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イランのオミッド衛星打ち上げ
◆12月27日
イランが来年3月頃、偵察衛星を打ちあげると言う。かつては第三世界と言われた諸国も急速に力をつけてきていて、軍事力に関しても同じことが言える。中国が衛星を打ち上げ、空母を建造するような時代であるから、イランが自前の衛星を打ち上げるようになってもおかしくない。
衛星打ち上げにはロケット技術が必要だが、イランは既にその技術をも保有している。その昔、バビロンに捕囚となったユダヤ人を解放したのが、ペルシャであった。かつては世界帝国であった国である。その遺風は残っている。しかしユダヤ・イスラエルはその恩を忘れてか、イスラエルは難癖をつけて、イランを攻撃する意図を隠さない。
イスラエルは公式的には表明していないが、核爆弾を保有している。またそれを使用する意図も持っている。ユダヤ人は自分たちが神の「選民」である、と認識している。しかも自分たち以外の人類は「ゴイム」と称して家畜並みの人間たち、と認識している。家畜を殺しても殺人とはならない。だから、イスラエルは核を使用しても本質的には罪とならない、と認識している。
この狂った病理的思考をするイスラエル・シオニストに対して、防衛的手段を講じざるを得ないのがイランの立場であろう。偵察衛星打ち上げも、対空ミサイル防衛システム配備も、全てはこの狂った病理的精神の持ち主であるイスラエルのシオニストに対抗するための止むを得ざる選択である。
しかし、攻撃こそ最大の防御という思想も存在する。あまりにイスラエルが好戦的であり、その狂った思考を是正せずに核使用を実行するということになれば、イランはその存続のために自らも核兵器保有を目指すであろう。イランとイスラエルが核戦争を始めれば、両国はもとより、周辺諸国ひいては世界全体が破滅に瀕することになる。
イスラエルは今の武断的・好戦的思考から実際的な持続可能な生存への道を探るべきである。それは、パレスチナ人との共存・共栄の道である。それは同時に、他民族を「ゴイム=家畜」、とみなすタルムードの呪縛から自らを解放することを意味する。
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●イラン:偵察衛星打ち上げを計画
http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5iq1HlxBrALzSL2PbvMX4stgO761Q?docId=CNG.81282d483c9208446f7bbcd961623561.5c1
【12月25日 AFP】
イランは「ファジル」と名づけられた偵察衛星を数ヶ月以内に打ち上げると26日、アハマド・ヴァヒディ国防相が発表したとIRNA通信社が伝えた。
ヴァヒディ国防相は、ラサドⅠという別の衛生をも打ち上げると語った。この衛生は今年8月に打ち上げが予定されたいたものだ。
イランは、「異なる衛星を製作しており、イランでの暦の年末(2011年3月)に、ファジルとラサド衛星が打ち上げられるであろう」と国防相が語ったと伝えた。
IRNA通信社はファジルは「偵察衛星」であり、太陽光発電で動作するという。
「これらの衛星は以前の型とは異なる。これらの衛星は改良された燃料システムを持っていて、より長期にわたって宇宙空間に留まれる」と国防相は語った。
国防相は、ラサドⅠは情報省に引き渡され、1979年のイスラム革命32周年記念となる2011年2月に打ち上げられる予定だと語った。
2009年2月にイランは最初の自前の衛星であるオミッド(希望)を打ち上げている。
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ウィキリークスのジュリアン・アサンジ
◆12月25日
12月3日号の「誰がウィキリークスの背後にいるのか?」で、「特にイスラエルに不利になるような情報は皆無と言っていいようだ。つまりウィキリークスによって出てくるリークされた情報は、イスラエルの工作員が盗みリークした情報であり、それはイスラエルの戦略を損なうような情報は含まれていない、ということらしい」と指摘したが、ジュリアン・アサンジは大手メディアが選択するに任せていたことを認めたという。
