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勝利宣言をするプーチンの頬に、涙が・・・

◆3月5日

 慶祝: プーチン大統領選出!
 
 プーチンは勝利宣言のスピーチの際、少し涙ぐんだようだ。この男にとっても今回の大統領選は、厳しい戦いだったということなのだろう。それは欧米社会、特にその工作資金と欧米メディアの攻撃が激しかったからであろう。他の候補者などは彼に敵するほどの者たちではない。ようするに彼は、ロシアの中の反対勢力というよりか、ロシアの外からの、特に欧米社会・メディアからの激しい攻撃に晒されてきたのだ。

 全世界がこの欧米メディアとその背後に控える者たちの資金力のため、動かされている中、ロシアは孤高の戦いを強いられているロシアはあのロシア革命で、ついでエリツィンの「民主化」革命で、二度にわたって、欧米・ユダヤの国際的金融資本勢力によって国をずたずたにされたが、今、不死鳥のごとく蘇(よみがえ)りつつある

 どうしてもこのロシアだけは、欧米を牛耳った勢力も、なかなか篭絡することができないでいるのは、その背景にロシアのキリスト教的霊性があるからでもある。ロシア正教である。

 ロシア革命を批判し、ソ連体制を批判したロシア正教徒でノーベル賞作家のソルジェニツィンが欧米社会の実情を知って欧米社会に対しての幻想を捨て、却って欧米社会を批判をして、最後はロシアの大地に帰って永眠したのを、同じく正教徒であるプーチンが国葬級の待遇で埋葬した。

 ロシア革命でロシア正教を葬ったと勘違いしたユダヤ勢力は、ロシアが再び正教の国家として蘇ったことの深いわけを知る必要がある。ユダヤ勢力が殺したキリストは復活した・・・という故事が聖書に書かれているのをユダヤ勢力は知らないか?

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●ロシアは欧米の山師たちのうるさいお説教は必要ない
http://english.pravda.ru/society/stories/04-03-2012/120675-No_preaching_needed-0/
【3月4日 Lisa Karpova】

 ヴラジミール・プーチンとは、買収もされず、中傷にもめげず、ペテンにもかからず、黙らせることもできない男だ。そのこと自体が、欧米メディアがその株主の意向でプーチンを悪者にしようとし、次の大統領としての彼の正当性に疑いを持たせようとしている理由である。

 プーチンは欧米のすべての指導者らより民主主義なるものの現実を知っている。理性ある者は誰も、民主主義の定義とは、「アメリカやイスラエルから告げられた事柄を行おうとすること」とは思わない。これが、欧米社会の民主主義のコンセプトであり、これには3万フィートからの爆弾、銃弾、恐喝が一緒になっている。

 暴力と軍事力が欧米スタイルの民主主義のすべてである。ロシアと国際社会がそのようなコンセプトを容認しないかと心配である。

 民主主義とは、テロリストに資金を供給したり支援などはしない。民主主義とは、攻撃している武装反乱者らに向かって、どんな環境であっても妥協するなと告げることはしない。民主主義とは、隠密にあるいは公然と一方だけに武器を供給しながら、暴力行為が終わらないかとうろうろすることをしない。民主主義とは、公正な監視された選挙(リビアで行われ、シリアで行われている)に対して「ノー」とは言わない。

 真の民主主義を生み出す者に対して馬鹿とののしり、あらゆる軽蔑的で愚かな言い方をする者たちの論理は破綻している。

 アメリカは今や、民主主義の仮面をつけた隠れファシスト国家である。ヨーロッパ連合は、誰からも選出されていない隠れファシスト的存在であり、民衆の意向に従った動きをしていないことは明らかだ。誰も、外交政策を行ったり世界の警察官の仕事を行うためにNATOを選出していない。

 次のロシア連邦大統領としてプーチンが言ったことは、「シリアの反政府勢力に対する欧米の武器援助を停止することで、反乱側の戦闘員を話し合いのテーブルにつかせることになるだろう・・・一方が他方を一掃するまで支援する、ということは受け入れがたい」と、簡潔な論理である。欧米の指導者、とりわけアメリカの卑劣なヒラリー・クリントンのような偽善性がない。

 プーチンはまた当局は民衆の要求にできるだけすばやく対応すべきである、と指摘している。またその彼らの要求をロシアだけでなく、ヨーロッパのあらゆる国にも、そしてアメリカにも知らせるようにした、と言う。

 「ウォール街を占拠しよう」、という運動は野火のように広がった。これらは世界での富の配分の不均等に抗議することが根底にある。わずかに1%の者たちが豚のように超え太っているが、その他の者たちは腹をすかし、飢餓状態になり、ホームレスになり、失業し、健康保険なしで、生きねばならない。

 欧米は、自由とか民主主義、解放とか平等や正義などを説教することなど間違いなくできるわけがない。彼らがまったく国際法を尊重しないことは、ほとんど指摘されず、自分たちで作った合意事項を守ることもできないことも指摘されない。

