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ラタキアを奪還したシリア軍

◆4月1日

 昨日の記事で、シリア北部のラタキア地方、その中のカサブがNATO勢力とシリア軍との雌雄を決する戦闘の場になることを示したが、シリア軍は戦略的要衝の高地を占領し、有利に事態を進めている、という情勢のようだ。ただラタキアの重要地点は奪還しても、まだ戦闘は継続中なので予断は許されない。この一週間で状況はハッキリしてくる事だろう。

 ラタキアの中でもカサブ(ケサブ)はアルメニア系シリア人の中心都市ということで、クリスチャンが多い。そこにイスラム系過激派のアル・ヌスラ戦線のテロリストが侵入してきて、その掃討作戦をシリア軍が始めた事で、多くのアルメニア系シリア人の難民が出ている、という。またこの件ではアルメニアがトルコを、イスラム系過激派テロリストをシリアに侵入させ、その支援をしているとして、非難している。

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●シリア軍:ラタキアの重要地点を奪還
http://en.alalam.ir/news/1580867
【3月31日 ALALAM】

 シリア軍は3月31日、沿岸部のラタキア地方のキーとなる地点を奪還したと、国営通信が報じた。「シリア軍の部隊がラタキア北方の展望台45を完全に掌握し、テロ・グループを追討中である」との軍の発表だと通信社は伝えた。
 
 この展望台45とはアラウィ派の民衆が居住している地帯を見渡せる戦略的高地のことである。このアラウィ派からアサド大統領は出ている。国営通信はライブで高地付近からの映像を放映し、横たわるテロリストらの死体を、殆どが非シリア人だと説明した。

 先週、この民兵らは3月21日からの攻勢でこの高地を占領した。アルカイダ系アル・ヌスラ戦線を含む民兵勢力はトルコ国境から近いアルメニア人の町であるカサブとその付近を占領した。また地中海に通じるサムラ村も占領した。

 シリア人権団体によれば、民兵が攻勢を掛けてから両サイドにそれぞれ300人ほどの死者が出たという。「シリア軍は展望台45に多連装ロケット砲を設置する事ができたが、戦闘は高地周辺で継続している」とこの団体は語った。

 ダマスカス地方における民兵側の敗退の後、彼等は勢力をラタキアに集中した。それでシリア軍はその地方を防衛するために集まってきた。31日には、反政府勢力側はバシャール・アル・アサド空港に向かって初めてグラッド・ロケットを発射した。

 シリア紛争は4年目に入り、開始以来この紛争で14万6000人以上が殺害されてきている。


●クリスチャンはカサブの町から逃亡。アルメニアはトルコを糾弾
http://rt.com/news/armenians-kessab-syria-attack-381/
Published time: March 31, 2014 21:06

 シリア軍はアル・ヌスラ戦線から住民の大多数がクリスチャンの町であるカサブを奪還しようとしている。そのため数百人にのぼるアルメニア人が町から逃げ出し、アルメニアはトルコが過激派を支援しているとして非難した。 

 カサブはシリアのラタキア地方にある町で、トルコとの国境に近い。この町に2000人以上のアルメニア人が住んでいるが、メディア同士の情報が錯綜している。

 アルカイダ系過激派組織であるアル・ヌスラ戦線のテロリストが3月21日、トルコからシリア領内に侵入、シリア軍部隊と自衛団とこのヌスラ戦線との間の戦闘が始まったという。

 アルメニア人側によれば、このジハーディスト(過激派)グループはトルコ軍に支援されている、という。トルコ政府はそれを、「完全に根拠のないことで、真実ではない」と否定した。

 アルメニアとトルコの関係は、第一次世界大戦中のトルコによるアルメニア人の虐殺をトルコが認めていないことで、緊張したままである。


■何百人と逃げ出している

 アルメニアの共和党のアーマン・サアキャン議員は最近シリアのラタキアから帰国した。彼はラタキアでカサブからの難民と話す事ができたと語った。彼はロシア・トゥデイに対し、武装グループがトルコからシリアに侵入したと語った。

 「3月22日早朝、トルコ国境警備隊がいなくなり、多国籍のテロリストがトルコ軍の砲撃の支援を受けながらカサブを襲撃した」と彼は語った。

 カサブの自衛団とシリア軍(アルメニア系シリア人が大多数)が協力してアルメニア系住民はカサブを脱出できたという。その後彼等はラタキアの沿岸都市にあるアルメニア教会の敷地内に落ち着く事ができていると、議員は語った。ただ年配の人々がアル・ヌスラ戦線の過激派が支配するカサブに残っているという。・・・以下略

