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イスラエルのドルフィン級潜水艦

◆7月24日

 以前、イスラエルの潜水艦がスエズ運河を通過した件、あるいは水上艦艇が同じくスエズ運河を通過した件を指摘したが、核搭載の潜水艦がこのようなイランを標的とした軍事的行動を取るイスラエルを非難する代わりに、いわゆる「国際社会」と言われる先進国の声は、まだ核兵器さえ存在しないイランの「核拡散を非難」するという矛盾を理解しておかねばならないだろう。
 下記の論文では、より詳細な情報とともに、この問題に対する的確な指摘がなされている。


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●紅海でのウォーゲーム
ドルフィン潜水艦の照準にあわせられているイラン
http://www.voltairenet.org/article161157.html
【7月22日 Voltaire Network】
by Manlio Dinucci*

 イスラエル海軍にスエズ運河を使用させたことを強く否定していたエジプト政府はそれが事実であることを認めた。これは、コンスタンチノープルでの1880年の協定の適用を思い出させるものだ。この協定ではスエズ運河の所有国に脅威をもたらさない限り、軍用船の通過を許可するとなっている。しかし、イスラエルとエジプトとの間に交わされた最近の防衛協定については語っていない。どれだけの人々が事実上の核保有国であり、NATOと連携する国としてイスラエルが、これ以後5つの大洋のどこにでもミサイル潜水艦を展開できるということを知っているのだろうか?
 紅海につながるアカバ湾に面するイスラエルの港であるエイラトの海岸沖で、観光客の目の前にドルフィン級潜水艦は浮上した。核ミサイルを搭載しているイスラエルの潜水艦だ。メディアは大騒ぎしたが、イランを射程に捉えるためにこのドルフィンが紅海を縦横に行き来することは驚くことではない。我々はこの件については、7年前のマニフェストの中に書いたことがある。このクラスでは最初の高度な航海術と戦闘システムを装備する潜水艦は、ドイツから1990年代にイスラエルに供給されたもので、2隻が贈呈されている。イスラエルからの要請により、短距離巡航ミサイル用としての533mmの6本の発射管のほかに、659mmの4本の長距離巡航核ミサイル用発射管が装備されている。このミサイルはポパイ・ターボという1500km先の標的を攻撃できるミサイルだ。これらのミサイルはアメリカのミサイルの変形型でイスラエルのラファエル社とロッキード・マーチン社で共同生産されている。

 2010年には現在3隻の核攻撃型潜水艦に2隻追加される。これもドイツから供給される。建造には12億7000万ドルかかるが3分の1はドイツ政府が持つことになっている。エルサレム・ポスト紙は、U-212と型番の付けられた2隻の新しい潜水艦は、“イスラエル仕様”で建造されるている、と指摘している。
◎より高速である-20ノット
◎行動半径がより広い-4.500km
◎より静かである-静かなので停止しないで目標に近づける。
 
 軍の専門家によると、3隻のドルフィンの内1隻は、紅海とペルシャ湾をパトロールし、2隻目は地中海に展開している。3隻目は予備として待機している。
 2隻を加えることで核攻撃が可能な潜水艦は2倍になる。またこれはイスラエルの核戦力の一部にすぎない。広島型の原爆の4倍に匹敵する核を予想数200~400発を保有し、これが300機の F-16 と F-15戦闘機、50基のジェリコⅡ弾道ミサイルで運ぶことができる。これらの核兵器が24時間発射準備ができた状態で待機している。

 イスラエル政府はNPT(核拡散防止条約)を拒否し核兵器の保有の事実を認めていない(IAEA=国際原子力機関、は認めている)。しかし彼らはそれを保有しているし使用することができる、ということを理解するべきだ。これはドルフィンがエイラトの海水浴客の目の前に現れ、エルサレム・ポスト紙が、これは紅海での演習を終えてスエズ運河を通過したことを報じたことで分かる。エルサレム・ポスト紙が自ら説明しているように、「これはイランに対するサインだ」 つまりイランその他地域の核を保有していない各国に対し、イスラエルは核を持っているしまたそれを使用する準備ができている、ということを示しているのだ。
 ハアレツ紙がもたらした、更なる「イランに対する警告」のニュースが、イスラエルのハニトとエイラトの2隻の軍艦がスエズ運河を通過し紅海に向かったというものだ。このナニトは既に6月、ドルフィンと一緒にスエズを通過している。これはイスラエルとエジプトの反イラン合意を示している。イスラエル軍関係者は自身で海軍部隊が運河を自由に往来できるという「政策変更」について語った。これはエジプトのアハメド・アブル・ゲイト外務大臣により語られた。彼はイスラエルがスエズ運河を使用することは、“合法的”で、エジプトとイスラエル間の合意事項として認可されている、と述べた。
 これで、今や地中海・紅海・ペルシャ湾間の戦略的連携が出来上がったことになる。
 イスラエルがイラン攻撃の訓練を続けている間、G8の指導者らは、7月8日のサミットでの夕食の時承認された文書の中で、「イランによる核の拡散のリスク」を非難したのだ。
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経済から宗教まで、時代の先を読み解くための作業を人間活動のあらゆる分野にメスを入れて行います。
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