 しかし間違ってはいけないのは、欧米メディアは既にロシアの大統領選挙の信用性を喪失させようとすることではフルに動いている、ということだ。彼らは非常に傲慢で、自信があり、卑劣なので、前もってそれを始めたのだ。

 しかしながら、そうすることで、彼らの真に悪辣で邪悪でよこしまな性格が人々に知られることになる。

 肥え太ったファシストエリートの命令に従って、欧米メディアが一斉に足並みを揃えて喧伝する嘘、彼らの工作、彼らのまったくぞっとする騒音は無視するのが賢明である。

 おそらくは、これらのメディアの豚たちは、フロリダやオハイオの件を議論したいのかもしれない・・・そして投票用紙のこととか、もっとも非民主的な二大政党制では第三党の候補者らはまじめな考慮の対象にはされず、金持ちに支援された者と強いロビーの支持を取り付ける者だけが選出されることになる、などのことを議論したいのだろう。

 ヴラジミール・プーチンは、ロシアを指導するに適した人物だ。ロシアはプーチン大統領の下で真の民主主義、また日ごとに勢いを増している反ファシスト運動のの前衛として貢献するであろう。

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プーチン支持の青年グループ<ナーシ(われら)>のラリー

◆3月4日

 既に投票は進んでいるであろうロシアの大統領選だが、この4日と明日5日にかけて、プーチン支持派の青年グループなどによるラリーがモスクワで26大会、計画されている、という。プーチンがロシアの青年層にも広く支持されていることを日本のメディアが伝えたことがあったであろうか?

 日本では、常にプーチン反対派のことがメディアで取り上げられるが、かつて大統領を2期務め、その後、首相となり、更に再び大統領選に挑戦するという人物は、実はジャーナリスティックな面から見れば非常に興味深い現象であるし、また興味深い人物であるはずなのに、そういう面での取材はせずに、欧米メディアの論調そのまま、はじめから「不正選挙」のようなことを話題にするのも、情けない。

 日本の首相がこのように長期に渡って人気が続かないことを考えれば、プーチンという人物に対する、もう少し真面目なアプローチがあってしかるべきであろう。一言でいえば、彼の人気の秘密は彼の<愛国心>である。欧米という、今の世界を牛耳る勢力からロシアは潜在的な敵と見られており、実際、様々な工作がロシアに対してなされてきている。グルジア紛争もその一つであった。今も続く、ミサイル問題もある。チェチェン紛争の影に欧米の工作がある。それらをロシアを防衛する、という観点から断固として対処してきた歴史が彼にはある。

 日本の政治家は、外交とは隣国などの指導者らとニコニコしながら笑って握手すること、と考えているフシの見られる者たちが多い。グルジア紛争が起きた時、プーチンはブッシュと一緒に北京オリンピックの開会式に参列していたが、グルジア軍が動いたという報を知って、隣りのブッシュにプーチンはかみついている。それを見ていたオーストラリアの首相が、あれ、こんなところで、外交談義かな? と思ったそうだ。アメリカの大統領にその場でかみつく(物理的に噛みついたわけではなく、激しく難詰した、ということ・・・当たり前だが)という、プーチンのその精神こそが、愛国心の現れであり、彼の行動力の大きいことの証左である。彼はその後、すぐにロシア軍の出動を命令したのだ。日本の首相だったら、そのような報を知らされても、何も言わずに、あるいは言えずに、式典が終わるまで敵国の指導者と歓談したりするのであろう。

 プーチンのようになれ、とまでは言わぬが、笑って握手すれば、仲良くなれると思わないでほしいし、常に笑って握手するのが外交ではないぞ、ということ、時には、厳しく難詰するようなこともなければ、日本を守ることなど到底できない、ということを知ってもらわねば困る。

 「騒ぐな! 祭りじゃねー!(飛車角)

 
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●プーチン支援の団体がモスクワで26の大会を行う計画
http://en.rian.ru/russia/20120303/171706184.html
【3月3日 RIA Novosti】

 大統領選挙が4日に行われることで、プーチン支援のいくつかの青年グループなどが日曜日と月曜日にモスクワで26の大会を行うことになっている、とコムソモルスカヤ・プラウダ紙が伝えた。
 
 現政府を支援する青年グループの、ナーシ(われら)、ロシヤ・マラダーヤ(青年ロシア)、それに与党統一ロシア党の青年部のマラダーヤ・グヴァルディア(青年ガード)らは、モスクワの最も象徴的な通りである、マネズナヤ、ルビャンスカヤ、テアトラルナヤ、ボロトナヤ、それに革命広場を貸し切ることになるようだ。