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戦闘で敗退しシリアから隣国へ逃亡を図るテロリスト・ゲリラ

◆3月31日

 シリア戦線ではシリア軍が各地で反政府ゲリラを駆逐している。追討されたゲリラたちはトルコ、ヨルダン、レバノンなどの隣国に逃亡を図っている。そのような情勢下でシリア北部のかサブ市近郊で、追討するシリア戦闘機をトルコ軍機が攻撃、撃墜した。

 しかし撃墜された戦闘機とパイロットはシリア領内に落下しているから、この戦闘機がトルコ領空を侵犯したとは言いがたい。つまりトルコは勇み脚をしたと言えそうだし、その理由は、シリアの領空侵犯を口実に対シリア戦を始めようとした形跡があるという。

 これはシリアのアサド政権転覆を狙って、世界中のイスラム主義過激派を集めてシリアに投入してきたにも関わらず、当初の目論見どおりには事が進まず、アサド政権は民衆の支持を得たままであるし、シリア軍は国防大臣が暗殺されても士気は高く、意気軒昂である。

 シリア軍は12万の外国人テロリスト・ゲリラが立ち向かってきても、多大な犠牲を払いながらも、英雄的戦いを進め、つぎつぎに彼等テロリスト・ゲリラの拠点を破壊し追討し殲滅している。そのような情勢から来る焦りが、NATOとそのメンバー国であるトルコをして、直接的軍事介入を可能にさせる、このような国際法違反の愚挙をするに至ったのであろう。

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●NATOはシリア北方で決死的最後の戦いを行う
http://www.globalresearch.ca/nato-wages-desperate-last-battle-in-northern-syria/5375791?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=nato-wages-desperate-last-battle-in-northern-syria
【3月29日 Tony Cartalucci — Global Research】

 シリアとトルコの国境にあるシリアの北西部のカサブ市は、トルコ軍が支援する武装ゲリラとシリア軍との間の雌雄を決する戦場になった。国境を越えてシリア領内に侵入するゲリラに対する攻撃をしていたシリア戦闘機をトルコ軍が撃墜したことで、30日のトルコの新聞がその事件を一斉に一面で報じた。

 トルコ政府はシリア航空機はトルコ領空に侵入したとしているが、航空機そのものはシリア領内に墜落、またそのパイロットも成功裏に航空機から脱出しシリア領内で発見された。ロイター電は以下のように、「トルコは領空を侵犯したとしてシリア航空機を撃墜」の見出しで、「トルコのF-16はシリアのジェット機に対しロケットを発射、ジェット機は1200m上空で撃墜されシリア領内に落下した」と報じた。

 トルコ政府は、シリア軍がトルコが自国領内で保護してきたゲリラと交戦していることを、またシリアが領内に侵入するゲリラに対する討伐を行うことが、トルコ自身がイラク北部のクルド人ゲリラに対して行う追討以上の脅威をトルコの安全保障に対して与えるものでないことを明らかに知っている。反対にトルコ戦闘機はシリアに侵入するゲリラ達のために事実上、防空の役割を果たしてきているのだ。

 もっと重大なことは、欧米のメディアでは、アメリカ国務省がテロ組織として挙げた組織のジャブハト・アル・ヌスラであることがわかっているという事実だ。この組織はアルカイダのシリアの支部である。ウォール・ストリート・ジャーナルの中東リアル・タイムズは、「ラタキア攻撃はアルメニア・シリアの暗い記憶を呼び覚ます」とのタイトルで以下のように報じた:

 イスラム主義過激派が今週ラタキア地区の一定の部分を占領したことで、地中海に臨む地点を初めて確保したことになった。

 この軍事的攻撃はいくつかの点で象徴的である:アル・ヌスラ戦線のゲリラがアサドの故郷地区の一部を占領したことになり、このゲリラの侵入を阻止しようとしたシリアの戦闘機をトルコ空軍が撃墜したことだ。アル・ヌスラはシリアにおけるアルカイダの支部である。

 NATOメンバー国が隣国へのアルカイダの侵入を空から支援するということは、国家主権の、ないしは国際法のとんでもない侵害以上の何物でもないだろう。しかしトルコはシリアとの間の緊張を高めることを止めようとしなかったのは明らかである。最近暴露されたトルコの情報機関の長官であるハカン・フィダンとトルコの外相であるアハメト・ダブトグルとの間の漏洩された会話は、トルコがシリアとの戦争を挑発するために、自国に対する自作自演劇を実行しようとしていたことを、示している。

