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日本海でのロシア・インド合同軍事演習(アーカイブ)

◆7月15日

 ロシアとインドが日本海で軍事演習を行う、という。この両国の軍事的な仮想敵国はどこか、と見た場合、中国となる。対中国を意識しての軍事演習の場所が日本海というのにも理由がある。一つは中国自身がロシア領となっているウラジオストックの奪還を言ったことがあったのと、北朝鮮の羅津港を中国は50年間租借する契約を北朝鮮と結んだと言われているが、それはつまり中国が日本海に乗り出してくることを意味する。それを日本はもとよりロシアも看過できないので、このようなインドとの合同軍事演習をすることで、中国を牽制しているといえよう。

 日本にとってはこの中国の背後に控える(日本から見て)ロシアとインドという核保有国を友好国として迎え、こういった軍事演習に協力していくことが重要となってくる。だからロシアとの北方領土の問題の早期解決とロシアとの平和条約締結は必須の課題となる。

 更に、この場合、北朝鮮も日本に対し敵対的にさせ、中国と共同歩調を取らせるのではなく、逆にこちら側に引き込む形にすることが大切である。今の北朝鮮の仮想敵国の第一位は中国であるから、今はそのチャンスである。


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●ロシア・インド:日本海で軍事演習
http://en.ria.ru/military_news/20140711/190891577/Russia-India-to-Hold-Naval-Exercises-in-Sea-of-Japan.html
【7月11日 RIA Novosti】

 インド海軍の機動部隊はロシア太平洋艦隊との合同演習に参加するため、ロシアのウラジオストック港に7月14日に到着する、とロシア東軍管区のスポークスマンが11日語った。

 「7月14日、インド海軍の機動部隊はウラジオストック市を訪問する。部隊の構成は、INSランヴィジャイ駆逐艦、シヴァリク・フリゲート艦、シャクティ艦隊タンカーとなっている」と、ロマン・マルトフ艦長は語った。

 6日間のプログラムは合同インドラ2014軍事演習を含む。太平洋艦隊はヴァリャーグ誘導ミサイルクルーザー、アドミラルヴィノグラドフ駆逐艦、ペレスヴェト艦その他の艦船が参加する。両国とも海軍航空機とヘリコプターを動員する。

 マルトフによれば、実際の演習は7月17日から19日まで、日本海のピョートル大帝湾で行われる、という。この演習の期間中、これらの艦船は戦術的演習訓練、砲撃訓練、ミサイル発射訓練、更にヘリコプター甲板着陸訓練も行われる。

 この演習は19日に終了予定で、太平洋艦隊旗艦であるヴァリャーグ上でのデブリーフィングをもって終了する。

 2003年以来、インドとロシアはインドラ・シリーズと言われる地上と海上の大規模な合同軍事演習を7回実施してきている。2011年には、日本での津波による原発の危機問題のためインドとの太平洋における演習をキャンセルした。

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シリア軍はアレッポを完全奪還し、解放した

◆7月7日

 シリア軍が反政府過激派の手中にあった北の重要都市であるアレッポを奪還した。過激派のシリア内の拠点でもあった都市である。これで、反政府過激派にとってはシリア内での作戦がほぼ失敗したということになろう。

 これを想定して彼等はイラク領内に自分達の安全地帯を作ろうとしているのである。しかし彼等もシリアからとイラク・イランからの挟撃に晒されることになるだろう。過激派の夢は潰え去り、その連中が怒りをもって自分達をけしかけた黒幕に牙をむく時が近づいている。

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●シリア軍:アレッポを奪還、掃討作戦を継続中
http://en.alalam.ir/news/1608397
【7月5日 ALALAM】

 シリア軍は工業都市アレッポの完全な奪還を果たし、他の地方での掃討作戦を継続中である。国軍は更にシェイフ・ナジジャールの奪還も果たした。これに伴って反政府勢力内では膨大な損失が出た。一方、サナ国営通信はシリア軍が4日、掃討作戦を継続していると報じた。   ・・・以下略

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ロシアはイラクにスホーイ戦闘機を供与し、支援に乗り出した