 反対派の活動家らは、モスクワ市から月曜日プースキンスカヤ通りを使用する許可をうけた。彼らは、選挙中いくつかの大会を予定している。

 いくつかの反対派のグループは、クレムリンを包囲するようなテントを設営することなど、計画を練っている。

 1万6000人の警察官、1万4000人のボランティア、4000人以上の警備会社の要員、2000人の警察学校の学生らを含む合計で3万6500人の人々が3月4日の選挙日の警備のために動員されることになっている。

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支持者に語るプーチン

◆3月3日

 明日のロシアの大統領選挙では、プーチンの勝利が語られているが、その選挙がまだ始まっていないにもかかわらず、欧米メディアが既にこの選挙は、「不正選挙」だと喧伝し、その後にロシア人による選挙結果の拒否や不満分子による騒乱を正当化するような論調で欧米メディアが語っている、として、その欧米メディアの偏向報道こそ「不正」である、と指摘しているのが以下の論文だ。
 
 ようするに、ユダヤ系が支配する欧米メディアは、既にこのブログで2月8日号や2月15日号、それに2月28日号などで指摘したように、プーチンが大嫌いなのだ。ユダヤの野望を打ち砕いたあのプーチンが再びロシア大統領となったら、ユダヤ系メディアに翻弄される欧米がロシアを貶め、絡めて、打倒し、粉砕することができなくなるからである。

 プーチンの卓越した指導力や根性、理解と判断、視点、行動力と交渉力など、今の世界で彼以上の政治家は存在しない。そのような人物が再びロシア大統領になり今後10年以上もロシアを引っ張っていけば、ついにロシアを籠絡する機会は失われてしまう、と彼らは焦っている

 従って、今回の選挙とその後しばらくは、この選挙そのものが「不正」であったというようなキャンペーンが欧米のメディアでけたたましく喧伝されるかもしれないし、その「不正」を糾弾するデモとかが組織されるかもしれない。ユダヤ人主導の欧米の常なるやり口である。

 しかし、結局のところそういった努力も恐らくは実のある結果はもたらさないであろう。既に世界中でユダヤ人に対する視点に大きな変化が起き、さまざまな面で、彼らの「お山の大将」の時代が終焉に近づいていることが分かる時代になってきている。彼らの天下はもうそう長くはないのである。

 「お前たちゃなー、
  ご法度の裏街道を歩く渡世なんだぞ、 
  いわば天下の嫌われ者よー
」 

            - 座頭市バージョン - 
 
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●ロシアの大統領選挙前にアメリカのメディアは不正選挙だと不正報道
http://landdestroyer.blogspot.com/
【3月1日 by Tony Cartalucci】

 主権国家の正当な指導者がアメリカが主導するNATOの作戦によって殺害される前に、テロリスト集団を国民を代表する正当な政府と承認したリビアのケースに見られるような、その歪められた精神で、欧米メディアは、既にロシアの今回の大統領選挙のことを「不正選挙」だと、まだ選挙が始まってさえいないのに喧伝している。このメディアの先制攻撃を主導しているのが、フォーリン・ポリシー(FP)誌で、フリーダム・ハウス会長のデイビッド・クレーマー、副会長のクリストファー・ウォーカーが書いた記事である 

 このFPの記事は、「クレムリンの大きなギャンブル:プーチンの仮装民主主義はもう一つの不正選挙を乗り越えるか?」というタイトルで、このタイトルだけですでに長期に渡ってプーチンが圧倒的な強さで勝利すると世論調査が示しているこの選挙が、「不正」であると言わんとしている。これはそれ自体が「不正」な報道-まだ起きていない事柄に関する結果を報道している-ということになる。

 クレーマーのこの記事は、とりわけ皮肉っぽいのは、最初の「不正選挙」という言い方は、全米民主主義基金(NED)を通してアメリカ国務省によって資金を提供された「活動家ら」によって昨年の12月になされたからだ。フリーダム・ハウスは子会社(系列団体)の一つである。


NEDの公式サイト

 2011年12月の「ロシアの選挙に干渉するアメリカ」で、NEDはゴロス( GOLOS)を設立したが、このロゴスは最重要の「監視グループ」で、ロシアの選挙は「盗まれた」、と喧伝するため欧米メディアが使用した組織であった。ゴロスはアメリカ政府と同じくウォール街とロンドンの銀行家オリガルヒがやらせているものであり、プーチンが今後何年も権力の座につくことを阻止しようと無駄骨を折ってきている。

クレーマーはこの記事の中で、アメリカが資金提供して設立したNGOのこの騒がしい連中と、彼らが支援するプーチンに反対する党を、「変化を要望する明確なバロメーターだ」と指摘している。クレーマーは恥知らずにも、ゴロスのその名前を挙げて、彼らを、アメリカ国務省のプロキシー(代理組織)として資金提供を受けている存在であるから明確に独立系ではないにも拘わらず、「唯一の独立系ロシア選挙監視組織」だと主張している。