 トルコのエルドアン首相がユーチューブを禁止したのは、この漏洩があった後で、このユーチューブサイトから削除したかったのである。

 漏洩された電話会話は、シリアに対する攻撃は「トルコにとっての良い機会であると見做されるべきである」というエルドアンの考え方を示している。この会話で、情報機関長官のフィダンは、シリア人の要員を4人使ってトルコを攻撃させることで、「戦争の大義を作り出す」と言っている。

 フィダンのこの行動は、「戦争の直接的原因だ・・・あなたがすることは、戦争の直接的原因となることだ」とヤサル・ギューラー副参謀長が繰り返して述べている。

 トルコの外相は、シリア作戦について軍のトップの高官が語っている漏洩された内容は、「部分的に作られたもの」で、国家安全保障に対する「卑劣な攻撃」であると語った。

 漏洩したビデオで、フィダンはダブトグル、ギュラーその他の高官と、オスマン・トルコの創設者の祖父であるスレマン・シャーの墓を守るためのシリア内の可能な作戦について話し合っている。

 この驚くべき暴露内容は欧米のメディアによって一切無視され、代わりにトルコがただ「汚職」に関し隠蔽した問題を扱ったフェイスブックとツィッターを禁止した事のみに意図的に焦点を当てている。トルコが自作自演の攻撃でシリアに対する直接的な軍事介入を正当化しようとしたことは、トルコとその他のNATO諸国が関わるより拡大された中東紛争の引き金を引く恐れがあるが、これは2011年にシリアでの紛争が始まってすぐにも欧米が求めていたシナリオである。

 欧米の介入は、シリア北部に限定されたものだとしても、欧米が支配する「緩衝地帯」をシリア領内に生み出すことになろう。これはしかし特にアメリカの多くの軍事的冒険が計画されたブルッキング研究所の者たちのような、アメリカの政策立案者らが遅くても2012年には計画していたことである

 「緩衝地帯」を作るアイデアは、シリア・トルコ国境沿いでの暴力沙汰に対するお決まりの対応策のように見せるもので、ブルッキング研究所の2012年3月の「中東メモ#12」の「政権転覆のための選択肢査定」中で詳細に述べられているが、特に以下のことが語られている:

 「他の選択は、暴力をいかに終わらせるか、人道的支援をどう得るか、に集中する外交的努力である。これは安全地帯と人道的回廊を作り出すことになろう。これには限定的軍事力の保証が必要である。これはアメリカの対シリアの目標とは程遠いのは勿論ではあり、アサドは権力に留まったままになろう。しかしながらそれを起点として、拡大された同盟関係と適切な国際的委託で、その努力目標に向かって更なる高圧的な行動を進めていくことができるだろう」

 ブルッキング研究所の中東メモ#12は、人道的「保護の責任」なるものが、政権転覆に向けた長期的計画の為の工作に過ぎないということを隠そうともしていない。アルカイダを支援し教唆し、武装テロリストを供給し、防空を請け負い、シリアとの戦争を意図的に自作自演事件で挑発する計画を練ることは、そして今度は完全に暴露されたダマスカスを炎上させる攻撃計画は、世界的覇権が最悪の方向に向き始めた欧米の、危険な追い詰められた状況を表している。

 トルコが隣国シリアに対するあからさまな戦争行為を行う嫌われ役を演じる反面、NATOのメンバー国とNATOがトルコを非難しないことは、この軍事同盟が共謀していることを示している。皮肉的なことに、NATOがシリアとトルコの国境沿いにいるアルカイダを世話し、武装させ、防空を請け負う反面、アフガンにいるアルカイダの存在を、アフガンに継続的に駐留するための正当化に利用している。

 シリア紛争の期間のそれぞれの転換点で、何十年も設定しようと働いてきた「国際的ノルマ」を強調しながら、欧米は自分達の信頼性と評判を大いに食いつぶした。こういった転換点での欧米の失敗で、2011年の開始時には大いに頼りにしていた運勢はずっと弱まった。カサブでの戦いは、そしてシリアとヨルダンとの国境沿いのあまり言われない「南部戦線」もシリア軍の反撃で既に崩壊してるが、シリアでのNATOとその手下たちの最後の戦いになりそうである。

 シリア軍は国境から侵入してくるゲリラを阻止するに十分な能力があるように見えるし、NATOの挑発に対し無限の忍耐力をもって対処できることを示してきた。トルコが自国内で、シリアとの戦争を挑発するため攻撃することを計画していたことが暴露されたことで、自作自演攻撃を実行する試みは、トルコとNATOの両者を弱体化させるしかないだろう。もしも欧米が「緩衝地帯」を設定する事ができたとしても、そのために払うことになる信頼性、評判、正当性の値は、そのような「勝利」をピュロス王の勝利にさせるであろう。

