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シリアに密入国し騒乱を惹起しているイスラム主義過激派戦士
◆9月17日

 シリアの反政府武装勢力は10万人ほどで、それが1000ほどの小グループに分かれているとイギリスのIHSのジェーンズが発表したようだ。また外国から過激派戦士がシリアに大量に入って戦っている、と指摘している。アル・ヌスラ戦線のような過激派グループには1万人が所属しているようだ。

 その他の3万から3万5000人くらいもやはり過激派といってよいグループに属する者たちのようだ。10万人の半分近い者たちは要するにイスラム主義の過激派なのだ。残りの3万ほどが世俗的だったり民族主義的な者たちのようだ。とにかく大量の者たちが外国人であるという。
(http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/middleeast/syria/10311007/Syria-nearly-half-rebel-fighters-are-jihadists-or-hardline-Islamists-says-IHS-Janes-report.html)

 このブログでは夙(つと)にそのことを指摘してきた。一国の政府が外国から流入している外国人傭兵らによって攻撃されているのだから、その攻撃している傭兵らは侵略者である。この侵略者を武器や資金で支援してきたのが欧米、トルコ、サウジアラビア、カタール、イスラエルなどの国々だ。

 今後は、この事実を日本も含めたあらゆる国の国民が理解することと、それに反対する声を挙げねばならない。日本で北朝鮮からゲリラが入ってきて佐渡島でも占領し出したら、自衛隊が行って戦うことだろうが、同じ事がシリアで起きると、それを政府の「弾圧」だと言ってきたのが欧米であり日本であった。

 シリア政府と軍が行っているのは自衛のための祖国防衛戦争であり、治安維持活動である。その防衛のための戦いを止めよと今まで叫んできたのが、欧米であり日本であった。自分達の行ってきた愚かさを恥じ、大いに反省すべきである。
 
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●英国のジェーンズの調査:シリアには10万人の武装反政府グループ
http://en.alalam.ir/news/1517142
【9月16日 ALALAM】

 イギリスのデイリー・テレグラフ紙は16日、IHSのジェーンズの調査内容の一部を発表した。ジェーンズは、シリアではアルカイダ系のアル・ヌスラ戦線のような過激派グループのために推定1万人の武装戦士が戦っているという。 

 この分析調査では、多くの過激派の者たちが外国からシリアに入ってきて戦っているという。

 最近の数日間で、殆どが外国人傭兵であるタクフィリ・グループの多くの戦士たちが、シリア政府軍との衝突で各地で死んだという。12日朝早く、アルカイダ系のイラク・シリア・イスラム国というグループのリーダーであるサウジアラビア国籍のアブ・ツラブ・アル・ナジディはシリア北東の町であるアル・レグヘで殺害されたという。

 シリアは2011年3月以来、激しい紛争に見舞われている。報道によれば、欧米と彼らの中東地域の同盟国であるカタール、サウジアラビア、トルコが、シリアの反政府グループを支援している、という。

 国連によれば、10万人以上が殺害され、780万人がシリアを去っているという。

 人々は反政府グループに占領された場所では、残虐な殺害や拷問シーンを目撃してきている。

 シリア政府が内外の紛争拡大の脅威と戦っているが、犯罪行為に対して国際社会が沈黙を守るため、人々は過激派グループの課す厳しい規則の下で生活することを余儀なくされている。

 8月21日に起きたダマスカス郊外での化学兵器攻撃のためアメリカが空爆する計画があったが、ロシアの仲介で阻止された。ロシアはシリアの化学兵器を国際的監視下に置くことで、この緊張した状況を打破したのである。

 ロシアの提案はアメリカの軍事的野望とこの地域での影響を懸念したもので、広くシリアをはじめ多くの国々で歓迎された。

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サウジアラビアの死刑囚がシリアに傭兵として派遣された

◆9月13日

 シリアのアサド政権の転覆を図るサウジアラビアは、自国で死刑囚となっていた人々に軍事訓練を与え、シリアへ傭兵として送り込んでいたことが極秘メモの存在から明らかになった。

 かつて第二次世界大戦末期、ソ連がソ満国境を越えて満州へなだれ込んできた時、やはり部隊を構成していた兵士の多くが囚人であったという。そのせいか、彼らのあまりに粗暴なふるまいで多くの日本人女性が苦しい目にあったことがあった。