 この点を指摘することで、明らかにクレーマーの論は、「中傷のためのキャンペーン」と位置付けることができる。クレーマーは更に、うさんくさい、政治的に動機づけられた仕事をする自身の組織を指して、「不正の証拠」が、選挙結果を拒否したり、アメリカ製の「アラブの春」を通して見られた現象に似た、不安定な状況を正当化するようにさせるだろう、と断定する前に、ロシアがいかに「非民主的」か示す「証拠」であるとしている。

フリーダム・ハウスは、あのニューヨーク・タイムズ紙でさえ、「アラブの春」のスポンサーだとして言及していることは指摘されておくべきだろう。

 そして、そのような「不正の証拠」を考えれば、既に、ロシア当局は、昨年12月のロシアでの騒ぎを惹起させようとする欧米メディアと共同してアメリカ製のゴロスが使用したビデオと同じ型の不正投票のビデオに対するクレームの捜査をしている。

 フォーリン・ポリシー誌の記事で、欧米メディアは、影響を受けやすい視聴者の心に、アメリカが間違いなく計画している騒乱が起きることを正当化させる口実を創って、既にロシアの選挙がどうなるかを決定していることを知るのである。

 この日曜日の選挙期間に欧米メディアによって繰り返されるおなじような論調の内容を聞く際には、全米民主主義基金とフリーダム・ハウスは私利的ないかさま師集団であるということを知って、フリーダム・ハウスの会長であるデイビッド・クレーマーの上記の言葉を忘れないでいることは重要である。

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戦争捕虜をどうする? フランスのサルコジ大統領

◆3月2日

 アメリカのクリントン国務長官が、シリアに対して、アルカイダと味方同士になっていることで、シリアに対する武器支援などに及び腰になっているところで、フランスのサルコジ大統領とその政府は、具体的なフランス人部隊をシリアに派遣し、反政府勢力に対する実体的な軍事支援をすでに行っていたようだ。そのため、ホムスで捕虜になった者たちの中に18名のフランス国籍の捕虜がいて、一人は大佐だという。

 リビアばかりか、フランスはやはりシリアでも積極的に軍事支援を反政府勢力に対して行ってきている、ということが明らかになってきた。さすがにユダヤ人大統領だけのことはある。このためにこそ彼はフランスの大統領に押し上げられたのであろう。

 その捕虜をやはり隠密にフランスに戻してもらうため、こともあろうに対シリア制裁を決める国連安保理決議で拒否権を行使したロシアなどに仲介を願い出ているそうだ。果たしてロシア、あるいはシリアがすんなりとこの捕虜をフランスに返すものであろうか? この問題に対処するためであろうか、フランス大使が急遽、ダマスカスへ23日に戻っているという。

 フランスがなぜこのような羽目に陥ることになったのかと考えると、これはリビアの時にうまくいったことが、シリアでもうまくいく、と判断したことからくる間違いだったと思われる。

 リビアでもやはり反体制派に武器や資金を供給したが、そこには更にロシアなどが棄権したため安保理で可決された反体制派に対する支援が可能となった事実があり、そのためNATO軍機が爆撃までして応援したことが大きかったが、シリアではロシア・中国が拒否権を行使し、さらにシリア内では、アサド政権に対する信頼があり、少数の不満分子はいても、大方のシリア人は外国勢力がシリア問題に介入し、リビアのような血みどろの紛争に発展することは反対、という意見でまとまっていたからであろう。

 もしも3月4日のロシアの大統領選挙でプーチンが大統領に選出されたら、プーチンはこのフランスの要請を受け入れるとは思えない(と思いたい)。サルコジのようなユダヤ人が何を約束しても、それを平気で裏切ることは目に見えているのだから、ここは断固としてフランス人兵士の捕虜を公開したらどうであろうか?

 勿論、フランスのユダヤ系に牛耳られているメディアは一切そのようなニュースは流していないし、今後も流さないであろう。この記事はフランスのそれこそ独立系のジャーナリストの取材結果から明らかになったものだ。今後の展開を注視しなければならないものの一つだ。

 フランスのサルコジとイギリスのキャメロンが共同声明に署名し、その中で、「フランスとイギリスは、犯罪のあらゆる証拠は順当に収集されており、従って、悪逆無道なことを命令し犯した者たちはそれに対する説明責任がある、ということを繰り返し強調しておく」と言っているが、一体誰に向かって言っているのだろうか。自分たち自身に言っているのだろう。

 
  (「およしなさいよー無駄なこと~♪座頭市)
  (「この落とし前、どぎゃんつけなはっとです?緋牡丹のお竜

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●フランスはシリアで隠密戦争を進め、12名の戦争捕虜がいる
http://www.voltairenet.org/a172869
【2月22日 Voltaire Network】

 ホムス市のババアムロ地区の拠点に対する攻撃中、シリア軍は1500名以上の捕虜を捕えた。その殆どが外国人だが、中に1ダースほどのフランス国籍の者たちが存在していた。この者たちは戦時の捕虜の待遇を要求したが、自らの姓名、階級、部隊名などを明かすことを拒否している。一人は大佐で、DGSE(対外治安総局)輸送部隊で任務についていたとしている。