 人類歴史を通して存在した全ての帝国は、衰亡が決定的になることが分かる時があり、帝国の解体が近いことがわかる時がある。「パックス・アメリカーナ」とウォール街やロンドンのシティーのエリート達にとって、その時とはカサブの戦いかも知れないし、シリアにおける政権転覆の欧米の試みの不名誉な終焉の時かも知れない。

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電話会話の中で、恐ろしくかつ汚らしい言葉を連発するウクライナ元首相のティモシェンコ

◆3月26日

 3月7日号「ウクライナ危機は第三次世界大戦勃発の契機になりかねない(最終章)」で、ティモシェンコのことを、”恐ろしい女”と書いた。恐ろしいだけでなく、”下品”でもある。これは彼女がやはりユダヤ系というところから来ているのであろうか。ユダヤ人にとって他の民族は異邦人であり、これは動物と同じレベルの存在と見做すと言われている。

 彼女がウクライナ東部に残るロシア系住民を殲滅せよ、と言っているのを見ても、彼女がどれほど、”ナチス的””ファシスト的”で、あるかが分かる。800万人を殺戮せよ、というのだから、ユダヤ人の主張しているホロコーストの”600万人”を上回る、超ホロコーストである。どれほどこのウクライナの新政権が危険な存在になるか、分かろうというものだ。

 暴露された彼女とネストール・シュフリーチとの電話会話で、彼女が汚らしい言葉を連発しているが、以前も同じユダヤ系女性のアメリカ国務次官補のヴィクトリア・ヌーランドが、”フxxクEU”と、汚らしい言葉を吐いているのが明らかにされた。ユダヤ人女性はこのように汚らしい言葉を日常的に使用しているようである。お里が知れる、というものだ。

 ウクライナの権力はこのユダヤ系と極右系とが一緒になって握った。しかしそれは「野合」であり、本当の愛国的絆で結ばれているわけではない。ただ権力を握る為の野合である。それで、このブログでは内部抗争が始まるであろうと指摘した(3月19日号)。

 まさにその通りになった。3月5日号で掲げられた写真の”ごろつき野郎”が、内部抗争で早速殺害されたのだ。ロシアのお尋ね者の筆頭に掲げられるようなギャングであった。(http://rt.com/news/ukrainian-nationalist-muzychko-antics-093/)。要するに彼は、ウクライナを暴力的クーデターで権力を握るまでの、”ヒットラーの突撃隊”の役割をさせられたのであり利用されたのであり、それが終われば、危険人物としてお払い箱となったのだ。そして狡猾なユダヤ系が徐々にウクライナを占領していく筋立てであろう。

 このティモシェンコの「殲滅」の言葉を聞いて、ウクライナ東部に住むロシア人が激高するのは間違いないし、殲滅される前に新政府を打倒、ないしはクリミアのようにロシアへの編入を願って、反乱を起こすのではないだろうか?誰だって殺されると分かっていて、黙ってそれを待つ者はいない。従って、ウクライナは東西に分裂、という未来の姿がより一層、濃厚になったと言えよう。

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●米支援のウクライナのティモシェンコ元首相はロシア殲滅を呼びかけた
http://www.wsws.org/en/articles/2014/03/25/tymo-m25.html
【3月25日 World Socialist Web Site】

 ユリア・ティモシェンコ、ウクライナ元首相で先月のクーデターで設立されたウクライナの新政権の指導的支援者は、ウクライナ人に向かって武器を取ってロシアと戦うよう呼びかけ、欧米諸国にはロシアを灰燼に帰すよう、呼びかけた。

 盗聴された電話で、ティモシェンコはロシア人とロシアの指導者であるプーチンの暗殺を督促した。「銃を取ってこれらのロスケ野郎共をリーダーと一緒に殺す時だ」と彼女は述べた。(RTの英語に翻訳されたユーチューブはここ

 ティモシェンコは更にウクライナに留まっている800万人のロシア人を核で殲滅することを督促した。彼女はツィッターの会話の内容の真実性を確約したが、核の使用を呼びかけた部分は編集された、と語った。

 ウクライナの国家国防安全保障委員会の元副書記長のネストール・シュフリーチとの電話会話は24日、ユーチューブにセルギイ・ヴェチルコによってアップされた。シュフリーチはその真実性を否定した。 

 このリークされたテープは、アメリカとその同盟諸国によって作られた、ウクライナとクリミアの危機的状況はロシアによって惹き起こされたという嘘を暴露している。ファシスト勢力の支援でウクライナに設立された政権の本当の素顔を晒すことになった。