 サウジアラビアがたとえ囚人だとしても、シリアへサウジから兵士を送ったということは明らかにシリアに対する侵略行為となる。従って行うかどうかは別としてシリアはサウジアラビアに対して反撃を加える正当性がある。

 また国連はこのサウジアラビアを犯罪国家として指弾しなければならない。少なくとも、その犯罪行為を止めさせるところまでサウジアラビアを追い詰めなければならないはずである。欧米側がそのような動きをとることはないであろうから、やはりここはシリアとそのシリアを支援してきたロシアなどが率先して行うことを期待したい。

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●サウジアラビア:死刑囚をシリアへ傭兵として派兵
http://voiceofrussia.com/news/2013_09_12/Saudi-Arabia-sends-1200-death-row-inmates-to-fight-Assad-in-Syria-4730/
【9月13日 The Voice of Russia】

 ある極秘メモ情報は、サウジアラビアは首を切断されて殺されるはずだった死刑囚を、刑の執行を取り止める代わりにシリアでシリア軍と戦わせることにしたことを明らかにしている。

 このメモによると、サウジアラビアの内務省が2012年4月17日に署名したもので、サウジ政府は合計1239人の死刑囚に完全な恩赦を施しかつ月謝を家族に支払う代わりに、シリアに送って戦うための訓練を受けさせる、ということが書かれている。



サウジの内務省発行のメモ


 このメモはアブドゥラ・ビン・アリ・ルメザンにより署名されていて、その人物は内務省の経過観察部長であると、アッシリアン国際通信社が報じた。

 このメモによると、囚人たちの国籍はイエメン、パレスチナ、サウジアラビア、スーダン、シリア、ヨルダン、ソマリア、アフガニスタン、エジプト、パキスタン、イラク、クウェートであるという。

 イラク人囚人が23人いる。

 イラク国会の元議員で匿名を条件の人物は、このドキュメントの信憑性を確約した。また彼によれば殆どのイラク人囚人はシリアに送られた後イラクに戻ったと言う。彼はサウジアラビア側から提案されたこの契約に同意し、イラク政府にサウジアラビアで捕虜になっていた家族の解放をするようサウジ政府に嘆願するよう要請した、という。


 イラク人元議員によれば、イエメン人でシリアに送られた人々もまたイエメンに戻ったという。彼らはイエメン政府に彼らの家族の解放を願い出たという。彼はその他にも多くのドキュメントがあると語った。

 サウジアラビアは当初はこの話を否定していた。しかし、解放された囚人らの証言が出てきたためサウジ政府はこれを認めた。

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シリアの反政府勢力が化学兵器を使用した証拠を国連に提出したというプシュコフ議員

◆9月12日

 ロシアは国連安保理に、シリアの反政府勢力側が化学兵器を繰り返し使用してきたことを示す証拠を提出した、という。いよいよロシア側の、そしてシリア政府側の反撃が国際舞台で開始された、ということのようだ。

 未だに国連のシリア調査独立国際委員会の報告が出されていないが、ロシア議会の国際問題委員会委員長のアレクセイ・プシュコフはその委員会メンバーであるカーラ・デル・ポンテがそのことを認めていると指摘した

 この委員会が欧米側からの圧力を受けていることは間違いないであろうから、委員会としての報告の内容にこの件が公式に表明されるかどうかは分からないが、現地のシリアで多くを見聞したメンバー達の多くが恐らくはこのポンテと同意見であろうと推察される。

 たとえ公式見解では曖昧な表現になろうとも、とにかくシリア政府が使用したとする欧米側と、今回のロシア側から提出された、反政府グループが使用したとする、両方の主張が対等にぶつかるわけであり、しかも反政府側が使用したと言う主張には、その証拠が提出されているのだから、一方だけのしかも証拠のない言いがかりに等しい主張を根拠として欧米側がシリアを攻撃することはもはや不可能となったと言えよう。

 そして時間の経過と共に、シリアの反政府勢力側がサウジアラビアからその化学兵器を供給され、使用したということが明らかになっていけば、サウジアラビアは窮地に立たされる事になろう。同じく反政府勢力を全面的に支援したトルコのエルドアン政権も窮地に立たされていく事であろう。

 こうしてこのブログで主張してきたとおり、陰謀を働く者たちがその陰謀を暴かれて逆に追い詰められていく趨勢が強まってきていることが分かろうというのである。
 見よ、悪事を働く者たちの末路を!