 ワハビ地区に武器を供給することで、また情報衛星で情報を与えることで、フランスは10か月余りのこのシリアにおける騒乱で隠密の戦争をシリア軍に対して行ってきて、その結果3000人以上の兵士と1500人以上の一般市民の死者を出すことになった。

 この情報は、部分的にはティアリー・メイサンが2月13日にロシアのテレビ局で明かした内容であり、それを14日コムソスカヤ・プラウダ紙が記事として掲載し、最終的にヴォルテール・ネットワークTVがビデオで放映したものだ。

 フランスはこの戦争捕虜の釈放についてのシリアとの交渉については、ロシアの支援を求めているところだ。

 ヴォルテール・ネットワークはザバダニで120名のフランス人が捕虜にされたと主張されている事柄の確認をとることはできていない。この噂は根拠となるものがなく、なにかあったとしても大げさに言われているようだ。

 しかしながら、ヴォルテールネットは、ホムス市にいるフランスの特派員による最近の記事に疑問を持つ:反乱勢力がいた地区を奪還した一週間後、そして散発的な打ち合いが続いている時期に、これらのレポーターらは妄想的な革命のシナリオを書き続けることで、読者に真実がどこにあるか分からなくさせ、戦争捕虜を秘密裡に帰還できるようアラン・ジュペ外相が交渉することを可能にさせようとしているのだ。 

 2月17日、ニコラ・サルコジとデイビッド・キャメロンは共同声明に署名した、「フランスとイギリスはシリア全土における暴力沙汰の責任ある者たちに対して、これらの行動に対する説明をする日がやってくることを知るであろう、ということを明確にしておく。フランスとイギリスは、犯罪のあらゆる証拠は順当に収集されており、従って、悪逆無道なことを命令し犯した者たちはそれに対する説明責任がある、ということを繰り返し強調しておく

 関係する条約に記述された義務は存在しないことで、サルコジ大統領と彼の政府が行った隠密の戦争は、第5共和国の下では前代未聞の行動であったことになる。これは憲法第35条に抵触し、また高等法院(大統領などの弾劾裁判を行う)で有罪とされる犯罪になるものだ(第68条)


●フランスは18名の捕虜の帰還でシリアと交渉に
http://www.voltairenet.org/France-opens-negotiations-with
【2月27日 Voltaire Network】

シリア問題で窮地に陥ったサルコジとジュペ

 2012年2月13日に、ティアリー・メイサンがロシアのテレビで明かしたフランス人兵士のシリアの捕虜の件で、ヴォルテール・ネットワークは26日、捕虜となっているフランス人兵士の数は18名であることを確認した。

 フランス政府が、これらの兵士は正式に派遣された部隊の者たちであると認めれば、彼らはジュネーブ協定の戦時捕虜規定に準じた待遇を受けられるが、もしフランス政府が派遣したことを認めなければ、彼らは外国の民間人ということで、彼らの犯罪行為のため、裁かれることになる。その場合、死刑が科せられる可能性がある。

 フランスは三つの交渉のチャネルを開いた。一つはロシア、もう一つはアラブ首長国連邦、最後の一つはオマーンである。

 フランスのエリック・シュバリエ大使は2月23日、急遽ダマスカスに戻ったコフィ・アナンがシリア危機に対して国連・アラブ連盟共同特使として指名された。

 この捕虜問題をフランスの選挙キャンペーンの最中に政治的に利用される可能性があることを知って、シリア政府はシリア国営メディアに対してこの問題を取り上げないように要請した。そのためにこの問題は隠密に処理される可能性が残っている。この状況が特別な事態であることを踏まえて、法律で保証されている表現の自由に適応するに素早いシリアのジャーナリストらは、国家の安全保障のため報道の制限が課せられたとして不満をぶちまけた。

 もしも交渉が漏れた場合、フランスは重い戦争賠償金を現金でか、経済面での特権を与えることで静かに支払わざるを得なくなるであろう。もしもこれが公けになれば、フランスはその値を下げることができるかもしれないが、サルコジとジュペは国民に向かってその説明をすることなるだろう。彼らの政治グループは大統領選挙に勝つチャンスと大統領自身が高等法院に引き出されるリスクとを相殺させるような妥協をするかもしれない。

 シリアに対する隠密の戦争で、フランスとその同盟諸国は3000人のシリア兵士と1500人の一般市民の死にたいする責任がある。更には、経済的損失とインフラの破壊などによる最低30億ドル相当に対する責任がある。 

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いくつもあるイランの核施設


◆2月24日

 ダークムーン女史のこの論文では、このROCKWAY EXPRESSが掲載したものと同じ記事の内容も何本か参照している。ブログ子もダークムーン女史とほぼ同意見である。それは過去の記事内にいくつも散見できるはずだ。