 電話による会話は3月18日にあった。これはクレムリンでクリミアのロシア編入が署名された数時間後のことだ。国民投票に怒リ狂ったティモシェンコは、「彼等がクリミアを取るファxxングなことはありえない」ようにさせてやる、と宣言した。ウクライナの大統領選に出馬する計画をしているティモシェンコは、「これらのクxxxレどもを殺す方法」を見つけるだろうと主張した。

 欧米サークルでの彼女の支援を示唆して、元首相は:「私は持てる全てのコネを介入させられればと願っている。そして、ロシアには焼け野原でさえ残らないように全世界が立ち上がるよう、私は全ての手段を投入するつもりだ」

 キエフのクーデターの直後に横領罪で刑務所にいたところを解放されたティモシェンコは、オリガルヒのグループの典型的存在で、極右国粋仕儀者である。彼女は、ヤヌコビッチ大統領が厳しい緊縮財政と自由市場方式が課せられるEUとの契約を拒否した後、彼女を支援する欧米勢力と共に彼の追放を画策した。

 ティモシェンコは2004年の親欧米”オレンジ革命”で権力を握った。2007年から2010年まで首相を務めた。政界に来る前は、彼女はガス産業の大物で、ウクライナで最も金持ちの一人と言われた。2005年には、フォーブス誌で世界で最も強い女性のリストの中の第3位であった。

 2010年の犯罪捜査の期間中、汚職で起訴され、5億ドルの使途不明金と12万ドルの横領の罪で7年の禁固刑を受けた。彼女は2月22日にウクライナ刑法の見直しで解放された。

 ウクライナ危機の中で電話内容が暴露されたのはこれが最初ではない。アメリカの国務次官補のヴィクトリア・ヌーランドが、将来のウクライナ政府の設立についてアメリカのウクライナ大使のジェフリー・ピヤットと会話した際、「フxxクEU」と叫んだことが記録されたテープが公にされた。

 ウクライナで権力を握った勢力の人格を浮き彫りにした最近のもう一つの出来事がある。ロシアからウクライナ経由でモルドバに向かった旅行客が、ウクライナで極右ギャングによって盗難に遭ったのだ。

 「旅行客にとっての恐怖は、ウクライナ反乱軍(UPA)のユニフォームに身を包んだ一群が客車に乗り込み、”書類チェック”を始めたことだった」と、ロシア外務省が24日発表した。「ロシアのパスポートを示した乗客は金と貴金属を渡すよう要求された」という。

 似たような運命が、ウクライナのクリボイ・ログ市からモスクワに旅行する乗客に起きた、とNTVテレビが報じた。ロシア市民からパスポートを奪い、現金を渡すよう強要されたのだ。

 先週、キエフの親政府のファシストのごろつきの仕業としてユーチューブの映像が示された。反ユダヤ主義で悪名高いスバボーダ党の議員であるイゴール・ミロシュニチェンコに率いられたギャング達が、ウクライナ国営テレビ局のNTUに押し入り、テレビ局の会長に辞職を迫ったのだ。

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ネオ・ナチとユダヤ系の野合政府であるウクライナの「新政府」の実力者たち

◆3月19日

 3月10日号「ウクライナの”民主化”と”反ユダヤ主義 -その1-」で、「この「新世界秩序勢力」はまさにネオ・ナチとユダヤ人との野合のような、アメリカのネオコンに代表されるイデオローグと、ユダヤ金融資本勢力と、アメリカ戦争屋勢力が野合して成り立っている存在と見られるから、今回のウクライナの「革命」の行方も、そのような野合勢力とならざるを得ない、と思われる」と書いた。

 以下の記事は、まさにその点を指摘している。キエフの新政府は各派が「反ロシア」で繋ぎとめられた勢力であり、その反ロシアが意味のある内は連立は継続するであろうが、やがて彼等内部での権力闘争が始まり、新政府は瓦解していく可能性が強い。

 ヒトラーが政権を取るまでは、暴力機関としての「突撃隊」が活躍したが、やがて彼が総統という地位に就くようになると、突撃隊の存在は障害となりだし粛清を受け組織は縮小し、多くは親衛隊に取って代わられた。

 ライト・セクターやスバボーダなどの極右勢力がウクライナ軍を指揮するようになれば、彼等が軍事力を使用して「自作自演作戦」を行い権力を集中化し、ウクライナ全体を統制するようなことも起こりうる。その時には、完全なナチス政権の復活ということにもなろう。そのような危険な事態を推進しているのが、「新世界秩序」勢力が操る欧米の権力者たちである。 

