた。

 それでは、誰が最初に災厄を惹き起こしたのか?誰が一体始めたのか? 誰がアメリカ人の納税者のポケットから50億ドルを取ってクーデターを支援したのか?


 国連事務総長の潘基文が、恐らくNSA、モサド、イギリスのGCHQが聞いている中、電話で話している内容がある。彼は、最近のウクライナの主権を危うくする事態を「非常に懸念している」と語っている。

 「平穏を回復し状況の段階的縮小を即座に進めることが肝要である」。潘はプーチンに対し、キエフの当局と直接対話をするよう呼びかけた。「冷静さが重要だ」と、プーチンは冷静ではないと示唆しながら無愛想に語った。

 潘の見下したコメントから、彼はプーチンに説教する立場にいると彼が考えていると結論付けていいだろう。プーチンは頭に来るタイプで、嘘つきでまだ捕まっていない戦争犯罪者のトニー・ブレイアーによればサダム・フセインがロンドンを核攻撃しようとしたように、45分以内にニューヨークを核攻撃する奴なのだ。

 クーデターを行って民主的に選出された政府を破壊するという、主権国家の事情におせっかいをする人々は、冷静な人々なのだ。侵略に反応したプーチンのような人々は、危険で狂った奴と描かれるのだ。

 これはとんでもなく偽善的な者たちの捉え方だ。


 ロシアと欧米の侵略者たちの間にウクライナに関する大規模な紛争が勃発したら、自分としては最後までロシアを支援するつもりだ。私の中では、ロシアは高度に道徳的地盤を持っていることは疑いようもない。ロシアを支援することは、従って、悪より善を尊ぶすべての人々の義務である。

 欧米の政治的お偉方が繰り返し語っていたように、ロシアがクリミアを併合すること、あるいは占領することについては、二つの決定的事実を勘定に入れることに失敗している:1.クリミアは一度ロシア領だったこと、そして1954年にフルシチョフによってウクライナに贈り物として与えられたということ、2.クリミアの過半数の人々はロシア人で、プーチンの介入を要請し、救出にきてくれるよう懇願した、ということだ。

 アメリカとイギリスのロシアはウクライナに「侵略した」という非難については、そのまぬけな非難には、それがイラクとアフガンの侵略者の偽善的な口から言われたことでびっくり仰天するしかない。しかも失敗した侵略者で、それぞれの侵略行為ごとに3兆ドルを消費し、かつ不名誉と恥以外の何も得るものはなかったのだ。

 プーチンはクリミア地区に対する軍事行動だけに制限し、ウクライナの残りの地区には手を付けないで、欧米の手中に陥るに任せると考えることは誤りである。そう考えることがどうして誤りとなるのか?ロシアからヨーロッパに向かうガスのパイプラインはウクライナを通過する、という単純な理由からだ。

 だから過ちは犯さないことだ。ウクライナ全土はロシアの封土である。アメリカとヨーロッパはウクライナにいて問題を起こしたり、政権交代を画策しながら、やるようなビジネスは何も無い。こういったお節介者たちがウクライナに対して干渉し続けるならば、ロシアはヨーロッパへのガス供給をストップする正当なる理由がある。 

 アメリカの弁護士でオンラインの政治コメンテーターのマイケル・スナダーはウクライナの状況をまとめて以下のように記した:「アメリカ人として、他国から資金を与えられ組織され、民主的に選出されたカナダ政府の暴力的転覆を図られたら、そして反米政府がそれに取って代わったら、あなたはどう感じるだろうか?ウクライナに対してこれを行うことで、アメリカとEUはロシアの目の中にピンを突き刺したことになる。言うまでもなくロシアは非常に怒り戦争も辞さない思いになっている・・・」
                             -完-

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