 面白いのは、イスラエルはイラン攻撃を今は考えておらず、むしろアメリカとのやり取りで、どちらが主導権を握っているかを見せようとしている、という指摘である。かつてアリエル・シャロンはアメリカを引きずっているのは自分たちだ、と述べたことがあったが、イスラエル・ユダヤ人の中には、自分たちがアメリカを引きずっているのだ、という自覚している者たちがかなりいるはずだ。

 確かにアメリカの各界の重鎮をユダヤ人が占めている例が多い。人口の数パーセントしかいないユダヤ人が確かにアメリカを牛耳っている状況があるのだ。そのため、ダークムーン女史が嘆くようにアメリカはイスラエル・ユダヤに引きずられてきた。

 しかし、やはり時が近づいているようで、このブログでも示したことだが、アメリカの内部にユダヤの金と恐喝に屈しない者たちが出てきているし、その傾向は軍内部やCIAなどの情報機関の中にも出てきている。このブログでは愛国者たち、と指摘する者たちだ。ダークムーン女史もその一人であることは間違いない。女史自身がそのことをこの論文で指摘している。

 イラン問題を中心として、世界の変貌が始まるのかもしれない。
 いろいろな意味で、時が近づいているのだ。 

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●ハルマゲドン(最終戦争)が近づいている (その2)
http://www.theoccidentalobserver.net/2012/02/armageddon-approaches/#more-12803
【2月21日 Dr. Lasha Darkmoon】

イスラエルがイラン攻撃を自分たちだけで行うことはできない、ということは常識となっている。イランに対して成功裏に戦争を行うには、イスラエルはアメリカの支援が必要である。イスラエルは自分たちのためにアメリカがその汚い仕事をやってくれることを願っている

 もしもイスラエルが単独で行うとすると、1000マイル遠方にある攻撃目標にまで爆撃機を飛ばし、帰還させるための燃料補給問題という大きな問題に直面することになるだろう。

 アメリカがイスラエルに三機のKC-135空中給油機を供給すると言われている。アメリカ内のイスラエル支援者の者たちの中には、イスラエルがイランを攻撃することを自分たちは擁護しているわけではない、と主張しているが、彼らは、イスラエルの航空機の実効的射程を拡張し」かつ、「イスラエルの信頼性を改善する」であろう、空中空輸機がイスラエルに供給されることを願っている。

 イスラエルはこの地域で二つの核施設、イラクとシリアのそれを破壊することに成功している。これら二つの成功はそれほど際立ったものではない。達成度からいえば、それは取るに足らないものだ。つまり、イランについてやろうとすることに比べれば、ということである。

 イラクのオシラク原子炉を1981年に破壊した時は、それは地上にあった建物を破壊したのだ。この単純な作戦のために、イスラエルは14機の航空機を必要とした。2007年9月にシリアに建設中だった施設を破壊した時には、倉庫のような一階建ての建物が標的だったが、これは正に地上の狙いやすい標的だったわけだ。

 イランの潜在的な標的となるものは、その数においてはるかに多く、広く散らばって存在しており、地下深くに建設されているものだ。多くが秘密の施設であり、その存在すらよく知られていない。


標的になりそうなイランの核施設

 ナタンツには濃縮プラントがある。地下の施設では濃縮ウランが製造されている。コム近くにはフォルドウ濃縮施設がある。山のような施設が何重にも強化コンクリートで防御された地下深くに埋まっている。フォルドウを切り裂いて中の核兵器と言われているものを破壊するには、イスラエルの能力を超えている、と一般的には言われている。必要とあらばアメリカができるかもしれないが、イスラエルだけではとても無理なのだ。

 イスラエルが攻撃しなければならないイランの核施設がまだ二つある。アラクの重水炉とイスファンのイエローケーキ変換プラントだ。

 イランへの攻撃ルートは3つ考えられる:トルコの北方、サウジの南方、ヨルダン・イラクを貫く真ん中のルートだ。イラクからアメリカが12月に撤退したため、イラク上空をイスラエル機が侵入するのを阻止する義務はない。イラク自身では勿論できない。

 最近のロブ・ワード・レポートは、イスラエルは、「イランの地下にあると分かっている核施設を一回の作戦で、完璧にではないが、ひどいダメージを与える」に十分なGBU-28バンカーバスター爆弾を保有している、とある。

 恐らくは、これは希望的観測以上のものではない。文章を見れば、「分かっている地下の核施設」とある。分かっていない施設、と言わない方がよい。

 イランで勝利するには、イスラエルは最大限投入することになるだろう。イスラエルは船上発射型巡航ミサイルの他に、B-2ステルス機とB-52 爆撃機、戦闘爆撃機、ヘリコプターが必要だろう。イランの地下の核施設を除去する(不可能なタスクだが)ことに加えて、ミサイル艦、機雷敷設艦、小型潜水艦は言うに及ばず、イランの通信システム、防空・ミサイルサイト、革命防衛隊兵舎、弾薬庫、飛行場、船舶と港湾施設などを破壊しなければならなくなるだろう。