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●いかにしてウクライナは分裂するか
http://www.realjewnews.com/?p=915
【3月16日 By Brother Nathanael Kapner】

 ウクライナではキエフで混乱と亀裂が起きている中で、その延長線上の分解現象が起きる様相に成り出している。

 クーデターで出来上がったキエフの政府は足元がふらついている中、クリミアの自治政府はロシアへの編入を前にしっかりと立っている。

 外面的には、キエフの連立政府は安定しているように見えている。

 しかし政権内部の各派のイデオロギー的、文化的違いは内部分裂を惹き起こす可能性を秘めており、それはウクライナの各地方を分裂させ修復不能な状態に追いやる可能性がある。

 3月16日のクリミアでの国民投票に隣接する州などもクリミアの流れに従う趨勢なので、キエフの政府の中の各派は破壊的衝突が起きることだろう。あらゆる矛盾が表面化しだす可能性がある。

 中央政府を一つに繋ぎ留めている接着剤は、世界観が大きく異なる人物たちによるゆるい関係である。

 彼等を一つにしたその糊は、一つの事柄、ヤヌコビッチ政権に対する共通の憎悪であった。

 しかし、そのようなあらゆる政治運動のように、外側の焦点が無くなれば、自分達の破壊的なエネルギーは内側のお互い同士に向けられることになるだろうから、そこには血の内部抗争が待っていることになるだろう。


■漆喰の中の亀裂

 ”民主的”なキエフの新政権の顔はポスター・ボーイとして臨時首相のアーセニー・ヤツェニュークと、同じく臨時大統領のオレクサンドル・トゥルチノフがいる。

 「ヤツ」は、国際的ユダヤ銀行の子分で、ユダヤ支配のアメリカ国務省の傀儡である。

 「バプテストの説教者」のトゥルチノフは、シオニスト・ユダヤと同性愛の「クリスチャン」の仲間である。

 漆喰の中の亀裂は、ライト・セクターのメンバーによって出来ている「超国粋主義」派であり、これは民族主義の暗黒面を表しているいくつかの武装組織を束ねた組織である。彼等の存在意義は、ウクライナに対する愛ではなく、ロシアに対する憎悪なのだ。

 民主的に選出されたヤヌコビッチ大統領の違法な追放で、政治的な安売りが当座の連立関係を繋ぎとめたのだ。このことで暴力的なライト・セクターの主要メンバーがトップのポストを手に入れた。

★国家安全保障長官:アンドリー・パルビー、スバボーダ党創設者でマイダン広場の司令官

★国家安全保障副長官:ドゥミトロ・ヤローシュ、ライト・セクター指導者

★副首相:オレクサンドル・スチ、スバボーダ党メンバー

★検事総長:オレー・マハニツキー、スバボーダ党メンバー


■自作自演

 派閥のクーデターが、みすぼらしい織物である、アメリカによってできたキエフの自称政府の連立のつなぎ目を破る寸前にまでなっている。

 自分の民兵に正規軍の正式な部隊という地位を与え、武器庫から武器を取得できるようにせよ、というヤローシュの最後通牒に屈したヤツェニュークは、それを拒否した三人の将軍を解任した。

 彼等の反対は、ライト・セクターの民兵らに正式な軍部隊の地位を与えれば、ウクライナ社会の最後の分裂が起きるかもしれないし、警察、軍、情報機関の作戦に混乱がもたらされるかもしれないからであった。

 ヤローシュは将軍達に、「今までのようなやり方では、東部と南部地域の反マイダン抗議者を阻止できない」と反論した。

 ヤツェニュークはヤローシュの要請に折れて、彼のギャング達に正規軍部隊の地位を与え、”反抗的”国防第一副大臣に取って代わってヤローシュに近い人物にその地位を与え、スバボーダに政府の実際の力、ウクライナ軍の権力を与えたのだ(5000丁のカラシニコフ銃がウクライナ軍センターから”盗まれた”と報じられたのは、公式に”時宜を得たこと”だったそうだ)


■自作自演作戦が作られつつある

 ウクライナの武器庫から盗んだ武器で自分の派閥要員を武装させたヤローシュは、ロシア軍のユニフォームを彼等に着せて彼の選んだウクライナの標的を攻撃することができるようになった。

 ユダヤ人が所有するメディアは、「ロシアは阻止されねばならない」と叫び・・・第三次世界大戦が始まることになるかもしれない。

 ユダヤ人がヤギたちを蹴散らした、イラクとリビヤで。熊に来てもらう時である。

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秘密結社スカル・アンド・ボーンズのメンバーであるジョン・ケリー米国務長官