◆7月3日

 アメリカがユダヤに支配されている、というのは連邦準備制度あるいは連邦準備銀行というものが、ユダヤ人に支配されているという点を見ても理解できることだ。つまりアメリカの金融を支配しているのがユダヤ人だから、とどのつまりはアメリカ全体を支配することに繋がっている。この世は金の支配する世の中なのだ。

 このユダヤ・イスラエルに支配されている超大国のアメリカが、中東ではイスラエルの利益になるよう、さまざまな工作をしてきた。今回のISILのイラクでの侵攻も、その一環なのだ。しかしイラクもやらっれぱなしというわけではない。シーア派政権であるマリキ政権はイランやシリアとの連携の中、あるいはロシアからの支援なども含めて、反撃に出ている。

 従って、中東における勢力地図は今後どのようになっていくか、全く余談を許さない状況でもあるのだ。このISILを支援している勢力として、その他にもサウジアラビア、カタールなど湾岸アラブ諸国がある。彼等は同じイスラム教徒よりも、それを敵視するイスラエルと組んで、同胞であるシーア派マリキ政権やアサド政権の転覆に奔走している。イスラム教徒の裏切り者たちである。天・地共に「許されざる者」たちとなっている。彼等の命脈は長くないだろう。その証拠に今やこの彼等が支援したISILはサウジ自身の潜在的脅威となりだしているのだ。フランケンシュタイン博士の作った怪物が博士自身を殺しにやってくるようなものだ。


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●「イスラエル製」のイラク危機-最終章-
http://presstv.com/detail/2014/07/01/369364/iraq-crisis-made-in-israel/
【7月1日 Dr. Kevin Barrett・PressTV】

 1990年代、ポール・ウォルフウィッツ、ダグラス・フェイス、リチャード・パール、スクーター・リビーを含むアメリカにベースを置くイスラエルのエージェントたちは、アメリカがイラクに侵略するよう圧力を掛けていた。

 彼等はイラクを欧米的な民主国家にすることを願ってのことだと主張し、アメリカ軍の侵攻はキャンディーと花束で歓迎されると予想したが、彼等の本当の狙いはイラクの破壊であり分割のお膳立てをすることだった。

 1990年代を通して、アメリカの支配エリートの非シオニスト派は、シオニストのイラク侵略に対し反対しそれは成功裏に進んでいた。そのような戦争はアメリカの国家利益に資することはないことを彼等は知っていた。しかしシオニストらはアメリカの国家利益など気にはしない。彼等が気にする事と言えば、オデド・イェノン計画だけである。

 それで2001年9月11日、このシオニストらはアメリカでクーデターを画策した。彼等は世界貿易センタービル群の三つの摩天楼を吹き飛ばし、ペンタゴンを爆破し、彼等の敵を非難し、湧き上がる怒りの波を権力の掌握に利用し、そして国家戦略を変更させたのだ。シオニストの指令の下、イスラエルの利益になるよう、アメリカ軍はイラクへ侵攻し占領した。 

 アメリカが占領している期間、イスラエル人と彼等の名目上アメリカ人傭兵らはアブ・グレイブで性的拷問を生み出し監督した。彼等はイラクの将来の可能性を台無しにするため、イラクの指導的科学者と学者等を数百人を暗殺した。彼等は更に党派的扮装を惹起するため自作自演テロを波状的に起こした。今日、彼等はそれらの工作の成果を刈り取る準備をしているところだ。

 アメリカは統一イラクを支持するという公式の政策を維持できるであろうか? あるいはシオニストに屈服しクルド人に暴力的に分離することを許すであろうか?

 統一イラクを支持するというアメリカの公式の政策は本気かどうか、疑問視する声がある。時々アメリカの指導部は、公式的なものに180度反対の秘密の反原則的な政策を追求しながら、公式的な立ち位置について原則的なものを選択することがある。そしてしばしばその非原則的な秘密の政策はイスラエルの政策と一致するものである。

 例えば、エジプトの民主的に選出されたモハメド・モルシを残虐な暴漢とイスラエルのエージェントのアル・シシが追放した時、アメリカは公式的にはこのクーデターに反対したが、イスラエルをこれを歓迎しシシのことを「全てのユダヤ人にとって国家的英雄」と呼んだ。