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●ロシア:シリアの反政府勢力が化学兵器使用の証拠を国連へ提出
http://online.wsj.com/article/BT-CO-20130911-701836.html
【9月12日 By Olga Razumovskaya WSJ】

 ロシアは国連にシリアの反政府グループが化学兵器を使用したという証拠を提出する、とロシアの議会議員が11日語ったとロシアの通信社が報じた。

 「これらの兵器が繰り返し反政府グループによって使用された疑いがある。またロシアはその証拠を国連安保理に提出したところだ」と、議会の国際問題委員会委員長のアレクセイ・プシュコフが語った。

 ロシアは国連安保理にシリアの化学兵器を国際的管理下に置くことを歓迎する宣言書の草案を提出する計画である、とロシア外務省は10日語った。シリアは軍事攻撃が取りざたされる中、この提案を歓迎するとした。

 アメリカはシリア軍が化学兵器を8月21日ダマスカス郊外で使用したとして非難してきた。国連は化学兵器攻撃を受けたといわれる地のサンプルを集めた化学兵器調査団の報告を待っているところだ。

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ロシア・シリア・アメリカの外交担当トップたち

◆9月11日

 アメリカのケリー国務長官が、シリア攻撃を避ける道はシリアが化学兵器一切を今週中に国際的管理下におくことだ、と語ったことで、シリアの化学兵器問題とアメリカなどのシリア攻撃危機が回避の方向に動き出した。

 このケリーのコメントは偶然にそのようなコメントになったのか、それともアメリカとしてもあらゆる状況を勘案した結果、シリア攻撃はできたら避けたい、という結論となり、その方法を探った結果、そのようなコメントを出してみて、それをロシアが歓迎するという感触ないしは確約を得たので、そのようなコメントをだしたのだろうか?とにかく生き馬の目を抜くようなめまぐるしい動きであり、歓迎すべき動きである。これでシリアの政府軍はいよいよ活気付き、反政府ゲリラの討伐に集中できるであろう。

 とにかくこれで、アメリカは面子を潰さずにシリア攻撃をしないで済ますことが出来るし、シリアはこれで大惨禍に見舞われる事は避けられそうだし、ロシアは今までのシリア支援が実を結ぶことになり、この三者にとってはめでたし、めでたしとなりそうだ。これは相当に画期的なことである。昨日のブログ記事に記したように、今までとは違う動きを世界はしだしているようだ。

 その後、実は化学兵器攻撃をした下手人が、反政府勢力側である、ということが権威ある存在から明確に指摘され出せば、悪者はその反政府勢力だということになり、その反政府勢力を支援してきた欧米・トルコ・サウジアラビア・カタール・イスラエル(ユダヤ)が悪者となり、急速に世界における彼らの立場が悪化することになるだろう。

 このブログでも指摘したように、「化学兵器」を反政府ゲリラ側に与えたと思われるサウジアラビア(とそのバンダル王子一派)の立場は急速に悪化するかもしれない。またトルコのエルドアン政権も今後苦しい状況に陥る可能性が出てきた。カタールも同様だ。

 アメリカによるシリア攻撃を心待ちにしていたサウジアラビアとそのバンダル王子一派は、攻撃どころか、下手をすれば自分達に矛先が向けられかねない状況の変化に泡を食っている事であろう。よく見るがよい。自らの悪事のなれの果てを。

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●米露シリア:化学兵器問題で三者会談
http://en.rian.ru/world/20130911/183346445/US-Russia-Syria-to-Discuss-Chemical-Weapons-Plan--Reports.html
【9月11日 RIA Novosti】

 アメリカ、ロシア、シリアの外相らが今週、シリアの化学兵器問題で会談を持つ、と10日、匿名のアメリカ高官が語ったとメディアが報じた。

 アメリカのケリー国務長官、ロシアのラブロフ外相、シリアのムラレム外相はジュネーブで12日会談を持つと、アメリカ高官が語ったとロイターが報じた。

 この会談のニュースはアメリカのオバマ大統領がシリアに対する軍事行動を国内と国際社会から支持を得ようと躍起になっている時、またシリアの化学兵器をどのようにして国際的管理の下に置くかという問題でロシアからの提案をアメリカが待っている時期に出てきたものだ。