◆3月18日

 3月11日号の「ウクライナの”民主化”と”反ユダヤ主義 -その2 最終章-」で、「このナチス的なものとユダヤ的なものとの野合、それにオカルト的なものが加わったものこそが、「新世界秩序」勢力の核となるものである。オカルト的というのは、宗教的・霊的要素であり、秘密結社がそれに代表される」と書いた。この場合、秘密結社とは、フリーメーソンであり、スカル・アンド・ボーンズなどのことで、欧米の権力者がその主要なメンバーになっている組織である。

 以下の、自身ユダヤ人であるヘンリー・メイコウの記事では、今回のウクライナ問題の背後に目をむけ、ずばりとその点を指摘している。そして秘密結社の霊的背後に悪魔的なものを認めている。西欧オカルティズムの闇の部分が関わっているということだ。

 ウクライナではナチス勢力とユダヤ人のオリガルヒ勢力とが結託しているが、ナチスがオカルトに深く関わっていたことは歴史的事実であり、ユダヤ人の中にユダヤ教のオカルト的過激思想に染まっている者たちがいるし、それらがウクライナ支配で野合している姿が今のウクライナのキエフ政権であり、それを支援しているのが欧米の権力者たちである。

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●ウクライナ問題:闇の勢力が我々を破滅へと導く
http://henrymakow.com/2014/03/Ukraine%20-%20Will-we-Pay-for-Satanist.html
【3月16日 by Henry Makow Ph.D.】

 願わくば、冷静な判断が支配するように。
 しかしそうでない場合には、ウクライナの危機に対しては
 いつもの被疑者らがその結果に責任があることは
 明確にしておこう。
 


 ウクライナの危機が手におえない状況になったならば、悪魔主義のユダヤ人とフリーメーソン(イリュミナティ)に欧米の経済、政府、文化、メディアを支配させた代価を我々は支払うことになるだろう。

 この危機の結果が戦争になるのか、金融危機になるのかは二つの要素に掛かっている。

1.欧米がもしもロシアに対して制裁を課すようなことがあれば、それは報復措置を招き、金融的メルトダウンを惹き起こしかねないであろう。ロシアは石油と天然ガスのヨーロッパとアメリカへの輸出を制限し、そのため価格は急騰する。ロシアはロシア内の欧米の資産を差し押さえると警告した。これは米ドルを不安定化させる。それが起きることを私は願わない。冷静な判断が支配し、欧米の制裁は名ばかりのもので、面目を保つ為のもの以上でないことを願う。欧米の企業、例えばペプシとかGEは既に警告し、ロシアと欧米が実際に衝突すれば、未来の成長に対する希望は無くなる。EUの銀行はロシアからのローンを2000億ドル負っている。反面、アメリカの企業は毎年110億ドルをロシアに輸出しているし、140億ドルを投資している。

2.キエフ政府ないしはネオナチのライト・セクターは、親ロシアの人々を襲撃し挑発することで、ウクライナ東部へのロシアの侵入を惹き起こし、欧米の支援を受けようと決定するかもしれない。再び、私は冷静な判断が支配することを願う。

 それでも私は懸念している。9・11事件を惹き起こし、アフガン、イラク、リビヤ、シリアの戦争を始めたのと同じ人々が、キエフの政権交代の背後にいる。これらの者たちはネオコン(イリュミナティ)ユダヤ人であり、彼等はロスチャイルドとIMFの代理としてアメリカの外交政策を支配している。彼等の最終目的は、一切の事、人も物も、支配することにある。ウクライナはその彼等の目論見を打破せんとするロシアにとっては一里塚である。

 この決定的な週に入ることで、以下の事柄を心に留めておこう。

1.プーチンはウクライナのヤヌコビッチ大統領政権を転覆させた事件の背後に誰がいるか、という点では、なんらの幻想も抱いていない、我々もそうでなければならない。ロシアはアメリカの国務次官補のヴィクトリア・ヌーランドが、キエフのジェフリー・パイアット米大使と会話した時の発言を記録したこのテープを発表した。彼等は後で実際に組閣メンバーとなる者たちの名前を挙げていたのだ。



 昨年の12月、ワシントンのウクライナ人グループに対するスピーチで、彼女は5週間で三度目のキエフ訪問から帰還したばかりだと語った。彼女はアメリカはウクライナに対し過去20年間で50億ドルを投資し、IMF「改革」を要求する、と語っている。彼女はウクライナ人は、ロシアの影響からウクライナをもぎ取り、ウクライナをヨーロッパとの近い絆を通して、”近代的欧米民主主義の責任ある」国家にすることを願っている、と語っている。