 しかしアメリカの発表したクーデター反対とは皮相的なものであった。モルシが追放されている時でさえ、ネタニヤフはシシに対し、エジプト軍を強化する何十億ドルものアメリカの納税者の資金は継続して入ってくると言って安心させたのだ。

 別の例として、アメリカはISILを支援している事があげられる。公式的にはアメリカはISILはパブリック・エネミーのナンバー1だとしている。しかし裏では、アメリカの納税者の資金がこれらのアルカイダの過激派に渡っているし、CIAはヨルダンのそれほど秘密でもない基地で武装させ訓練を施しているのだ。アメリカはISILのイラクでの攻撃を支援し扇動してきたと考えられる。これはイスラエルの利益になるだけのことで、イラクと中東全体を不安定化させるというオデド・イェノン計画に資するだけである。

 アメリカは自国の利益を主張する決断をするだろうか?そして中東の平和と安定を増大させようとするであろうか?あるいは世界唯一の超大国は永久的にイスラエルの見下げ果てた奴隷のまま留まるのであろうか?

 そしてイラクの人々はシオニストが惹起した党派主義と民族紛争への流れに流されるのであろうか?それとも彼等はそのような小さな問題を乗り越え、国家的統一を維持するべく立ち上がるのであろうか?

                             -了-

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オバマ大統領の言うシリアの「穏健派」勢力はイラクでは穏健ではない。ロバート・フィスク

◆7月1日

 中東の専門家であるイギリス人のロバート・フィスクは、このブログで再三再四指摘してきたアメリカの中東政策の矛盾を同様に指摘している。要するにシリアでは反政府勢力を支援し、イラクでは同じその勢力を叩く為にイラク政府側を支援している、という矛盾だ。

 このブログではその際、このアメリカの矛盾した政策も、イスラエルから見れば、矛盾でもなんでもなく、アラブ勢力ないしはイスラム教徒の勢力が殺しあうことによる弱体化という視点から、歓迎される内容がある、と指摘してきた。要するにアメリカの国益ではなく、イスラエルの国益のためにアメリカ政府は国民の税金とアメリカ軍人の生命を消耗している、ということである。

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●イギリス中東専門家:オバマの言う「穏健的」シリア反乱勢力をあざ笑う
http://en.alalam.ir/news/1607002
【6月30日 ALALAM】

 イギリスのジャーナリストで作家のロバート・フィスクは、アメリカのオバマ大統領が、シリアとイラクのテロリストに対し、シリアの勢力に対しては「穏健的」と呼んで支援として5億ドルもの援助を与えたが、イラクの勢力に対してはそれが脅威であると警告するなど、曖昧な見方をしている事に対し馬鹿にしあざ笑った。

 インデペンデント紙に発表された「シリアの”穏健派”はイラクではそれほど穏健ではない」というタイトルの記事の中で、フィスクは「神の祝福したもうバラク・オバマは、シリアで”穏健的”反政府勢力を発見した。彼等に対しては5億ドルの武器と訓練を与える事ができる。議会はこれらの勇敢な自由戦士を武装させたがっている、という」

 「そしてオバマは、マリキが反政府勢力と戦う事を支援するため、イラクに300人のスパルタカス戦士を派遣したが、シリアではその反政府勢力を支援する必要があるのだ」

 フィスクはオバマの矛盾したテロリストに対する区分を「混乱している」と描写し、「今のシリアの戦争で”穏健派”をどう見出せるのか?過激派は死ぬまで戦う者たちだ。彼等は”穏健的”ではない」と語った。

 「オバマが訓練し武装させたがっている”穏健的”反政府勢力とは誰の事か?」と彼は尋ね、オバマは、「彼は名を示すことはしないし、できはしない。アメリカが(CIA、イギリス、サウジアラビア、カタール、トルコの援助で)武装させようとした元々の”穏健派”は、いわゆる”自由シリア軍”で、殆どがアサド政権の軍からの脱走者で構成されている者たちであった。

 フィスクはいわゆるFSA(自由シリア軍)は分解し、「髭面の過激派のナスラ戦線といわゆるイラクとレバントのイスラム国(ISIL)に取って代わられている」と語り、それは「彼等は十分な武器を与えられなかったからだ、と我々は告げられた」と語った。