そのメディアと言えば、何回もこのブログで指摘してきていることだが大体がユダヤ系に牛耳られているのだから、結局ウィキリークスの情報はユダヤ系に都合の悪い情報ではない、ということになる。やはりそうだったのか、という思いである。
これからは本当の暴露専門サイトの出現を期待するしかない。ウィキリークスは既にリークの名に値しない存在と化した。しかし隠されたものが現れる時代であるから、間違いなく本物の暴露サイトが現れるであろう。その流れは誰に求められないと考える。
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●ジュリアン・アサンジ:ウィキリークスはイスラエルの利益のためにメディアが運用した
http://www.veteranstoday.com/2010/12/23/gordon-duff-julian-assange-wikileaks-a-fraud-run-by-press-for-israel/
【12月23日 Gordon Duff ? Veterans Today】
「騙すのは、騙す方が悪い。しかし二度騙されるのは、騙される方が悪い・・・」
「ニューヨーク・タイムズ紙が都合のいい記事を編集することはあるが、あなたは彼らに全ての記事を検閲させていた」
本日、ジュリアン・アサンジは、ウィキリークスは独立系組織でもなんでもなく、その資料はメディアが選別していたことを認めた。ウィキリークスは実際、あのヘレン・トーマス女史が言っている、シオニストがコントロールしているメディア、のためのフロント組織だったということを認めたのだ。アサンジは、いいわけのようにメディアはイスラエルに対しては慎重過ぎた選別の仕方をしてウィキリークスの評判を落とした、と非難した。
我々がウィキリークスを必要とするたった一つの理由は、メディアが全くひどいからだ。アサンジがウィキリークスの一切のコントロールを彼にロック・スター並みの地位を与えたメディアに明け渡したことがおかしいことだろうか? 全くいやになる話だ。
アサンジはイスラエルのテル・アビブにあるアメリカ大使館からの、イスラエルがレバノンに侵攻した際のイスラエルの暗殺と暴虐の内容をカバーしている3700通の電文を持っている、と言っている。イスラエルの活動に激怒しているアメリカ、といった内容である大使館の交信内容を知ることができると考えている人々は何時までたってもそれを見ることはない。今まで通りの「メディアの慎重さ」があると考えた方が良い。
「メディアの慎重さ」と言うことで、我々はつまり、イスラエルがウィキリークスをコントロールし、そのウィキリークスを使ってイスラエルは彼らの敵、アメリカそして彼らの隣人を叩いている、と言いたいのだ。そのいくつかの国はずっと彼らの友好国だった、ということを我々は今知ったのだが。
ウィキリークスはメディアに対し、「南海でのUFO戦争」に関するドキュメントを何千も持っていると言っていた。待ちきれない思いでいたものだ。賢そうに見えるアサンジは、最高に謙虚そうな姿勢でもって、自分は罪を犯したと言っている。神秘的なこのUFOの話はどうなってしまうのだろうか? 誰がそれを暴露するなとあなたに言ったのか? オバマ大統領がイランとの戦争に向かう準備を進めているから、そのUFO話は二の次にしているのだろうか?
彼はメディアがウィキリークスのコントロールをするに任せていた。
ジュリアンよ、我々がニューヨーク・タイムズ紙を読もうとすれば、通りにでてそれを買うだろう。あなたは今我々に、このニューヨーク・タイムズ紙がウィキリークを運営していたと言っているね? あなたはこれがどんな欺瞞的行為であるか、分かっているのか?
イスラエルが我々に聞かせたいことを知ろうとすれば、我々はテレビのチャンネルを回せば済むだろう。ここ数十年間、他に何も無かったのだ。今や、あなたはウィキりークスもその一部だったと認めている。我々はびっくりさせられたと言うべきなのか?