 イスラエルがその自慢の戦力を持ってしても、2006年に小さいが勇敢なヒズボラを負かすことができなかったとすれば、イランから勝利を盗み取るチャンスはファンタジーの世界のこととなりそうだ

 すべてのアメリカ人が、既に陰(かげ)りの出ている名声に否定できない汚点を残したガザ侵攻の犯罪の後に、更なる無謀な破壊行為となるこの攻撃を行うイスラエルを支援し励ましたいと願っているわけではない。

 イランのインフラを破壊することは、無神経なアメリカ人にとっては意味があるかもしれない。しかし、他の多くの人々は、これは残酷で邪悪な所業と感じている。7400万人の、その殆どが女性と子供たちを何トンもの劣化ウランによって毒し、何千人もの人々を車椅子を必要とするような状態に追いやることは、イスラエルに名誉や名声をもたらす所業ではない。

我々のすべてが歴史の教訓を忘れたわけではない。イランは300年間、戦争を始めたことがないという事実を知っている。イランは放っておいて欲しいだけなのだ。また、イランではなくイスラエルこそが、必要以上の血で手を染めたことで、”集合的狂気”という病理学上の問題を抱えているのだ。

 イスラエルの数知れぬ批評家のために語れば、ある政治の専門家が書いていることがある:アメリカはイラン政権を根絶することはできない。イランを支配下におくことはできない、つまり、大災害を自国と世界にもたらすことなく、ということでは到底できない相談なのだ。イラン政権を根こそぎにすることは、膨大なコストとリスクをアメリカにもたらすし、その地域のすべての国々にもそうであるし、更にロシア、中国、インド、パキスタン、アフガンなどを含む影響を受ける多くの国々においてそうである。今すぐにオバマはイスラエルがイランを攻撃することを阻止しなければならない。彼は彼が取れる最強の方法で、例えば、爆撃機に燃料供給するための空域を使用することをイスラエルに拒絶することを通して、などできる限りのことをするべきだ。つまりアメリカはイスラエルがイラク上空を飛行し、給油をすることを阻止すべきなのだ。

 二番目のアドバイスかもしれない。なぜ、イスラエルを支援するのか? イランの方がイスラエルよりずっとアメリカに寄与するものを持っている。

 イランは原油を豊富に持っている。イスラエルは持っていない。イランはアメリカの政治クラスを身代金のために拘束しない。イランはアメリカの官僚機構をイランの国益をアメリカのそれより優先させるよう脅しながら継続してさせるようなことはしない。イランの二重国籍保有者は、アメリカでスパイ行為をしたり、アメリカの軍事機密をロシアや中国などに売ったりなどしない。イラン人にはローゼンバーグやジョナサン・ポラードなどのような人物はいない。イランはアメリカ人に外国での戦争でイランのために戦い死ぬよう強要するようなことはしない。イランは毎年30億ドルを施しでもらうことを願わないし、それ以上の決して返済しない融資保証をもらおうとはしない。

 イランはイスラエルよりずっと大きなアセットになるかもしれない。イスラエルは負債であり重荷である。ラボン事件、リバティー号事件、ジョナサン・ポラードの裏切りが過去にあったのに、その”友人”に寄りそうお馬鹿なアメリカは、再び近い将来裏切られるのは目に見えていることだ。
 イスラエルと手を切れ。これが私からのアドバイスだ。イスラエルがアメリカと共に世界を火の海にする前に。 

* * *

 この数か月、オバマはイスラエルに対して、アメリカに事前の承認のない戦争をネタニヤフが始めたら、アメリカはその戦争には関わらない、ということを明確にしている。

 1月20日、マーチン・デンプシー統合参謀本部議長はネタニヤフに、アメリカと協調することなしにイスラエルがイランを攻撃したら、アメリカはイスラエルを防御することはしない、と伝えている。

 2008年5月、ネタニヤフの前のエフード・オルメルトは、ブッシュにイラン攻撃の承認を願い出たがブッシュはそれを拒否した。

 ネタニヤフはそれ以来、イラン攻撃の決断をする前にアメリカに相談するということを確約することを拒否することで、アメリカに抵抗し続けている。

 他のアメリカの高官らは、アメリカはイスラエルが単独でイランに対して宣戦布告した際、十分にアメリカの意見を聞くことをしない場合には、アメリカはイスラエルへの支援を拒否するかもしれないということを明確にしてきている。