 アメリカはシリアのアサド政権が8月21日にダマスカス郊外で化学兵器による攻撃を行ったとして非難しているが、アメリカの攻撃を止めようとして、ロシアがシリアから化学兵器を取り除くという提案をしたことを吟味するだろう、という。

 ケリーは10日、シリアの兵器をどう確保するかと言う件でラブロフからの提案が当日中に届くことを期待していると述べた。更にいかなる提案内容も国連安保理の決議が必要だと語った。

 「彼はこれらの提案を送ってくる。提案内容は非公式に送られてくる。我々はその内容を吟味する時間がある」とケリーは記者会見の時に語った。

 ケリーはそのような提案は、「拘束力を持つという信頼感をもたせるため国連安保理の決議が必要だ」と語り、さらに誰かがこれを台無しにしようとする場合の結果も含めるべきだ、と語った。

 安保理は10日午後、非公開の会議を持つ事になっていると、AP通信が国連スポークスマン・オフィスが語ったと報じた。しかしオーストラリアの国連大使であるゲリー・クインランは会議はキャンセルされたとツィッターで述べている。

 なぜ会議がキャンセルされたのか、ハッキリしていないが、CNNは10日、ロシアが取り消した、と報じた。

 10日の電話によるフランスのファビウス外相との話し合いで、ラブロフはシリア政府が「化学兵器を使用したかもしれない」ことの責任があると宣言する内容のフランスが提出した安保理決議案を「受け入れられない」としたとその声明で語った。

 ケリーの記者団とのインタビューと殆ど同時期に、ムアレムがシリアは化学兵器禁止条約に署名し、保管施設を外国政府に公開する用意がある、と語った。

 「我々は化学兵器を廃棄する意思がある」とムアレムはレバノンのアル・マイデンTVのインタビューで語った。

 ムアレムのコメントについて聞かれてケリーは、アサド政府が「この機会を捉えてシリアに平和をもたらすようにすることを、条約を尊重すると言ったようにきちっと履行するよう」期待する、と語り慎重ながら歓迎すると語った。

 「恐らくこれから数日間はその件でよりはっきりさせるだろうと期待している」とケリーは語った。

 10日早く、ケリーは下院軍事委員会に現れて、国連安保理はアメリカの軍事攻撃を遅らせる為の遅延戦術として利用されるべきではない、と注意を喚起した。

 「国連安保理がそれを狙っているとしたら、討論サークルになってもらうわけには行かない。我々はシリア、ロシアそして世界に我々はその遅延戦術に陥るものではないことを示さねばならない」とケリーは語った。

 シリア問題での国際的議論の行き詰まりは、ケリーがもしもシリアが「全ての」化学兵器を今週中に国際的管理の下に置くことに同意するのならば、アメリカの攻撃の標的になることを避けることができるかもしれない、とコメントした後、急速に変化している。

 ロシアとシリアは殆ど即座にこの提案を歓迎し、ラブロフは10日早くロシアはシリアの化学兵器を確保する実効的な計画を提出するだろうと語った。

 ロシアのプーチン大統領は10日、この計画はアメリカとその同盟国がシリアに対し軍事力を行使しないことを誓約するとき可能である、と語った。しかし彼はこの危機を解決する平和的な良いステップである、と期待を表明した。

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シリア政府が化学兵器攻撃を行ったという「証拠」を提出できないオバマ大統領

◆9月10日

 AP通信がオバマ政権に、シリア政府が化学兵器攻撃をおこなった、という確固とした証拠を一つでもいいから見せて欲しい、と要請したが、拒否されたという。

 これは当然のことで、証拠はない、のだ。イラク戦争が開始される少し前の2003年2月6日、パウエル国務長官がイラクが大量破壊兵器を所有している「証拠」だとして国連の場で、大型スクリーンで映し出したトラックがあり、それを移動式の生物化学兵器製造車だとしたが、全く嘘であった事が後ほど分かったことがあった。あれと同じなのだ。