あなたは保釈のために9日間待ったが、我々はあなたがメディアのために、イスラエルのために、つまり最強でしかも最も狡猾な勢力と人類に知られている者たちのために仕事をしていたということを知った。あなたは保釈のために24万(約170万円ポンドを必要とした。これはあなたの弁護士の一月の弁護士料ではあるまい。あなたが働いた人々は葉巻に火をつけるように金をそのように使う者たちなのだ。
我々はそれが一つの行動であることを知っている。これがその行動の一部であるように、更なるドラマである。早くからあなたを捕捉して者たちが暴露したのだ。驚かされたことと言えば、あなたの鉄面皮なことだ。あなたは我々を利用し我々から詐取し、偽情報のエージェントであることを認めた。
あなたは今や、我々全てを騙す第2弾を撃とうとしている。何を期待しているかと言うと、「距離」を置いているということになっている今あなたが非難している同じメディアが、この新しいストーリーを作るだろうということだ。、
何をやろうとしているかというと、あなたの犯罪のパートナーであるニューヨーク・タイムズ、ガーディアン、デア・シュピーゲルのナンセンス三人組をとっちめることだ。同じウィキリークスの鳥のエサをイスラエルの偽情報と混ぜ、アメリカ政府にダメージを与えるようデザインされた内容を漏洩し、イスラム教の隣人たちの信用をそこなっている者たちだ。
そうだともジュリアン。彼らはあなたのイスラム教の隣人たちだ。もしもあなたがイスラエルの国籍をまだ持っていないのならば、その内に持つようになるだろう。彼らは別のコメディアンが必要なのだ。そしてそれはあなたの唯一の能力のようだ。あなたが選んだ言葉が気に入っている。「慎重さ」だ。
ニューヨークとテル・アビブの間を行き来したE-メールを巧みに操作した諮問委員会から来たものに違いない、あなたが「慎重さ」と呼ぶ言葉は、単に我々に嘘を言い、騙しているだけなのだ。あなたは我々全てに嘘をついた。それも一度だけではなく継続的に。そして今あなたは、気乗りのしないいい加減な謝罪がなされたからといって我々があなたの嘘をまた信じるようになると考えている。あつかましいね。
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たった1隻残っているロシアの空母
◆12月16日
ロシアには現在たったの1隻しか空母がない。反対に中国が空母を新たに建造しようとしている。彼らはロシアから買い取ったお古の空母を研究して自前の空母建造を始めそうだ。それでロシアでも新型空母を2020年までに建造しよう、という動きがあるようだ。ただしセルジュコフ国防大臣はその噂を否定したという。
中国はアメリカの予測では、2015年から5年ほどの間に、6万トンから7万トンの空母を最大6隻建造する可能性があると見ている。しかし空母には潜水艦からなどの攻撃から防衛する護衛が必要だ。空母だけで運用することはない。しかし大型空母が存在するというだけで他国に対しては相当の圧力にはなるだろう。
かつて清帝国の北洋艦隊が東洋一の戦艦であった定遠と鎮遠を引っさげて日本に来たことがあった。日本人はその威容に相当の圧力と敵愾心を持ったようだが、その清は日清戦争で日本に負けている。艦船の運用は連係プレーなので、大きければ強いと言うわけではない。しかも狭い艦内で規律を保って行動できなければ、実戦には役立たないだろう。
従って中国が空母を持ったとして、その運用に習熟するには年数が掛かるはずである。それに現代は空母が活躍する時代を通りすごしていると見てもおかしくはない時代である。大型の空母も優秀なミサイル1発で沈められることもありうる時代だからだ。あるいは潜水艦からの攻撃も可能である。ちなみに日本は世界的にも優秀な潜水艦運用技術を持っている。
ようするに空母の保有は費用ばかりが掛かってあまり効率的でなくなってきているのだ。空母は攻撃用兵器である。海の上に飛行場を持ち、敵国近くから敵陣ないしは敵国艦隊を攻撃するために必要である。防衛のためならば、自国領土から発信する航空機やミサイルで対処するだろう。日本はそのため航空母艦を持たない。その代わり、防衛向きのヘリコプターを艦載機とするヘリコプター搭載護衛艦を持っている。