 もしイスラエルが決行したならば、それはイスラエルの問題となる。

 イスラエル自信の愚かさから起きた問題でアメリカがイスラエルを保護するのはアメリカの義務である、と考えることは、イスラエルにとって過ちとなるだろう。

 政治評論家のMJ・ローゼンバーグがハッフィングトン・ポスト紙に、イスラエルは今は戦争をしようとは思っておらず、むしろその腕力を見せびらかすこと、そしてアメリカとイタチごっこをすることの方に興味を持っているのだ、という大胆な理論を展開している。イスラエルがネコでアメリカがネズミだということを皆に示したいのだ、と言う。「ネタニヤフと彼のグループは今戦争をしたいとは考えていない。彼らは自分たちが戦争のあるなしを決定するのだということを分からせたいのだ。つまり、だれが親分か、を見せたいのである

 決着の時である。

 アメリカの首府はワシントンに戻される必要がある。テルアビブは遠すぎる。

* * *

 ブレジンスキーが、「イスラエルがイランを攻撃すれあ、大災害を引き起こす」と言った時、深刻に受け取るべきである。

 ロシア問題の専門家で老練なブレジンスキーは評判の高い「グランド・チェスボード:アメリカの覇権とその戦略地政学上の急務」の著者である。2012年2月1日にロシア・トゥデイTVで放映された、前統合参謀本部メンバーのレオニド・イバショフの語った問題の発言を、ブレジンスキーがどのようにとらえているか、気にならざるを得ない。

 ロシアはイランないしはシリアに対していかなる軍事作戦も行われることを望んでいない。これら両国は同盟国であり、両国ともロシアの保障するパートナーである。シリアないしはイランに対する攻撃は、ロシアとその国益に対する間接的攻撃となる。

 後ほど彼は、アメリカは今や民主主義のマスクで顔を覆っている隠れファシストと考えている私のような人々の共感を呼ぶようなことを付け加えた。

 すべての者が理解すべきは、ファシズムがこの惑星上を闊歩している、ということだ。彼らがリビアで行ったことはヒットラーと彼の軍がポーランドに対して、ついでロシアに対して行ったこととほぼ同様なことであった。従って今日、ロシアはファシズムから世界全体を防衛していることになるのだ。

 だれがこの新しいファシストかは聞くまでもない。

 テレビのスィッチをひねれば、彼らの笑顔を見ることになろう、彼らに投票する限りは、そしてイスラエル拡張のための外国での戦争で彼らのために死ぬならば、彼らがどれほどあなた方を愛しているか、大事にしているか、見れるだろう。

* * *

 以下のことが明らかにされるべきである:アメリカはいつまでイスラエルのための戦争をし続けるのか? イスラエルはアメリカの何を掴んでいるのか? アメリカはその重要な国益上に対する計り知れないダメージを、多くの世論調査で世界で最も忌み嫌われている国家であるという、不安定で横柄な同盟国のために受け入れる用意があるのか? 

 アメリカ人の特に軍とCIAの中のメンバーらが全て、イスラエルの増大する無責任な行動に感銘を受けているわけではない、といういくつかの示唆がある。両国の友好にかなりの亀裂が増大しているのだ。時間の経過とともにアメリカ人が正気に戻ることで、願わくはもっとこの亀裂が大きくなることが願われる。

 元国務長官のジェームス・ベーカーがイスラエルについて:「ユダ公たちめが、我々に投票さえしやしない者たちだ」と、ユダヤ系アメリカ人支持者について語った有名な言葉があるように、関係は再びどん底にまで落ちるかもしれない。

 元中央軍司令官のジョー・ホアーは最近、イスラエルのテロリストのジュンドゥラを介入させた作戦について不満をぶちまけている。この作戦の中で、モサドのちんぴらは自分たちをCIAのエージェントだとずうずうしく名乗っていたのだ:「イスラエルは火遊びをしている。これは彼らの秘密の戦争に我々を巻き込むものだ。我々がそれを望むかどうかにかかわらずにだ」

 辛抱強いイランと鼻持ちならないイスラエルとの間の緊張状態は、その頂点に達しようとしている。

 もしイスラエルがイランに対する全面的攻撃を仕掛けたら、はっきりしていることが一つある:テルアビブの塔は倒壊するということだ。必ずしも今とは限らないが、将来のある日に、「vengeance is a dish best served cold復讐の料理は冷めてから出すに限る)」と決められた時に起きるだろう。(注:これは映画「KILL BILL」に出てきたセリフ) 

 ディモナの核施設も破壊されるだろう、今すぐにでなければ、後ほど、時が満ちた時、そしてイスラエルを住むことのできない荒野にするだろう。

 その小さな領土を考えれば、イスラエルは一日で破壊されるかもしれないのだ。イランによってでなければ、間違いなくロシアか中国によって。

 一週間前、アヤトラ・アリ・ハメネイの戦略チームの責任者であるアリレザ・フォーガニは、以下のように語ったという:「たった九分でイスラエルを一掃できる

 イスラエルが今一掃されることを誰も真剣に願っているわけではないが、イスラエルは自分の行動がいつかもたらす結果を受け入れねばならなくなるだろう。

 イスラエルは自らが蒔いたものを刈り取ることになるだろう
 時は近づいている・・・

- 了 -

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