 もともと、ヌーランドの夫はネオコンの「アメリカのための新世紀プロジェクト」の共同設立者の一人であるロバート・ケーガンである。ユーチューブのコメンターが書いているように、「彼等はこの男以上にネオコンではない」という男だ。また、オバマはケーガンの最新の著書である、”世界的アメリカの誕生”を推薦している。アメリカ政府はハイジャックされ、グローバリストの代理として、地政学的チェスゲームで他の二つの競技者であるロシアと中国を弱体化させるために活動している。

2.アメリカとヨーロッパ(オバマとメルケル)は、プーチンを裏切った。モスクワの政治研究所の所長であるセルゲイ・マルコフは以下のように書いている。「アメリカのオバマ大統領とドイツのメルケル首相は、プーチン大統領を欺いた、マイダンを鎮圧するのにヤヌコビッチが力を使用しないよう説得するよう、また2月21日のその合意事項に署名するようプーチンを説得したのだが、彼等はそれを守ることをしなかったのだ。その代わりに、彼等はロシアに新しい事態を受け入れるよう迫った。しかしその事態とは、ロシアに敵対し民主主義と人権に逆行する事態であり、それをロシアがなぜ受け入れねばならないのか?」。2月21日合意は、国家統一政府、新憲法、新しい選挙を2014年12月前に実施することが語られている。ロシアはこの合意に戻ることを、秩序を復帰するための基礎として要求している。

3.キエフのアメリカの傀儡政権と首相としてのユダヤの中央銀行の前で、プーチンとしてはクリミアの海軍基地を防衛するしか選択の余地は無かった。プーチンを除去する前にアメリカはロシアを弱体化させたがっている。ズビグニュー・ブレジンスキーは以下のように書いている:「ウクライナが無ければ、ロシアはユーラシア帝国としては終わりを告げる。ウクライナ無しのロシアは、主にアジア帝国となり・・・もしもロシアがウクライナに対する支配を取り戻したら、5200万人の人口、黒海へのアクセスと主要な資源と共に、ロシアは再び自動的にヨーロッパとアジアにまたがる強力な帝国となるだろう」

4.イリュミナティ・ユダヤはキエフの反ユダヤのネオ・ナチと共通の大義を持つ事ができると言う事実は、ナチスが常にイリュミナティの支流であったことを示している。ウィリアム・エングダルはその重要な著書の中で、新政府は、デモ隊に約束したような「責任ある欧米型民主主義国家」とはならないことを示している。その代わりに、この新政府はオリガルヒの億万長者とネオ・ナチにポストを与えた。ネオ・ナチのスバボーダ党は六つの閣僚を獲得し、その中には、検事総長オフィスが含まれている。副首相のオレクサンドル・スチはスバボーダ党の出であり、経済分野の責任を持つことになるだろう。スバボーダは環境大臣を支配し、更に農務大臣も獲得した。ウクライナは世界第三位のトウモロコシ輸出国家である。

5.最後に、欧米のマス・メディアは再度、イリュミナティが支配する政権の支部以上のものではないことを暴露した。こういった売春婦たちがロシアのメディアはプロパガンダの売店だと批判しているのは、お笑いである。


■結論

 イリュミナティの立場は、弁明の余地はない。彼等は2008年のコソボの例から昨年の南スーダンまで、民族自決の国民投票を、自分達に利益がある場合には認めてきた。来年にはスコットランドがそうだろう。

 結果的に、我々は悪魔主義の外国銀行カルテルに秘密裏に我々の社会と文化のあらゆる分野を支配させている事に対する高い値を支払うことになるだろう。願わくは、イリュミナティ・ユダヤとフリーメーソンが、ウクライナではやりすぎたということに気がつけば、我々の破滅の日は延期されるというものだ。

 イリュミナティ・ユダヤとフリーメーソンは近代史において全ての戦争と革命を起こしてきた。彼等はユダヤ人のホロコーストと数百万人の死、計り知れない人類の苦悩の責任がある。彼等の小細工は普通のフリーメーソンの安全を危うくしている;そして私自身のような普通のユダヤ人のそれをも。ウクライナはサタンのイリュミナティの子分達のありふれた活動の一つなのだ。

 明らかにプーチンは砂に引かれた最後の一線である。彼自身もイリュミナティかもしれないが、彼はロシアが属国になることを見る準備は出来ていない。欧米の人々がこの事実を知れば、彼等はここで権力を握っているペテン師らに対する彼の行動を支持することだろう。

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