ロシアが今すぐ新しい空母の建造に着手することはない、ということは賢い判断かもしれない。上記のように費用対効果であまり魅力的ではない空母建造に国防大臣が否定的なのは頷ける。そのような軍事力を拡大することより、もっとほかにやることがありそうだ、ということなのかもしれない。
恐らく世界的経済崩壊によって、空母建造が却ってあだになる可能性が高い。日本は周辺諸国の軍事的脅威の高まりに適度の緊張感を持っていくことは必要だが、極度に神経質になる必要はない。そして相手からの攻撃が功を奏しない防衛的手段・方法の工夫を更に凝らす方向での努力が望まれる。
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●ロシア:10年間は空母を建造しない
http://english.pravda.ru/russia/economics/14-12-2010/116193-aircraft_carriers-0/
【12月16日 Vladimir Shabanov】
2020年前にロシアは空母の建造を開始する・・・このような情報が12月10日メディアに流された。現在プロジェクトの文章化が進められている。他方、セルジュコフ国防大臣はこれらの噂を否定した。ロシアは先ずそのような船舶の建造に掛かる費用、戦闘能力、生産能力を決定しなければならない
以前、クロイェドフ元海軍司令官は艦隊司令官らの計画では、2016年から17年に北方艦隊に新型空母が加わるだろうということだった。その新型空母の図案が2010年までには作成されることになっていた。
何人かの軍事専門家によれば、新しい空母は原子力推進で排水量6万トンだという。そのような仕様は統合造船会社(USC)の国防部長のアナトリー・シュレモフ海軍中将によってRIAノーボスチ社にもたらされた。
現在ロシア海軍は一隻の空母を持っているだけだ。アドミラル・クズネツォフで1985年に就航している。もっと建造されることになっていた空母だが、ソ連崩壊でこの軍事計画は永久に葬られてしまった。
大型空母のミンスクはスクラップとして中国に売却された。彼らはそれを研究したあと海軍博物館に作り変えた。中国はまたアドミラル・クズネツォフに似ている巡洋艦ヴァリャーグを手に入れた。この空母もスクラップ用として中国に買われたのだが、彼らはスクラップにはしなかった。
ソ連の最初の原子力空母ウリヤノフスクは静かに破壊された。この空母は黒海のニコライエフにある造船所にあったが、1991年建造プロセスからはずされ、海軍の船舶リストからはずされ、やがてスクラップにされた。
現在のところ、空母数で世界を引っ張っているのはアメリカだ。彼らは12隻保有している。イギリスは3隻、フランス、イタリア、インドがそれぞれ1隻ずつ持っている。
今現在、ロシアは空母建造の適切な造船所、スリップウェイ、それに関連技術や設計能力など持っていない。以前はこれらの船舶はニコラエフで建造されていたが、最近は外国籍の4万5000トン級のタンカー建造部隊が使用している。
恐らくロシアはこの航空母艦建造のための適切な乾ドックを建設するだろう。とりわけ、大型船舶建造の必要性は、連邦政府の「ロシアの運輸システムの現代化」プログラムと関連している。
ガズプロム社が排水量15万トン級の自前のタンカー艦隊を作ることを考えていることを思い起こすべきだろう。
しかしながら、各空母を護衛する艦船グループのことを保証することが要求される。巡洋艦、フリゲート艦、コルベット艦、支援艇などなどだ。しかしロシアにはこういった艦船にも不足している有様である。そして艦隊を新型艦と置き換える作業は遅々としたものだ。
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イランのミサイルがベネズエラに?