 アメリカ政府が他国に軍事介入する際の正当性を示すものは、今までのところ、殆どが謀略的に捏造されたものばかりであった。第一次世界大戦時(ルシタニア号事件)、第二次世界大戦時(真珠湾攻撃)、ベトナム戦争(トンキン湾事件)、湾岸戦争(駐米クウェート大使娘ナイラの演技)、アフガン侵入(9・11同時多発テロ)、イラク戦争(大量破壊兵器)、今度のシリア攻撃(化学兵器攻撃)、ことごとく謀略ででっち上げられた捏造された「証拠」である。

 そしてアメリカ軍人で情報将校だった人々が独自に調査した結果、今度の化学兵器攻撃は、アサド政権側ではなく、反政府側の起こしたことだ、という結論になったという。そしてCIAが間違った情報を大統領に提出している、と指摘している。

 流石にここまでくると、オバマ政権は簡単にはシリア攻撃を実行することは出来なくなったようだ。世界の良識の声が、謀略と捏造の証拠でごり押しする欧米・サウジアラビア・カタール・トルコ・イスラエル(ユダヤ)の謀略によるシリア攻撃を押し止めつつある。

 これは、人類史の一つのターニングポイントなのかもしれない。「世界を牛耳ってきた勢力」が好き放題に戦争をすることができなくなってきていることを示している、と言えそうだ。世界の変貌が始まり、人類が新しい段階に入っていく過程(=進化)が始まったのかもしれない。

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●オバマ政権:シリアの化学兵器使用の証拠提出を拒否
http://en.alalam.ir/news/1514949
【9月10日 ALALAM】

 アメリカ政府は、8月21日のシリアでの化学兵器攻撃が、シリア政府と関係していることを示すというならば、その確固とした証拠を少なくとも一つは見せるように、というAP通信の要請を拒否した。AP通信は8日、オバマ政権のシリアに対する軍事介入のための説明に疑念を表す内容の記事を掲載した。

 AP通信のゼイナ・カラムとキンバリー・ドジアーは、「アメリカ政府はそのことを証明する情報を持っていると主張しているが、アメリカ情報関連機関が集めた確固とした証拠の一つも民衆は見ていない。衛星写真も、数百人を死に至らしめた先月の化学兵器による攻撃と言われていることと、アサド大統領の政府とを結ぶシリア軍の交信記録もないのだ」と書いた。

 オバマ政権はこの問題を説明するビデオを発表したが、AP通信は政府が主張する追加の証拠を見せるよう要請したが、拒否された。

 議会と疑念を持っている世界の指導者らの支持を得ようとしているオバマ政権は、保有している証拠は主に衛星と信号の情報であると言っている。しかし、その衛星写真を見たいという複数の要請に対して、それを拒否している、とAP通信がその記事の中で書いている。

 シリア政権の軍事作戦の結果を示そうと、オバマ政権は衛星写真の多くのコピーを作成したが、化学攻撃に関する写真は提供することを拒否した。

 「AP通信はオバマ政権の主張する内容に対し疑念を持っているのも、イラク戦争に至る過程でメディアがどう失敗したかという反省が尾を引いているのだ」と記事にある。 

 ハフィントン・ポスト紙の入手したメモによると先週、AP通信の調査編集委員であるテッド・ブリディスが記者と編集者らに対し、「シリアに対する政府の軍事介入に対する正当化の内容を吟味し理解する件で深く調査するよう促した」という。

 12名の元アメリカ軍人で情報将校だった人々がオバマ大統領に、シリア政府が8月21日の攻撃については関係ない、ということを証明する情報を集めていると語った。

 彼らはアメリカ大統領に対し、CIAが誤ったデータを提出していて、彼ら元軍人たちの情報筋によれば、シリアの反政府勢力の民兵たちがあの攻撃を実行した、という。

 オバマ大統領は問題の多いこのシリア攻撃計画のための国際的支援を集めようと必死になっている。またシリアに向けて軍艦を派遣しようと急いでいるが、戦争で悲惨な状況になっているシリアをこれ以上攻撃しないようにという世界的な呼びかけの声のため、留まらざるを得なくなっている。

 シリアは2011年、改革を要求する抗議運動が中東、北アフリカ、ヨーロッパから侵入したテロリストらによって、全面的な戦争にと拡大した時以来、紛争が継続している。

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経済から宗教まで、時代の先を読み解くための作業を人間活動のあらゆる分野にメスを入れて行います。
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