 「今や彼等は更に多くを受取るだろうし、彼等は間違いなくそれを売ることだろう。この前は多くの武器をそのようにしたのだから」と語った。彼はまた、アメリカのヘーゲル国防長官が、「シリアの反政府勢力に与えられた武器はまずい奴等の手に渡ってしまった」という事実を認めている、と語った。

 「これらの者たちは今イラクに脅威を与えている勢力と同じ勢力の者たちである」と彼は主張した。

 報道によれば、欧米勢力と彼等の中東における同盟諸国、とりわけカタール、サウジアラビア、トルコは、シリア内の反乱工作を支援している、とある。

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イラクで暴れるISIL戦士ら

◆6月26日

 ISIL(=ISIS)がシリアでアメリカの支援を受けているとずっとこのブログでは指摘してきたが、以下の記事では、アメリカの特にチェイニー元副大統領がその黒幕とのことだ。これにイスラエルとサウジアラビアが一緒になって悪のトリオとなって、中東全体を戦乱の地に塗り替えている。

 この世が謀略の世界であることはずっと指摘してきたことだが、9月11日同時多発テロ以来、このチェイニーはずっとこの謀略の主であったかのようだ。どこまで性悪の人物であることか。そしてこの謀略の行き着く先はどうなっていくのであろうか?

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●ISILのテロリストはサウジアラビア・アメリカ・イスラエルが支援(その1)
http://en.alalam.ir/news/1605160
【6月23日 ALALAM】

 オバマ大統領は、イラクとレバントのイスラム国(ISIL)なるテロ・グループによる脅威に対する回答として、イラクに300人の「顧問」を送ると発表した。これらのアメリカ人は数年前にシリアに放たれたアルカイダ系過激派民兵組織に武器を支援し訓練を施した者たちだ。

 オバマはアメリカは情報、監視、偵察活動を中東地域で開始すると発表した。これはアメリカが訓練を施したISILグループが与える脅威について更に調べるためである。

 しかしながら、オバマは60分毎にシリアとイラク上空を、人を特定できるほどの高精細光学合成開口レーダを持つアメリカの偵察衛星が通過していることを知らないのかも知れない。

 彼は更に、アメリカが信号諜報基地をエルサレムのアル・クッヅに持っていて、膨大なアンテナ群だけでなく、数千フィート上空にあるサッカー競技場より大きい気球が、イランとそれ以遠の地域まで監視し盗聴し、中東地域の全ての交通をモニターしていることを知らないようだ。

 オバマが知らない事が結構あるようだ。


■背景

 民兵らがイラク軍と最大の精油場を取り合っている間に、イラク軍から奪ったアメリカの装甲車の一団はダマスカスに向かう。メディアがこれを"アルカイダ”の裏で進めているフランチャイズ作戦の仕事だとしているが、全く別のことが起きている。これほどの規模の複雑な軍事作戦は9月11日同時多発テロ以来みたことがない。

 要求される計画と兵站は、想像しにくいほどと言うだけでなく、彼等は一つ以上の作戦指揮の共謀全体を裏切っている。これには衛星情報、船積みと列車の輸送能力、制空権の優越さが絡んでいる。


■役者達の会合

 8年間、ディック・チェイニーとイスラエル・サウジアラビアの友人らは、アメリカの200万人の兵士ら、毎年1兆5000万ドルを使う、ジャガノート(インド神話=クリシュナ像・絶対的力)としての世界最大の軍事力を駆使してきた。

 情報機関筋では、この同じ三者が、ISILの背後にいて、中東全体における戦争を起こしていると言っている。

 軍と情報のアナリストは、ISILの作戦は情報と兵站部門での完全な支援を受けて行われていくと結論付けている。安全な通過点のイスラエルを通して、鉄道と港湾施設のあるアカバを通して彼等に支援物資は届けられるという。

 その他の供給ルートと言われている、例えばトルコを通して、というのは作り話であり、欺瞞であり隠蔽である。

                            その2に続く

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経済から宗教まで、時代の先を読み解くための作業を人間活動のあらゆる分野にメスを入れて行います。
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