◆12月12日
イランを叩こうとその包囲網を狭めてきているイスラエル・アメリカの動きに対抗し、イランは同じく反米国家であるベネズエラにミサイルを保有しいざとなったら、それをアメリカ攻撃に使用できる体制を整えようとしているようだ。
一昔前であれば、アメリカの意向に反するようなまねをすれば痛い目にあるということから、なかなか反米的な姿勢を明確にするような南米の国家は少なかったが、今では多くの南米国家が反米的になってきているので、イランが遠いベネズエラと組んでアメリカに対抗する今回の動きは反米国家同士の連携が功を奏したことになる。
このようにアフガン攻略、イラク攻略までは調子が良かったアメリカとイスラエルであるが、最後の本当の標的であったイラン攻略の段階で、足踏みし始めている。これは、彼らの最終戦略が徐々に支障をきたしてきていることを示している。
このブログでも、もしもイスラエルが、あるいはアメリカが、あるいはその両者がイランを攻撃するようなことをすれば、それはイラン攻撃だけではすまないで戦火の拡大・・・それが中東の範囲を超えた、世界的戦火すなわち第三次世界大戦のような様相を帯びる可能性が高いことから、何としてでもそれを阻止しなければならない、ということを示してきた。
これは我々人間がそう考えるだけではなく、そもそもが地球的環境的観点からも、そして人類歴史発展的な観点からも、断じて許してはならない動きとなる。従ってこれは、天・地・人全てが反対すべきこととなるので、必ずやこの事態を回避することが必要なだけでなく、回避しうると考えるべきだ。
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●イランはベネズエラにミサイル基地建設か
http://www.associatedcontent.com/article/6104352
/iran_to_build_missile_base_in_venezuela.html?cat=9
【12月11日 By wmw_admin】
イランはベネズエラに弾道ミサイル基地を建設し、そこでアメリカを攻撃できる中距離ミサイルを設置する意向のようだ。1962年のキューバ危機を思い起こさせるものである。
ハドソン・ニューヨーク誌は以下のように伝えている。「ディー・ヴェルト紙によると、ベネズエラはイランの革命防衛隊のミサイル部隊将校、兵士とベネズエラのミサイル将校による軍基地を自国領土内に建設することに合意した、という。これに加えて、イランは、『緊急事態』時にはミサイルの使用許可を受けたという。その見返りにベネズエラこれらの施設をコロンビアへの脅威などの『国家的要請』時には使用できると、この合意書にはある。ドイツの日刊紙はこの合意書によれば、イランのシャハブ3(射程1300kmから1500km)、スカッドB(射程285kmから330km)、スカッドC(射程300km、500km、700km)がその基地に展開されるだろうとしている。イランはベネズエラに将兵の集中的訓練を含むロケット技術面での支援を行うという。
射程2000kmのイランのセジルⅡはアメリカの南部の殆どに到達可能である。「イランはベネズエラを通じて国連の制裁を回避しようとしている。イランに対する新しい国連の制裁決議を受けて、ロシアはS-300PMU-1防空システムのイランへの引渡しを拒否する決定をした。これらの兵器は2007年に8億ドルで契約されたものだ。これらの兵器がイランに向かわないことになったので、ロシアは新しい顧客を探し始めた;ロシアのノーボスティ通信によればそれがベネズエラである、ということだ」
イランもベネズエラもアメリカの不倶戴天の敵である。従ってもしもイランがベネズエラにミサイルを展開しアメリカの都市を攻撃できるようになれば、アメリカの安全保障上深刻な脅威となることは間違いない。イランが核爆弾を開発する必要は無いかもしれない。その爆弾プログラムは、なんであってもコンピュータバグによって妨害される。生物・化学兵器で充分であろう。
ソ連が1962年、キューバに弾道ミサイルを展開しようとした時、アメリカのジョン・F・ケネディ大統領は決定的な行動に移った。ケネディはキューバ周辺で「隔離」政策と呼ぶ動きを取った。ソ連のミサイルが運用できないようにさせるものだ。また空爆と地上侵攻の選択肢があることを示した。世界が核戦争の一歩手前まで来ることになったが、このことでソ連にミサイルを撤退させることになったのだ。
今のところ、オバマ政権の反応はまたはっきり見えていない。オバマ大統領はイランに対し外交的な手段で好戦的な姿勢を改めさせようとしているようだ。しかしそのような動きは上手くいかないのは明白だ。
ベネズエラ・ミサイル危機は2年間あまりの大統領職期間でオバマ政権になによりも際立ったテストを課していると言えそうだ。今のところオバマ氏はそのテストに合格していないようだ。このことを通し多くの点で、バラク・オバマ氏がJFKではない、ということを人々が気付き始めている。
問題は、以下のようだ:オバマ大統領はこの危機を認識し遅すぎる前に断固とした行動をとることになるのか? 幸運にも、オバマ氏はケネディがキューバと持っていた関係よりかはより柔軟な関係をベネズエラと持っているということだ。アメリカがベネズエラを攻撃しても、1962年のキューバ危機の時の場合と比べれば、核戦争が起きる可能性は低い。しかしながら、事態が危機的になる前にベネズエラにイランのミサイルが展開されることを回避する方法を見つけることがホワイトハウスにとっては必要なことだろう。
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イスラエルに不利な情報はリークされていない?
◆12月3日
ウィキリークスのことがNHKでも取り上げられていたが、このように大手のメディアで取り上げられるようになると、このウィキリークスもこの世の支配者(国際金融資本勢力)の影響下に入ってきたと考えていいのかもしれない。
ウィキリークスが暴露していることは、本質的な問題点ではないということを以下の記事では示している。要するに、リークされても、さほど痛くも痒くもないほどのレベルの暴露情報である、ということだ。
アメリカ国防総省内の機密情報などがリークされている、ということで大騒ぎをしているようだが、実際はそのように装うことで、本当に暴露されるべき情報が保護され、隠蔽されたままで済まされている。
問題はそんなところには無いだろう、ということだ。9月11日同時多発テロの真犯人なり、背後で動いた組織なりの情報などが出てくれば、ウィキリークスが本当に、機密の情報を暴露している、と言えるだろうが、そんな情報は今のところ暴露されていない。リークされた情報はどうでもいいようなレベルなのだ。
特にイスラエルに不利になるような情報は皆無と言っていいようだ。つまりウィキリークスによって出てくるリークされた情報は、イスラエルの工作員が盗みリークした情報であり、それはイスラエルの戦略を損なうような情報は含まれていない、ということらしい。
従って、我々はこの問題でもまた、この世を支配する者たちに一杯食わされているようだという認識を持つべきだろう。
以下は、ゴードン・ダッフの論文の部分訳である。前半は省略し、また後半でも全てを訳出したわけではないことをお断りしておく。
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●誰がウィキリークスの背後にいるのか?
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=22202
【12月1日 by Gordon Duff】
ウィキリークスはイスラエルなのか?
唯一イスラエルだけが、アメリカの国防総省に入り込みあのようなスパイ行為ができる存在である。それをすることが出来ると言うだけでなく、アメリカの指揮系統に多くのスパイを抱えているので、それを阻止することもできる。誰がこのようなデータを集めることができ、またフィルターにかけることができるのか? 誰がそんなことを願うのか?
イラクの「大量破壊兵器」という捏造された情報について、なぜウィキリークスはこれに関する情報をリークしてくれないのか? 我々は、軍が命令し、核・生物・化学兵器製造施設がフル稼働しているといった、捏造された情報を作ろうとしていたことを知っている。こういったストーリーが作られたことに関する何千ページものレポートがもたらされてよさそうなものである。
イラクの本当のこのスキャンダルを暴露することには、一つのことを除けばいいこともあるだろう。ペンタゴン内部のイスラエルの友人らがこのプログラムの立案者である、という点だ。これがウィキリークスが本当の問題を避けて通る理由なのか?イラクで起きた事柄を探っていくと多くの事柄がイスラエルと直に繋がる理由であろうか?
ここ何年か誰が一体イラクについて関心を持っていただろうか?
アメリカ人のアル・カイダ支援についての手加減されたレポートを見てみよう。「イラクの息子たち(Sons of Iraq)」を組織することで、アル・カイダを結果的に支援することになったことで、アメリカは非難された。真実は、アメリカは実際には、「アル・カイダ」という想像上の存在物よりはるかに悪いバース党を再組織したのだ。しかしこの件ではなんらの言及もなされていない。
イラクでの「経験」で最大のペテンは、石油資源の略奪である。最も簡単に確認できることは、トルコ経由で地中海にむかうキルクーク・セイハン・パイプラインを通してのキルクーク油田の石油略奪である。石油を積んだ船舶は保険会社やアメリカの沿岸警備隊によって運営されるロケーターサイト上に示される。トン数も分かるし、何隻か、その長さなど。算数をしてみれば、どれだけの石油が積み込まれたか、それに対してどれほどの対価が支払われたか、何十億、何百億ドルもの石油が紛失しているのだ。
アメリカ人が1ガロンのガソリンに4ドル支払うとすれば、そのガソリンの元となる石油はフリーで石油会社が獲得していることを何人が知っているだろうか? 誰が支払ったのか?バスラ経由でどれほどの石油が盗まれたのか? イギリスは関わっていたのか?
そしてファルージャの問題だ。我々はアメリカはなんに理由もないのに、一般人を「絨毯爆撃」をし、一帯を「民族浄化」した、と言われていることを知っている。軍が語ったという話の内容は、「抱き込まれた」プレスのいんちき話と共に暴露されている。この件でもウィキリークスは何も言っていない。我々はイラクで衝撃的としかいいようのない高濃度の放射能の存在と健康危機問題を指摘している。ウィキリークスはこの実際の話ではなんと言っているのか?
ウィキリークスは国防総省内部にいる何十人もの情報工作員によって行われている「サイドショー」であるということに殆ど疑いの余地はない。唯一イスラエルだけがアメリカ国防総省に浸透し自分たちのものとしてこのように情報を運用できる能力を持っている。ウィキリークスのアジェンダは何か? 真実を漏洩することか? もしそうならば、初期にリークされたものが、なぜニュースではなくなったというレベルの内容にまで骨抜きにされ検閲されたような内容になっているのか? 実際、リークされた多くの内容は単純に憶測であり、殆どのリークされたものは、「鳥のえさ」となんら変わらない価値のない内容である。
先週はパキスタンが槍玉に上がった。ウィキリークスはパキスタンがアフガン内部でタリバンを使っているということにしようとしていた。しかしながら、タリバンはパシュトゥン人だから、パキスタンとは仲はよくない、彼らは生まれながらの敵同士である。そのためにイスラエルとインドはタリバンは、中東で唯一の核保有国であるパキスタンに対する有効な同盟勢力であると認識しているのだ。モサドとRAW(インドの情報機関)からの援助物資がタリバン勢力に届けられている。しかしウィキリークスはこの件では秘密を守るのに必死のようなのだ。
元FBI翻訳者のシベル・エドモンドの真実のリーク情報は、移送フライトがテロリストやドラッグ、何トンもの現金の山を移動させるのに使用されたということを示す書類の存在を明らかにした。梱包された現金が毎日アフガンから飛び立っているのに、ウィキリークスのリークされたというアメリカのファイルには、ただの一ページもたったの一言もこの件にかんする言及がないのはどういうわけか?
何故ウィキリークスは暴露するよりかは、隠蔽する方により多くの時間を費やしているのか? ・・・
あらゆる嘘、殺害、腐敗などと共にイラク侵略には一つの理由が存在する。イラクを破壊することをイスラエルが欲したからだ。ウィキリークスは本当の問題点に触れるであろうか?
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